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2017/04/10

パドルシフト装着への道③(基板加工その2)

カテゴリ : 内装 > ステアリング > 取付・交換

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次にBLとCWで1番違うのが右側のステアリングスイッチです。
BLはマルチ・インフォメーション・ディスプレイなので操作スイッチが多いのです。
回路も全く違っていて、画像上側がBLですがINFOボタンを押すと回路の抵抗値は292Ωです。
CWはというとINFOボタンだけの回路でボタンを押すと回路の抵抗値は1kΩでした。
今回BLステアリングのINFOボタンをCWでも使えるようにするため、回路の抵抗値を合わせる加工に入ります。
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基板の抵抗を1kΩに打ち替えてやろうと思いましたが、1608チップ抵抗(1.6mm×0.8mm)ってことで、小さい…(^_^;)
しかも市内の電子パーツ屋で売ってますが10個単位ということで諦めて別の方法を取ることにしました。
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発想の転換で、小さい抵抗は全て取り外して先程のパドルシフト基板と同様に不用となった抵抗の足などでショートさせて、スイッチに繋がる配線に1kΩの抵抗を割り込ませる事にしました。
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という訳で、分かりにくいとは思いますがR7、R8、R9の3つのチップ抵抗を取り外してショートさせました。
短い線を使ってショートさせようとすると難しいので、長い線をペンチ等で押えながらハンダ付けして、必要な長さにニッパーで切るようにすると楽だと思います。
また、念のため表側のスイッチ端子部分のINFOボタン以外をビニールテープで覆ってボタンを押しても動作をさせないようにしました。
このときイルミネーション用のLEDを塞がないように気を付けましょう。
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そして忘れちゃいけない1kΩの抵抗を配線を切断して割り込ませます。
もちろんこのあとハンダ付けして熱収縮チューブで絶縁処理をします。
今回は使い慣れた1/4Wの抵抗を使いました。
1個21円でした。
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そして、最後にクロックスプリングに繋がるコネクタの端子を差し換える訳ですがちょっと端子の抜き方が特殊なのでやり方を記します。
先ず小さいマイナスドライバーなどを使ってコネクタ上部のロックを起こして外します。
次に極細のマイナス精密ドライバーをコネクタの表の端子穴の直ぐ横にある小さい穴に差し込みます。
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ちょっとコツがいりますが、何度かやってるとスポッと端子が抜けて来ます。
そうしたら1番を抜いて12番に、5番を抜いて14番に差し換えます。
3番の配線は今回使わないので抜いて折り曲げテーピングしておきました。
差し換え終わったらロックを元に戻しておきます。
これでステアリング側の回路と配線の変更は終了です。
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後はもと通りにステアリングを組み立てる訳ですが、分解ついでにステアリングスイッチカバーにカーボン風シートを貼り付けました。
貼る柄の方向を最近のマツダ車風にハの字になるように貼りました。
車内配線編に続きます。

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