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2026/06/06

カーオーディオの消費電流を、激安クランプメーターで測る 【改訂版】


カーオーディオの消費電流ですが、一般には2~3Aと言われていますが、実際にどうなのか測ってみました。
※騒音計内蔵のマルチメーターがあったので、測定し直しました。


試したのは、前に紹介したホーム用に改造した2000年頃のカーオーディオ(JVCのKW-MC35)

組み合わせたスピーカーは、16cmフルレンジ+ツィーター(ケンウッドKFC-SS1600、92dB/w at m)



電源はセルスター TE50-Sで、電圧は13.27V(実測値)
※画像なし

一方、計測に使ったのは、安物の中華製クランプメーター(KAIWEETS HT206D)



精度は、公称で±(2%+5)となっていますが、これは次のように読みます。
・精度=±(読み取り値の%+カウント数)
※実際に±(2%+5)の場合、表示が1.00Aの時の誤差は±0.07A(0.93A~1.07A)になる(注)

で、実際の誤差なんですが、ネット動画で偶然これと全く同じ機種と、サンワのDCM-600DRを比較したものがあったのですが、以下の通りでした。

・30mAの時 0.07~0.12A(KAIWEETS) 0.03A(sanwa)
・1Aの時  0.95~0.96A(KAIWEETS) 1.01~1.02A(sanwa)
・2Aの時  1.92~1.94A(KAIWEETS) 1.99~2.00A(sanwa)

参考)
【驚きの結果】買うならどっち?違いは?激安クランプメーター VS サンワクランプメーター
https://www.youtube.com/watch?v=7weBlA89bNo&t=1s


KAIWEETSも、1A以上であれば精度は範囲内にあるようですが、動画でも言われていましたが、特に微小な電流の時に表示が安定せず、常に振幅がある状態です。
※ゼロ点補正しても、測定前の時点で既にブレが出る。

なので、安物は暗電流を測るのには向かないようです。
※30mA(正常範囲内)でも、70~120mAと多めに表示されてしまう。


以上を踏まえての計測結果です。
・使用曲 モノクロームヴィーナス(池田聡)
・媒体 CD
・ラウドネス ON

(1)室内で普通に音楽鑑賞することを想定した時

・測定音圧 平均72dB/W at m(画像のオーディオ中央部の延長線上にて測定)
・この時流れた電流は、約0.95A(平均値)

(2)車で走行中(騒音を考慮しても)かなり大きめの音量で鳴らすことを想定した時

・測定音圧 平均88dB/W at m
・この時流れた電流は、約1.15A(同上)

88dBでも明らかに近所迷惑であり、測定後すぐに音量を下げた程の大音量でした。
→家で音楽を聴く場合、合計で1Wも出力していないことを実感した。


以上より、車内で聴く分には概ね1~1.2Aと、一般に言われている半分程度の消費電流で収まるようです。
※ナビ一体型の場合は、駆動部や表示部等での消費分が増えますが、+1Aほど見ておけば大丈夫でしょう。


(注)
±(2%+5)の計算方法は、以下の通り。
・測定電流:1A
・位置精度:±(2%+5カウント)
・解像度:0.01A
パーセンテージ誤差が、1×2%=0.02A
桁誤差が、0.01A×5=0.05A
従って、合計誤差は、±0.07A(0.93A~1.07A)になる。

Posted at 2026/06/06 13:33:46

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