キャリイのエアコンをフィルター付きに変更　その①

スズキDA52Tキャリイトラックにはエアコンフィルターが付いていません。しかし後付けで付けられる様になっています。

…実は母の喘息の事もあり、先にエブリィ(母メインに運転)の方をフィルター付きに変更したついでに、今回キャリイも同様の作業をしたという訳です。

まずは助手席の床にビニールを敷きガムテープで留めて、その上に新聞紙を重ねます。
しばらくドアを開けて地面に両膝をつく事になるので、ダンボール等の上面に厚目の発泡スチロールの板を貼り付けて敷きました。クッションになる物なら何でも良いかと思います。

グローブボックス下辺りに見える、フィルター挿入口のカバーを爪を折らないよう注意して取り外し。

内部のエバポレーターはこんな状態でした。

フィルター無しだとエバポレーター剥き出しの為、埃がつまって効率低下…しかも見るからに健康に悪そうです。喘息の母には最悪ですね、作業して良かったと思います。

まずは大まかな埃や塵を掃除機で吸い取ります。アタッチメントを掃除機のノズルに装着して掃除機を掛けました。

分解しエバポレーターを露出させるには、この車種だとダッシュボードまではがす事になります。そんな事までしたくないのでフィルター挿入口からアプローチする作業内容になります。

次に粘着ローラーの粘着シートやガムテープを駆使して、エバポレーター表面に結露と乾燥の繰り返しで厚くコビリ付いた繊維性の汚れを剥ぎ取ります。都度内部をスマホで撮影し、見当をつけながら作業。

歯ブラシを延長した物で、貼り付けた粘着シートの表面をこすって剥がしました。シートはつかめる様にしておかないと剥がせなくなるので注意。

粗方やったら、エアコン洗浄剤を吹き付けます。附属ノズルを取り払い30㎝ほどのノズルを取り付け、先を曲げ処理しています。

エバポレーターは勿論ですが、フィルターが嵌まる枠内周辺にも汚れを流す目的で吹き付けました。

水を張ったバケツを傍らに用意し、歯ブラシ等でエバポレーター表面に残った汚れを掻き取りブラシを水で濯ぎます。

綺麗になるまで、これを何度も繰り返し作業。

保護眼鏡(ゴーグル)は必ず着用のこと。

自分はついズボラして着けなかった為、思いがけない方向から跳ね返った洗浄液が目に入ってしまいました。清水で１分ほど洗い流しましたが、内出血したため病院行きに…保護眼鏡を使わなかった為に痛い目にあって、治療費も結構な額支払って作業時間も延長…orz

眼科医からは失明する程の劇薬もあるので充分注意して下さいと言われました。

画像は戒めです。(閲覧注意)エアコン洗浄剤が目に入るとこうなります。

仕上げにもう一度エアコン洗浄剤を吹き付けて残った汚れを洗い流します。

だいぶ綺麗になったかと思います。

…↓その②へ続きます。

https://minkara.carview.co.jp/userid/842423/car/709945/5370679/note.aspx