2019年11月29日
2019.11.29_もはや止められない前立腺腫瘍マーカーPSA
数値が悪化するようになってから憂鬱になってしまった4週間毎の検診の日。
採血結果↓
【骨の状態を示すALPの値】 値が多いと骨からリンが溶け出していて、骨癌が進行していると推測できる。
ALP数値: *基準値 118-335U/L
2019/2/15採血: 988 ←この日からホルモン療法開始
2019/3/01採血: 878
2019/3/15採血: 1554
2019/3/29採血: 1827
2019/4/12採血: 1736
2019/4/26採血: 1638
2019/5/17採血: 1131
2019/6/14採血: 711
2019/7/12採血: 508
2019/8/09採血: 470
2019/8/09採血: 402
2019/10/04採血: 288
2019/11/01採血: 317
2019/11/29採血: 278←今回採血結果
一時は一番危惧していた骨転移の悪化だったけど、今ではすっかり落ち着いちゃってる。
腫瘍マーカー系としては↓
【前立腺癌の腫瘍マーカーPSA 基準値 4以下】
1/16_5.31ng/mL
2/15_7.059 *この日からホルモン療法開始
3/29_0.841
4/26_0.301
5/17_0.145
6/14_0.097 *腫瘍マーカーPSA最低時期_0.097
7/12_0.136
8/09_0.301
9/06_0.705 *翌日から、ホルモン療法薬を変更(アビラテロン→エンゼルタミド)
10/04_0.796
11/01_1.582
11/29_2.490 ← 今回採血結果
7月からほぼ倍々ゲームで上昇orz
悪性度が非常に高い癌のため、最新のホルモン療法剤(これまで2種類を使ってみたが)でも、耐性を抑えられない感じで、どうしたもんか・・・
9月から使用開始したエンゼルタミドでしたが、効力がもはや見られないことから、医師の意見は本格的抗癌剤ドセタキセル(脱毛は当然の吐き気・しびれ・強い倦怠感・骨髄抑制の副作用あり)イチオシ。 それだけは避けたい・・・半年ー1年ぐらいの延命に意味を感じないから。
とりあえず、ホルモン療法のエンゼルタミドは止めて、明日から、別の薬にスイッチすることに。でも、その薬がプチ抗癌剤なんだよね。点滴タイプじゃなくて、毎日服用タイプ。
副作用は少ないということで(エンゼルタミドの副作用はもう嫌だと思っていたので)、抗癌剤系ではあるもののOKしてしまった。
その薬とは
UFT: 従来からあるようで、様々な臓器癌にも使用可能で、本格的な抗癌剤に比べ毒性は低いらしく、PSAを下げることができた人はいるとのこと。
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薬の作用と効果
【働き】
細胞の遺伝情報を持つ核酸(DNA、RNA)の合成をじゃまして、がん細胞の増殖をおさえます。胃がんや大腸がん(結腸・直腸がん)など消化器がんに広く用いられるほか、乳がんや肺がん、肝臓がん、前立腺がんなどに対する幅広い適応があります。また、手術後の補助療法として、再発予防目的に用いることも多いです。
【薬理】
テガフールとウラシルの2成分から成る配合剤です。主成分のテガフールは、体内に吸収されたあと、徐々に抗腫瘍作用をもつフルオロウラシル(5FU)に変換されます。もう一つのウラシルは脇役です。フルオロウラシルが肝臓で分解されるのを抑え作用時間を長くする役目をします。
フルオロウラシルは、核酸(DNA、RNA)の合成に必要なウラシルとよく似た構造をしているため、がん細胞が誤って取り込んでしまい、その結果として核酸の生合成を阻害したり、機能障害を起こすことにより抗腫瘍効果を発揮します。がん細胞の代謝を阻害する作用から広く「代謝拮抗薬」と呼ばれています。
【副作用】
吐き気や嘔吐、下痢、口内炎など、いろいろな副作用がでやすいです。あわてないよう、事前に医師から十分説明を受けておきましょう。軽い副作用の場合、治療を優先しなければならないことも多いです。
抗がん薬に特有な「骨髄抑制」は比較的軽いほうですが、それでも それにともなう血球減少や感染症に十分な注意が必要です。白血球が異常に減少すると、体の抵抗力がひどく落ちて感染症にかかりやすくなります。また、血小板減少により出血しやすくなることもあります。発熱やのどの痛み、あるいは歯茎出血・皮下出血など出血傾向がみられたら、ただちに医師に連絡してください。
そのほか、とくに注意が必要なのは、激しい下痢と脱水症状をともなう重い腸炎、肝障害、それと長期服用時の白質脳症です。脳症はまれな副作用ですが、初期症状として、歩行時のふらつき、手足のしびれ、舌のもつれ、物忘れなどが現れますので、そのような場合は医師に報告してください。
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【10月までの月別医療費としては】
2月: 101,960円
3月: 203,700円
4月: 167,740円
5月: 157,150円
6月: 144,230円
7月: 143,920円
8月: 161,230円
9月: 96,100円
10月: 97,920円
11月: 118,800円(11/01) + 32,190円(11/29)
11/29の処方から、薬をUFTに変えることにしたら、4週間分で15,200円とかなり低くなった。この面では評価できるけど。
【次回検診日】
12/27(金)
こういう感じで、すっかり前立腺癌の制御ができなくなってきている状態。
まだ、PSAの値自体は低いけど、倍々ゲームで上がってくと、カウントダウンもいつか始まってしまう。
本音を言えば、もう病院の薬を一切やめて、食事療法・陶板浴・春ウコン・ミネラル・ビタミン摂取等で克服してみたいんだけど、全く効かなかった場合のリスクがあるので、まだそこまでの決意には至らず。もうドセタキセル(その後にラスボスのカバジタキセルが控えているが)しかやりようが無いと医師が匙を投げたら、骨癌抑制のランマーク以外の薬を止めてみるのもいいかなと。
それにしても、悪性度高い癌はまじ強敵すぎる。
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Posted at
2019/11/29 18:40:40
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