まとめ記事(コンテンツ)

2021/08/20

真夏の大爆発(解決:パワステポンプ交換②)

カテゴリ : エンジン廻り > その他 > その他

1
組み替えたパワステポンプです。

奥に写っているのが古いポンプ。
仕様は若干違いますが、一体何が原因でこんなお漏らしを誘発したのでしょう。

最後はこのあたりを考察してみます。
2
バラシてみました。


何かが壊れているとか欠けてるとかは見た目では判りません。

蓋は頑丈に留まっているものの、蓋さえ外せばパーツが差し込まれているだけのシンプルかつ堅牢な構造です。
蓋はすぐ内側にある、リング状の板バネを抑える構造になっています。
3
回転部のキャリパーに、こんな小さくて薄い鋼鉄羽根が差し込まれているだけです。

エンジン回転と共に、回転体となって風車のように周り、ベンチュリー効果(?)でオイルを圧縮押し出しする仕組みみたいです。

回してみると、キレイに羽根がシリンダ壁にくっついて回転するので見飽きません(笑

おそらく、この回転体の支持部分(ベアリングか?)に微妙なガタが出て鳴っていたものと思われます。

こんな単純な構造なので、羽根が砕ける以外、他に壊れそうな部分が見当たりません。

これ以上に分解すれば、明確な欠損箇所も特定できそうですが、残念ながらそのスキルも道具も外し方すら知らない素人でした(汗
4
2つ前の整備記録で指摘したとおり、
BMWのオイルフィルターケースは、様々な補器類の支持母体を兼ねています。

パワステポンプは、接合面から一番離れた下隅にガッチリ留まっています。

テコの原理を思い出して当てはめてみると、パワステポンプの振動が力点。
エンジンとオイルフィルターケースの接合面が支点、仮に接合面が部分的に離れていた場合は接合面の隙間端が作用点になります。

接合部はガッチリと留まっていたと思いましたが、あのパッキンの具合からして微妙に隙間が生まれていたと考えてもおかしくないでしょう。

もしかしたら、ボルトが微妙に緩んでいただけかもしれません。
5
どちらにせよ、ポンプかフィルターケース接合面から音が鳴っていたのは間違いありません。

伝わって聞こえてきたのはこの辺りでしたが(汗
6
あれだけ大量に吐き出したのは、いかにオイルが高い圧力で循環しているのかをまざまざと実感させてくれました。

また気温や経年劣化という要素が、ふとしたはずみで一気に劣化を加速させるという事も学べた気がします。

これからは時々、念入りなエンジンチェックが肝心ですね!


長々と綴ってしまいました。
お騒がせしてスイマセン。
他愛もない整備記録にお付き合いありがとうございました♪

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