
世間的にはお盆休み真っただ中ですが、今日はいつものMメカのお店に行ってきました。
この日のお題目はユーノス500のドライブシャフトブーツの交換になります。
一ヶ月ほど前、ビルシュタインの組み付けから約1000kmに達した時に、チェック含めて自宅で各部の増し締め作業をしていたら、左ドライブシャフトのアウター側のブーツが5cmほど裂けている部分を発見(汗)。
すぐさまMメカに連絡してパーツの手配をしていたのですが、お互いにタイミングが合わず作業までに1ヶ月ほど時間を要しておりました。
で、リフトで上げて唖然。画像をご覧のようにブーツがパックリ。
全周に渡って千切れておりました(汗)。
幸い比較的最近になって全部切れたようで、
グリスの飛び散りも少なく済み、早めに発見していたのはラッキーだったかも。
さて、ドライブシャフトブーツは、メーカー推奨の補修部品
メルトジョイントブーツにしました。
実は8年ほど前、右側のドライブシャフトブーツのアウター側が裂けた時に
このメルトを組み付けていたのですが、
その後約5万kmを走行しても破れる兆候すらなく、と〜っても優秀。
作業をしたことのある各々のメカ曰く、メルトのブーツは分割式にも関わらず、
一度も裂けたり破れたりしている物を見た事がないというのです。
その耐久性の高さが実証された形になり、今回も指名したのは言うまでもありません。
さてさて。そのメルトジョイントブーツへ組み替えている作業中、
学校の後輩でもあるYマネが通りかかった時に覗き込むなり、ポツリとこんなことを…。
「懐かしい作業してますね!!」
は、はぃ!? 今なんと!?!?!?!?!?
「最近のクルマは
ドラシャのブーツ裂けないんですよ」
えっ、えぇ!?!?!?!?!?!?
従来のフロントを駆動するFFなり4WD(AWD)のドライブシャフトブーツは
材質が合成ゴムを使っており、経年変化で硬化していくし、
構造的なこともあって数年あるいは数万km程度で破れては
交換するのが当たり前というか、それが常識でした。
ところが2000年頃の新型車を境にドライブシャフトブーツはメルトと同様に
材質が経年変化の影響が少ない樹脂製へ変ったことと、
構造的にも改良が進み「逃げ」をもたせることでブーツの引っぱりが減り、
めったなことでは破れず、結果的に交換作業そのものが無くなっているのだとか。
いわゆるメンテナンスフリーって奴です。。。
数万km程度で破れてるのは20世紀までの古いクルマなんだそうな。。。
し、知らなかった…。
やはり、こーゆーところも古さを痛感させられずにはいられませんなぁ…。
てなワケで、ちょっとした衝撃っつーか、古い常識は非常識!? と知らしめられつつも、
作業は滞りなく進み、ご覧のように組み付けが完了。
ほんと、現場に立ち会うと勉強になりまくりです。
いつまでも古き良き時代のクルマと価値観ばかりを追い求めていても
ダメだって思った次第でありました。
ブログ一覧 |
ユーノス500 改 25G | クルマ
Posted at
2012/08/17 22:55:50