今回の弄りは、静音化対策として最も手軽に大きな効果を得られるBピラーの静音化対策です♪

まず、画像にはありませんが、運転席と後部席のサイドシルカバーを外します。
クリップで固定されているだけなので、上に持ち上げれば簡単に外れます。
なお、後部席のカバーはリアシートの座面下に固定用のクリップが隠れていますのでご注意ください。

次に運転席と後部席のウェザーストリップを下から引っ張ってそれぞれ外します （青矢印部）。
Bピラー下側のカバーは、緑丸部のクリップ（4か所）と赤丸部の爪（２か所）で固定されています。

※画像を取り忘れたので、画像１だけGPインプの画像を使いまわしています。。。(-_-;)

赤丸部の爪は、上側のカバーを両サイドから挟みこむようにして固定されていますので、外側に開くようにしてから手前に引き抜きます。

そのままカバーを手前に引っ張ってクリップ（4か所）を外します。

次は上側のカバーを外します。

まずは、シートベルト固定部カバーの下部を引っ張ると爪が外れて浮き上がります。

次にカバー上部を引っ張って上側の爪を外し、カバー中央にあるロック機構解除用のボタンを避けながら、カバーを引き抜きます。

シートベルト固定ボルトを14mmのソケットレンチで外します。

赤矢印で示したカバー固定ボルトを10mmのソケットレンチで外します。
紙ワッシャがボディとカバーの間に入っているのでご注意ください（次の画像を参照ください）。

カバーはルーフライニング内部でピンク色のクリップ（1か所）で固定されています。
カバーを手前に引っ張ってクリップを外してから下に引き抜きます。

こんな感じでボルト落ち止め用の紙ワッシャが裏面に取り付けられているので、ボルトを抜き取らなくてもOKです。

ボルトを抜き取ると紙ワッシャが下に落ちるのでご注意を。

シートベルトの巻取りリールに接続されているコネクタは、黄色のロック部材を手前に引っ張ってロック解除すれば外せます。

赤矢印で示したボルト2本を外してシートベルトの巻取りリールを取り外します。

画像はシートベルトの巻取りリールを収納しているＢピラー付け根部ですが、サイドシルに向かって大きな穴が空いています。（右側の拡大画像ではサイドシルスカートを固定しているクリップが丸見えになっているのが分かります。。。）

もう、大体の想像が付きますよね？
サイドシル内部で反響したロードノイズが、この穴からＢピラー内部に侵入。
そして天井まで反響音が拡散するという最悪の状態になっています。

Ｂピラーはドライバーの耳元近くに位置しているだけに、うるさくて当然なわけです。

なお、これ以降は都合上、助手席側の画像になっています。。。
ま、構造は一緒なので問題ないでしょw

レアルシルトで制振調整して穴も塞ぎます。

なお、画像では両サイドの穴をSTP Aero制振シートで塞いでいますが、レアルシルトで塞いでも問題ありません。

Bピラーの静音化対策（後編）に続きます。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1483128/car/2908094/5852099/note.aspx

他のデッドニングに関する整備手帳は、次のまとめ記事をご参照ください。

★デッドニング編★【整備手帳まとめ】
https://minkara.carview.co.jp/summary/15215/