結局、販売元でチェックしてもらうも事象は再現せず。
で、新品１セットとの交換となりました。

とりあえず、車に戻して再設定しましたが、今度は再発しないですねぇ・・・
設定どおりにちゃんと電源が切れるようになりました。

HUD本体はともかくも、今回は車両側のハーネスも構成を少し変更しておきました。

まず、分岐ハーネスを16ピン全結線タイプに交換。
HUDトラブル対策というより、前の分岐ハーネスが3・８・11番ピン未結線だったので、今後の点検入庫でAVカーナビ系のCAN点検に支障が出ることへの対応。

それと、このスイッチ付き延長ハーネスの廃止。

今回のトラブルの原因って、こいつのせいなんじゃないかと疑っています。
スイッチが使用１回で故障（ONのままOFFに切り替わらず）したのは当然問題ですが、エンジンがかかっている状態でHUDのBAT電源だけがOFFになる（OFFにできる）のはやっぱりマズい気がします。
前回の最終結線チェックで最後にOFFにした際に、残っているCAN信号線とGND線を介してHUDと車両の間で何か起きたんじゃないのかな、と。
この疑問に関係する問い合わせ（HUD側の信号仕様など）を販売元へしてみたのですが、サービス範囲外の情報ということで見解を返してはいただけませんでした。
まあ、仕方なし。

元々は、点検時に車両コネクタにCONSULTを繋がれた際に、HUDとCONSULTが干渉する可能性を事前に排除しとこうとしてスイッチ付きにしたのでした。
でも、HUDからUSBケーブルを抜いておけばよい話なので、たかがスイッチのために問題を複雑化させるのはやめました。

それから、HUDのコネクタの結線状況ですが、ご覧の通り。
やはり3・８・11番を使っていません。日産のAVカーナビ系のCAN信号とIG電源は使っていませんね。
その代わりに、エクストレイルでは使っていない７番ピンが実装されています。（車によっては、15番ピン（L-LINE）ではなく７番ピン（K-LINE）が使われているからか？）

さて、肝心のHUDの使い勝手ですが・・・

スクリーン上に情報がすっごい鮮明に映っており、昼間でも見やすいです。
特に驚いたのが、陽に向かって走っていてもスクリーン上の情報がきれいに見えること。

難点は、フロントガラスに映すタイプとは違い、視線をやや下に向けざるを得ないこと。それでも、メーターまで視線を下げる必要は無くなったため、楽です。

なんか、ちょっと前の戦闘機のコクピットに座ったような気分^^
ただ、ダッシュボードの上がだんだん賑やかになってきちまったい(^^;

でもこのHUD、結局はBAT電源に繋がっているということは、次の起動までは暗電流を喰って待機してるのではないかと思われます。
なので、後日、分岐後のハーネスで16番ピンを外して代わりに8番ピンを入れ、IG電源連動にしてみようかなと考えています。