縦貼り（空気の流れに対して直角な貼り方）は、実験結果から図のようになっているのではないかと考えました。
大きく一枚で貼っても、効果が偏ったり、不安定な状況になるように思われます。

今回は、縦張りに代わり同じ面積を小さな面積のものをたくさん貼ることでカバーする方法で行ってみます。

図は、放電索をイメージ化したものです。
狭い範囲に電荷が集まるようにすると、放電の効率が良いそうです。

これまでと同じ長方形では進歩がないので、両端をとがらせた”ひし形”にしました。

5mm幅の銅箔テープを重ならないように１５°ぐらい斜めにして見ました。

埃が付かない部分ができていません。
5mm幅の銅箔テープでは、効果がでるほどの電気的な容量、放電効果がないのかもしれません。

10mm幅の銅箔テープを重ならないように１５°ぐらい斜めにして見ました。

各テープの下側に埃のつかない部分が小さく出来ています。
期待したほどの効果が現れていません。
一つあたりの面積が足りないのか？
形状が適切でないのか？
検討の余地ありです！

比較用に30mm幅の銅箔テープを横に貼ったもので確認しました。

この大きさだと、銅箔テープの下側にかなり大きく埃のない部分ができています。
やはり、一つあたりの面積不足のようです。

縦貼り(空気の流れに対して急な角度に貼る）に代わり、小さな部分を縦に並べる方法を試してみました。
さらに、放電効果を高めるために平行四辺形にして、両端に鋭角をつけました。
更に、空気の流れが必ずアルミテープにあたるように、斜め貼りました。

残念ながら、期待したような効果は表れませんでした。
ここでの実験から考えることは、
・一つ一つの大きさが、きちんとアルミテープの効果が確認できる大きさと形状であることを確かめること
・効果がある大きさ・形状のものを複数貼ることで、大きく縦貼りするより確実な効果があるか確かめること
と、いうことです

次は、確実に効果がでる大きさと形状を探っていきたいと思います。



まとめ記事：アルミテープ効果の”見える化”と検証
http://minkara.carview.co.jp/summary/1741/