まとめ記事(コンテンツ)

2024/04/27

やっぱり少しは下げたいじゃん?

カテゴリ : 足廻り > サスペンション関連 > 車高調整

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新年度が始まって忙しくなり、作業もなかなか捗りません😅
エンジンを下ろす前にマフラーを外す予定だったのですが、メインパイプからタイコに繋がるところの差込部が錆で完全に固着していてビクともせず…
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それじゃフロントパイプの方を先に外すかとトライしてみるも、こちらも叩こうが柄の長いパイプレンチで掴んで捻ろうがどうにもならないので、諦めて作戦変更。
マフラーパイプが跨いでいるリアのホーシングを一旦外してパイプを床に落とし、前から後ろまで繋がったままの状態でエンジンと一緒に前方に引きずり出すことにします…
3
さてホーシングの取り外しにかかりますが、リーフスプリングのサスペンションを触るのは初めてです。
とりあえず両端の目玉のボルトを抜けばホーシングごと外れるのだろうと簡単に考えていたのですが、緩めてみると何だかかなりの応力がかかっていてボルトが抜けません。不用意に外れてリーフが弾けたりすると怖いのでホーシングのUボルトを外し、リーフを束ねているナットを外し… とあちこち緩めてみますが状況は変わらず。
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原因はこのシャックルでした。
てっきりリーフのたわみに応じてシャックルの角度が自由に変化するのだと思っていたらそうではなく1G状態の角度でしっかり固定されていて、ジャッキアップすると下垂したリーフに引っ張られるためボルトが抜けづらくなっていたようです。
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シャックルの付け根のボルトはメチャクチャ固く締まっていて、手では緩められませんでした。
こんな時は常套手段、ボルトナット両側にメガネレンチをかけて車の下でエビになり、片方を手で引っ張りながらもう片方を足で押し出すように力を込めてクリアです。
ふぅーようやく外れました。
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床下は泥がこびりついていたので下に潜ってホースで水をかけ、顔から服まで泥水でぐちゃぐちゃになりながら洗い流しました。
幸い錆はほとんど無く状態は良さそうです。
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ここからはお楽しみです。
プレス機を借りに先輩の家を訪ね、メインリーフの反りを加工。
youtubeの動画を参考に50mm刻みで2回に分けて押してみました。
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マジックでけがいた元のリーフの輪郭に比べると少し平らになったでしょう。
左右でヘタリ具合が違うのか助手席側の方が曲がりにくく、だいたい同じカーブに合わせるのに少し手間取りました。
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古い塗料を削っていくとボディと同じ青い色が現れました。
これも削り落として下地を整えます。
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いつもの軒下塗装。
だいぶ慣れて手早く仕上げられるようになりました。
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せっかくなのでいつもより少し丁寧に行きましょう。
ボルト類もすべて磨いて、ネジ山をダイスで整えました。
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ホーシングには工場組み立て時のものでしょうか、溶接棒の切れ端が残っています。
貴重かもしれませんがメンテ時に引っかかると厄介なので、これは削り落としました。
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こちらも洗って化粧直し。
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すべての部品が揃いました。
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車体側もチッピングコートで仕上げて準備完了です。
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リーフは伸び側のストロークを規制できるのではと考えてメインとサブを逆に組んでみましたが効果の程は…? です。
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仕上がりました。
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番外編
文献を当たってもリーフのバネ定数がわからないので、今回の作業のついでに簡易的に測ってみました。(ご覧の通りかなりいい加減な測り方なので参考程度ですが)
ショックアブソーバーを外した状態で30kgfから80kgfにジャッキで加圧した時のホーシング高さの変化が約15mmでしたので、(80-30)kgf/15mm/2 =1.67kgf/mmという結果でした。
うーん、もう少し固めてもイイかな。
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1Gでこんな感じ。だいたい狙い通りになりました。
20
バンパーも付いて、ようやくリア周りはひと段落です。
なんとか4月の投稿に間に合いました(笑)

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