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2016/12/18

アルミテープ効果の検証 サイクロン掃除機編その2

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整備手帳:アルミテープ効果の検証 サイクロン掃除機編 では、アルミテープ(銅箔テープ)を貼ることでプラスチック製品であるゴミカップに埃のつき方に変化があることを確認しました。

さらに実験を進めて、その事象について考えていきたいと思います。

整備手帳:アルミテープ効果の検証 サイクロン掃除機編
http://minkara.carview.co.jp/userid/2460000/car/1987570/4011785/note.aspx
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銅箔テープを貼って変化があったところをふくめて広い範囲に、アルミテープを貼ってみました。
アルミテープにより除電できているはずですが、叩いたり息を吹きかけたりする程度では埃のつき方に変化はありませんでした。

プラスチックの地が見えるところは、除電だけでなく、空気の流れで埃が剥がされているようです。
つまり、周囲より流れのはやい空気があたっていると考えられると思います。
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掃除機のゴミカップは小さいので、銅箔テープを短くして実験を行いました。

長さは30mmです。
若干、埃のつき方が薄くなったようですが、プラスチックの地が見えるほどではありません。

短い(容量が小さい?)とあまり効果が無いようです。
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長さを変えて確認してみます。
片方を60mmにしてみました。

長いほうの風下側(左側)は、プラスチックの地が見えるほど埃がとばされています。

効果を出すには、ある程度の長さが必要なことが分かります。
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銅箔テープの風下側に埃の薄い帯ができています。

写真では分かりにくいでしょうか?

アルミテープが終わったところから、再び静電気が起きて、周辺と変わらなくなりそうなものですが、そうはなっていません。
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更に確認のために、2本とも60mmにしました。

どちらも同じように、風上から40mmぐらいのところから埃が付かない部分ができています。

空気の流れの速度などにもよるでしょうが、ある程度の長さ(放電の時間?容量?)が必要なことが感じられます。
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これまでの実験を基に、アルミテープの効果を図のようにイメージしました。

空気が樹脂製部品との摩擦で静電気が起こり、剥離していきます。
剥離が起きると、その下では不規則な空気の流れができて抵抗となります。

アルミテープで静電気がなくなると、剥離が解消し本来の位置に戻ろうとします。
静電気をなくすためには、一定の長さ・容量・時間を必要とするようです。

アルミテープ通過後の空気の動きについては、風下の埃の薄い帯と関連を考えなくてはならないと思います。
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アルミテープの効果が見えるようになってくると、ただ貼ればいいというところから、効果的に貼るにはどうしたらいいのか考えられるようになると思います。

これはSaeXaが行ったサイクロン掃除機での実験とその結果による考えであって、実車とは違うかもしれません。

そのためにも、みんなで”見える化”して、より確からしいモノを作り上げていきたいです。



関連整備手帳

整備手帳:アルミテープ効果の検証 サイクロン掃除機編
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