≪「RX450h」の気になる点・感じた点について、自分なりに調べた結果等を記録しておこうと思います。≫

　ドライビングを"快適に"という意味では、車内のエアコン操作についても、その操作方法を十分に熟知しておいた方が良いと思っています。
　そこで、「RX450h」のエアコン設定・操作方法について、調べたことをメモしておこうと思います。

　まずは、「RX450h」のエアコン機能のベースとなる「レクサスクライメントコンシェルジェ」です。

「レクサスクライメントコンシェルジェ」とは、「LEXUS RX450h "F SPORT"」には標準装備されているシステムで、「エアコンの設定温度、外気温、車室内温度などに応じて、前席のシート空調が自動調整される」というものです。

　この「レクサスクライメントコンシェルジェ」をベースとした上で、エアコン操作をしていて、いくつか気が付いたこと・感じたことがありましたので、メモしておきます。

≪S-FLOWモード≫

　そもそも、運転席と助手席のエアコン設定は、"別々に"設定することができます。
　風量は共通のようなのですが、温度調整は調整ボタンが別々にあることから、別設定ができます。

・ さらに、「S-FLOWモード」というのがあります。これは、フロント座席への送風を優先させ、リア座席への送風を調整するというもので、特に乗っている人が運転者のみの場合は、運転席のみの送風に切り替わるというものです。
・ この「S-FLOWモード」は、オートで行ってくれるので、リヤドアの開閉操作でリヤ席の乗員の有無を判断をしてくれるという優れものです。

≪オプション操作≫

　エアコン設定にもオプション設定があり、以下の２つの設定ができます。

（１）花粉除去装置

　オプション画面では、「運転者に矢印が向かってきている画像アイコン」で、最初は何の機能か分かりませんでした。

　これは、取扱説明書を読む前に、オーナーズデスクに聞きました。結果、「体に付いた花粉を取り除くために、上半身に集中して送風する機能」というものらしいです。なるほど、花粉症の人には重宝しそうな機能です。
　ちなみに、この花粉除去装置をONにしなくても、送風口からの花粉はフィルターにて取り除かれているとのことです。

（２）ナノイー機能（nanoe）

　いわゆるナノイーイオンを発生させる装置です。運転席窓側の送風口を通じて、肌や髪にやさしい弱酸性のナノイーイオンを放出し、空気がさわやかになるというものです。

　ちなみに「ナノイー（nanoe）」とは、「空気中の水に高電圧を加えることで生成されるナノサイズの微粒子イオン」のことで、空気中に浮遊する菌やウイルスを包み込んでその活動を抑制するというものです。カビや花粉にも効くみたいですので、結構な優れものです。

≪ステアリングヒーター≫

・ ステアリング（ハンドル）を温める機能のことで、冬場の運転時に重宝します。
・ ステアリングヒーターボタンは、ハンドルの右奥、エアコン送風口の下にありますので、使う場合、確認しておく必要があります。
・ タイマー制御機能があって、約30分後に自動でOFFになります。

 ≪シートヒーターおよびシートベンチレーター≫

　シート（運転席・助手席）に対しても快適装備があります…「シートヒーター」と「シートベンチレーター」です。その操作ボタンは、センターコンソールの奥、パーキング解除ボタンの横に並んでいます。

・ シートヒーターとは、「座席を温める機能」です。
・ シートヒーターは、ステアリングヒーターと同様に冬場に活躍しそうです。

・ シートベンチレーターは、「座席に風を送る（送風）する機能」です。
・ シートベンチレーターは、ファン自体がシートに内蔵されているようで、座った状態で、身体（特に背中）に心地よい風が吹き込みます。夏場の熱気や湿気を取り除いてくれるという意味で、とても快適です。というか、このシートベンチレーターの送風は、とても気持ちが良くて、結構、お気に入りです。

　エアコン操作は「温風、冷風、風が出る！」くらいのもの、ではなくて…、いろいろな機能がたくさんあるので、エアコンも使いこなせば、（当たり前ですが）ドライビングが快適になりますね。