SKIチューンナップテーブル、自作の巻き

正月も過ぎ、雪山では遭難事故が頻繁に起きているほど積雪があるようだが、自分は全くスキーの予定が立たないです。
そこで、気が狂いそうな自分を慰める為に、スキー板のワックスを掛けることにしました。

洗車用の脚立を二台並べ、それにスキー板を乗せてぐらぐらしながらワックス完了。でも、なんだか満足しない・・ちゃんとワックスを掛けたいし、エッジも調整出来ないし不完全燃焼です。

思えば、独身の頃はちゃんとしたチューンナップテーブル持っていたのですが、結婚を機に廃棄してしまったのです。あの頃はスキーに行く度にチューンナップしていたのにな～。かと言って、いまさら新しく買い揃えると結構な出費になるよ・・・。

そこで閃いた。

☆そうだ！チューンナップテーブル自分で作っちゃえ！


テーブルと洗車台はホームセンターで調達。

脚は洗車台の幅広タイプを使い、普段は洗車に活躍させれば一石二鳥！テーブルといっても本当のテーブルでは無く、ホームセンターにあった適当な板を調達しました。


センターのバイス。

スキーメーカーのバイスは高価なので諦めました。代わりに、倉庫に２０年物のバイスが二個転がっているのを使用。センターバイスは、ホームセンターで新規に一個購入して目どが立った。


新規で購入したバイスのパッケージ。

しかし、このメーカー２０数年も前から同じの作っているんだね。需要が有るということだよね。
でも、金型が古いのか２０年前の物より表面が荒くなってきているよ。寿命は近いのかな・・ガンバレ！

さて、今のスキー板は断面が台形でバイスで挟もうとしてもツルンと外れてしまう・・どうしようかとネットで検索していると、中央をバイスで挟み（中央は四角いので挟みやすい）前後はゴムの台に乗せるだけだという・・


半信半疑でゴム台座を作りました。

アルミの板を組み合わせてその上にゴムを貼ってみた。


両端のバイスにセットしてみると良い雰囲気。

そして、スキー板乗せると・・あれ？不思議！安定しました。やったね！


洗車台とテーブルは脱着出来るように細工

固定にはもっと良い方法が有るかもしれないが、今日のところは通しボルトで固定。
そして、テーブルには脚を追加してかさ上げしてみましたよ。


工具は１０ｍｍのＢＯＸドライバーだけで出来ます


スキーを取り付けた状態

前後のバイスは取り付けをオフセットしたいので、テーブルのバイス取り付け部分を２～３ｃｍ切り込みを入れました。
これでセンター１１５ｃｍまでのファット板までチューンナップ出来そうです（買う予定は無いけどね）。


板をセットした外観。

んっ！結構いけてるぞ！自画自賛！

洗車台は高さ７５ｃｍ。ちょっと低いのでテーブルの下に足を付けてかさ上げをした。これで腰を折らずに作業が出来るよ。
他の作業にも結構使えそう。

費用はバイス一個　￥２，９８０
古いバイス２個　プライスレス（笑）
洗車台￥３，４８０
テーブル￥２，４６０
木材脚￥１２０
金具等￥７６０
計一万円以内

さあ後はスキーに行くだけなんだけどな～