一度はバイク用マーカーランプ流用で完成したコーナリングランプ。
これはこれで手間暇かけて作った完成体なんですが、当初の大きなCOB LEDを使いたいと、悶々としておりました。

なにぶんにもこのいい加減な出来。
アルミの基板面やはんだ部が露出しており、よくこんなんで「デイライトにも使える」なんて言うよなぁ・・・という感じでした。
防水性能の不安から、一度はコーナリングランプに使うことを断念しました。

でもなんかやりようは無いのかな・・・
水がノーコントロールで侵入するんじゃなくて、構造を手直しして水の侵入経路をこちらがコントロールできないかな。
そう考えていた時、ネットショップや近所のホームセンターでこんなものを見かけました。

まず、0.5mm厚のポリカーボネート板。
バイク用ヘルメットに使われてる材質です。
ポリカは仕事でも使ったことがありますが、機械的強度や耐衝撃性や耐候性はアクリルよりも断然優れてます。
うちのカーポートの屋根もポリカ製で、20年間で３回発生した車への雹被害を阻止してきました。アクリルなら貫通する雹もポリカなら跳ね返してくれます。

これをCOB LEDの表面に貼り付けられたら・・・

そしてこれ。
セメダイン社製のシーラント材です。
普通に、風呂とか水槽とかに使うやつです。

裏を見ると・・・

なんか、いろいろ良さげじゃない？？？

これ使えば行けるんじゃ？？？

ブレーンストーミング。

こんな感じにできないか？

COB LEDは灯体枠とポリカーボネート板の窓で囲われた密閉空間にいて、灯体枠とポリカの窓の間をシーリングしてあるというイメージ。

早速やってみた。

・・・これは、できたんじゃないか？？？

ちゃんとシーラント材が隙間を塞いでるし。
元々半透明のシーラント材だから、少々はみ出てもあまり気になりません。

でも、そのまんま車に繋げて大丈夫だろうか？
こいつ、電流制限抵抗もCRDもLEDドライバーも付いてないんですけど・・・