以前紹介したこともある、'95年公開のジャッキー映画の「デッドヒート」。
前回紹介したときは、リッチ編集をマスターしてなかったので、画像も何も無しでした。
そこで、本日より、何回かに分けて、紹介させて頂きます。
もちろん、日本未公開の破壊映像も含まれる、アジア公開版でご紹介いたします。
ストーリーは、香港でレッカー業を営む主人公が、事件に巻き込まれてしまい、敵にレースでの勝負を挑まれてしまい、日本(仙台ハイランド)でのレースになるという話。
至って簡潔なストーリーですが、車好きのジャッキーが、カーアクションを撮るために製作した映画というだけあって、カーアクションは、ハンパでありません。
しかも、破壊される車は、どれもこれも、当時の走り屋達の間で人気があり、また、モータースポーツ界を賑わせていた車ばかり。
さらに、ほとんどの破壊車両が、当時現行型の車ばかりというのが、恐れ入ります。
当時、学生で、現役の走り屋だった私は、真っ先に映画館に見に行きましたね。
なんと、平日の夕方にいったにもかかわらず、立ち見でした。
(大阪・梅田の映画館だったからかもしれませんが・・・)
なので、見終わったあと、総入替でないことを利用して、座ってもう一度見ました!
それでは、今日は、さわりだけですが、どうぞ。
違法改造車のレッカーに狩り出されたジャッキーは、偶然、パトカーに追跡される暴走車(R32スカイライン)が検問を突破する場面に遭遇する。

ちなみに、このスカイライン、GT-Rっぽいですが、よく見ると、GT-R仕様のR32です.
追跡していたパトカー(フォード・スコルピオ・マークⅠ)は、カーブを曲がりきれずにキャノンロールで横転する。




よく見ると、シャーシにキャノンの穴が開いているのが分かります。
そして、別の日、ガス欠で困っていた車(FTO)の応急手当中に、この車に遭遇、FTOを拝借して追跡する。
サイドバイサイドを繰り返しての大カーチェイスとなる



FTOは、ウォータータンクに激突しながらも、必死に追い詰めようとする。


二台とも、ジャンプも交えてのカーチェイスとなる。


そして、最後は、ジャッキーと警察の連携により、R32をパトカー(フォード・スコルピオ・マークⅠ)とFTOで挟み撃ちにして、犯人を捕らえることに成功します。





というわけで、1年前にデビューしたばかりの当時最新型FTOと、当時大人気で高値だったR32(グレードは分かりませんが・・・)が、二台ともスクラップになってしまいます。
FTOのエンジンルームが開いているシーンがあるのですが、とてもキレイなので、恐らく、三菱自動車から提供された新車ではないでしょうか?ただ、4気筒のエンジンが載っているので、最廉価版グレードGSのGPX(最上級グレード)仕様だったのではないでしょうか?
当時の三菱自動車は、「サンダーアーム」のコルト・スパイダーのように、わざわざ、劇用車を制作して、提供していた経緯があるようなので。
しかし、謎なのは、後半でNSXを破壊(といっても小破壊ですが・・・)するくらいなのに、GT-Rの破壊が出来なかったのでしょうか?う~ん、壊してほしかった・・・
まあ、レース仕様のGT-Rは壊してるようですが。
その車は、提供クレジットや、車の造りを見れば、本物レースカーの払い下げ車両か何かだと思いますが・・・
それについては、また、後日をお楽しみに・・・
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カースタント | 音楽/映画/テレビ
Posted at
2010/04/22 00:16:40