松前城

松前城は初代藩主となった松前慶広の福山館が起源です。嘉永2年(1849)、蝦夷地近海に出没する外国船対策のため、13代崇広は幕府に命じられ築城、安政元年（1854）に完成したのが松前城です。
今でも残る石垣正面の3箇所の弾痕は、明治元年（1868）土方歳三らが率いる旧幕府軍の砲撃によるものです。
昭和16年（1941）には、天守、本丸御門、本丸御門東櫓が当時の国宝に指定されましたが、昭和24年（1949）の失火により天守は焼失しました。
現在の鉄筋コンクリート製の天守は、地下から2階は資料室、3階は展望室になっています。
松前城は、日本さくら名所100選、日本100名城に指定されています。

■入館料
大人360円　小中学生240円
■開館・公開時期
4月10日～12月10日
■開館・公開時間
9：00～17：00
■駐車場あり

住所: 北海道松前郡松前町