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2021/06/06

【多分日本初】スマートキー用リアゲートオープナー移植

カテゴリ : 外装 > その他 > その他

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スマートキーではないヴィッツのリアゲートオープナーは、80年代の鍵穴プッシュ式そのもの。

見苦しいしので何とかしたいと思っていた。
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何か月もかけて実車や回路図を見て検討した結果、スマートキー用のプッシュスイッチ式リアゲートオープナーが移植できると判断。部品の調達と回路の検討を開始した。

作業後にはなるが、今回の記事のためにごく簡単に回路図を作成した。
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ドアロックソレノイドはSCP90用、オープナーは90ヴィッツI'll用を入手。これらはカプラーを除去して配線を組みなおせば動作することは机上での通電試験で確認した。

今回の肝である「パルス通電で接点を維持できるリレー」が無いか探していたところ、産業用部品の「ラッチングリレー」がその機能を持っていることを知り早速購入。
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実車の作業としては、まずは既存のプッシュ式ロックユニットをすべて取り外す。

そしていつも通り清掃。
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取り外した部品はこんな感じ。

今回はドアロックソレノイドの固定用ボルトのみ再利用した。
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ドアロックソレノイドはボルトオンで取り付けできるが、リアゲートオープナーはなかなか苦労する。どうやら、リアゲートのオープナー取り付け口の形状が微妙に違っているようで、どうやっても装着できない。

そこでオープナーを分解して、使用しないドアロック解除スイッチや干渉する部分を現物あわせで切ったり削ったりして、ようやく取り付けることができた。今回はこの作業に一番時間を要してしまった。
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取付作業が終わったら配線作業。

部品側、車両側のコネクタを切断して延長する。カプラーの形状が同じでもうまく使えなかったりするので、今回は必要な配線はすべて作り直して、末端をリレーに接続する。画像は常時電源のみテスト用の直結にしている。

この状態で動作試験をしたところバッチリOK!
ドアロック時にはオープナーを押しても開かないけど、アンロック時にはきちんと動作してリアゲートが開く。

今日のところはここまでとして、配線の処理を翌日にすることとした。
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配線をエンジンルームから引き込んで、リレーユニットをリアゲート内に固定、内装を戻したら完成。

やっぱり、この見た目がカッコイイ!
きちんと機能もするしね。

作業前にみんカラで調べたけど、この作業をした人は他にいなかったから、私が日本初としておこう(笑)。

先にやってる方が居たら、コッソリ教えてくださいw

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