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まとめ記事(コンテンツ)
タッチ_さん
2018/01/30
躍度とi-DM (3rd stage)www
マツダが北海道の積雪路を利用してマスコミ向けに「躍度」を一生懸命説明している事に合わせて、この躍度とi-DMの関係に焦点を当てて解説してきました。
今回は1st stage、2nd stageに引き続いて3rd stageです(笑)。
初回で躍度と運転操作の関係について述べた際、「躍度は小さい方が良いらしい」と一旦は述べました。このこと自体は嘘では無いのですが全てでもありません。したがい予告的に「躍度が大きくても悪いワケではない」と但し書きをしたのですが、マツダの雪上試乗会の記事には言及が無かった部分にこのブログの内容は踏み込んでいきます。
なぜ記事にこのことが書かれなかったのか?
だって舞台が雪上(低ミュー路)なので、大きな躍度が生じるとタイヤが滑っちゃうでしょ?(苦笑)
だからこれから書く内容は恐らく記事を書いた記者は知らないこと、流石に自動車評論屋の中には知っている人は居る筈ですが、大きな躍度は必ずしも悪ではないという話。
先ず先の二本のブログの内容を是として、大きな躍度はNGなのだと(誤解)した場合、じゃぁ貴方はどんな運転をしなければならないかをイメージできますか?d(^_^)
躍度は運転の操作の速さに依存しますからゆっくり操作しないとイケません。これは「クルマの運転に"急"が付く操作は厳禁」という定石にも一致します。また躍度を小さくするもうひとつの方法として、操作の量を小さくすれば躍度も小さく抑えられます。これはペダルを沢山踏まない。ハンドルを沢山切らない、ということですが、、、ちょっと待って下さい(^^;
例えばブレーキペダルを沢山踏んではイケないとしたら、制動力はとても小さく(弱く)なりますから、長い制動距離が必要になりますね?
アクセルを沢山踏んではイケないとなると、加速力も小さくなりますから制限速度に到達するのにとても長い時間が掛かることになります。
ハンドルはそもそもカーブに必要なだけ切らなけれなりませんから「いっぱい切ってはダメ」というワケにはイキません。となるとハンドルはゆっくり切ることに徹することになりますね。
これらを全て組み合わせる運転はすなわち「ゆっくり走る」ということですd(^_^;)。
でもコレっておかしいと思いませんか?(苦笑)
「ゆっくり走るのが良い運転」「スピードを出すのは悪い運転」なんて話は、一般公道の制限速度を境目にすりゃ成り立つ話ではありますが、サーキットでレースをするような世界なら「速い方が悪い」なんていうのは全くおかしな話です(^<>^;)。
しかし一方で、マツダが実施した雪上試乗会では躍度の大小が運転の善し悪しに大きく影響したことも多くの参加者が実体験し、記事にもなっているワケです。これは躍度が小さい運転が良い運転という側面も、決して間違いでは無いことを示しています。
以上のことから推察するwに、躍度が大きくてもダメじゃない場合も(勿論ダメな場合wも)ありそうだ、ということが考えらそうです。
さて真実はどこにあるのか?(笑)
マツダはその答えを社内で一番運転が上手い人たちの運転に求めたようです(^_^;)。
結論は躍度の絶対値が大きかったとしても、加速度変化の仕方によってはダメじゃないってことで、じゃぁその変化の仕方(させ方)を調べていったら、どうやらバネマスモデルの運動方程式を当て嵌めてあげると、エキスパートドライバーの運転操作の正解(近似解)として使えそうだと判り、その判定ロジックがi-DMには組み込まれました。
これがi-DMのもうひとつの青ランプ(走行タイプ1)と白ランプの正体です。(^-^)b
6年半前に公開されているマツダ技報という論文集のi-DMに関する論文の中で
P22
「4.2 「しなやかな運転」の判定
⑴ 「しなやかな運転」の定義
車を運転して楽しむためにはある大きさを持ったGの変化は欠かせない。G変化がある程度大きければダイナミック感があり,特に運転者にとっては気持ちの良い運転とな る。当システムでは,運転者が望む車両速度,加速度に制約を与えるのではなく,加速度を大きく変化させるのであれば上手く変化させているかどうかというところに着眼している。大きなGの変化を上手くコントロールしている状態 を,イメージと一致するよう「しなやかな運転(Smart)」 と呼称する。」
と述べている部分が真にソレです。ね?6年半も前からだよw
じゃぁこの「大きなGの変化を上手くコントロールする」という運転操作とは、具体的にどのようなモノか?というと、コレです。

はじめユックリ、徐々に速く、という二次曲線的な動かし方ですね。(^_^)b
ここまで説明してきてようやく「上手く」という単語が出てきましたが(苦笑)、この走行タイプ1と呼ばれる青ランプが点灯する運転操作が「上手い操作」であり、i-DMのスコアにも大きく影響してきます。
詳しく知りたい人はi-DMsに入りましょうw
逆にこの運転操作が出来ない人(ハッキリ言えばヘタな人w)が白ランプを点けないようにする唯一の方法が「ゆっくり操作する」なのです。(^_^)b
というワケで、i-DMは最初のブログで説明した
・躍度を抑えた運転操作が出来ているかを教えてくれる(操作をしてもランプが緑のまま)
という機能と、前回のブログで説明した
・意のままに運転が出来ているかを教えてくれる(狙い通りの操作の後にG一定で青が点く)
という機能があるのですが、実はこれらの機能って
・ドライバーがクルマに生じる加速度変化を上手に行っているか?
を判定してドライバーに教えてくれる機能の、まぁ副産物みたいなモノです、実は(笑)。
そしてこの加速度変化(躍度)の絶対値が大きかろうが小さかろうが、上手に変化させられるようになると、3rd stageでも5.0点満点が簡単に出るようになるワケですd(^_^)。
後は若干の補足というか、躍度とi-DMという切り口では非常に重要(というか厄介w)な話題があるのですが、それはこのブログにイイね!が沢山付いたら書きましょうかね(苦笑)
今回は1st stage、2nd stageに引き続いて3rd stageです(笑)。
初回で躍度と運転操作の関係について述べた際、「躍度は小さい方が良いらしい」と一旦は述べました。このこと自体は嘘では無いのですが全てでもありません。したがい予告的に「躍度が大きくても悪いワケではない」と但し書きをしたのですが、マツダの雪上試乗会の記事には言及が無かった部分にこのブログの内容は踏み込んでいきます。
なぜ記事にこのことが書かれなかったのか?
だって舞台が雪上(低ミュー路)なので、大きな躍度が生じるとタイヤが滑っちゃうでしょ?(苦笑)
だからこれから書く内容は恐らく記事を書いた記者は知らないこと、流石に自動車評論屋の中には知っている人は居る筈ですが、大きな躍度は必ずしも悪ではないという話。
先ず先の二本のブログの内容を是として、大きな躍度はNGなのだと(誤解)した場合、じゃぁ貴方はどんな運転をしなければならないかをイメージできますか?d(^_^)
躍度は運転の操作の速さに依存しますからゆっくり操作しないとイケません。これは「クルマの運転に"急"が付く操作は厳禁」という定石にも一致します。また躍度を小さくするもうひとつの方法として、操作の量を小さくすれば躍度も小さく抑えられます。これはペダルを沢山踏まない。ハンドルを沢山切らない、ということですが、、、ちょっと待って下さい(^^;
例えばブレーキペダルを沢山踏んではイケないとしたら、制動力はとても小さく(弱く)なりますから、長い制動距離が必要になりますね?
アクセルを沢山踏んではイケないとなると、加速力も小さくなりますから制限速度に到達するのにとても長い時間が掛かることになります。
ハンドルはそもそもカーブに必要なだけ切らなけれなりませんから「いっぱい切ってはダメ」というワケにはイキません。となるとハンドルはゆっくり切ることに徹することになりますね。
これらを全て組み合わせる運転はすなわち「ゆっくり走る」ということですd(^_^;)。
でもコレっておかしいと思いませんか?(苦笑)
「ゆっくり走るのが良い運転」「スピードを出すのは悪い運転」なんて話は、一般公道の制限速度を境目にすりゃ成り立つ話ではありますが、サーキットでレースをするような世界なら「速い方が悪い」なんていうのは全くおかしな話です(^<>^;)。
しかし一方で、マツダが実施した雪上試乗会では躍度の大小が運転の善し悪しに大きく影響したことも多くの参加者が実体験し、記事にもなっているワケです。これは躍度が小さい運転が良い運転という側面も、決して間違いでは無いことを示しています。
以上のことから推察するwに、躍度が大きくてもダメじゃない場合も(勿論ダメな場合wも)ありそうだ、ということが考えらそうです。
さて真実はどこにあるのか?(笑)
マツダはその答えを社内で一番運転が上手い人たちの運転に求めたようです(^_^;)。
結論は躍度の絶対値が大きかったとしても、加速度変化の仕方によってはダメじゃないってことで、じゃぁその変化の仕方(させ方)を調べていったら、どうやらバネマスモデルの運動方程式を当て嵌めてあげると、エキスパートドライバーの運転操作の正解(近似解)として使えそうだと判り、その判定ロジックがi-DMには組み込まれました。
これがi-DMのもうひとつの青ランプ(走行タイプ1)と白ランプの正体です。(^-^)b
6年半前に公開されているマツダ技報という論文集のi-DMに関する論文の中で
P22
「4.2 「しなやかな運転」の判定
⑴ 「しなやかな運転」の定義
車を運転して楽しむためにはある大きさを持ったGの変化は欠かせない。G変化がある程度大きければダイナミック感があり,特に運転者にとっては気持ちの良い運転とな る。当システムでは,運転者が望む車両速度,加速度に制約を与えるのではなく,加速度を大きく変化させるのであれば上手く変化させているかどうかというところに着眼している。大きなGの変化を上手くコントロールしている状態 を,イメージと一致するよう「しなやかな運転(Smart)」 と呼称する。」
と述べている部分が真にソレです。ね?6年半も前からだよw
じゃぁこの「大きなGの変化を上手くコントロールする」という運転操作とは、具体的にどのようなモノか?というと、コレです。

はじめユックリ、徐々に速く、という二次曲線的な動かし方ですね。(^_^)b
ここまで説明してきてようやく「上手く」という単語が出てきましたが(苦笑)、この走行タイプ1と呼ばれる青ランプが点灯する運転操作が「上手い操作」であり、i-DMのスコアにも大きく影響してきます。
詳しく知りたい人はi-DMsに入りましょうw
逆にこの運転操作が出来ない人(ハッキリ言えばヘタな人w)が白ランプを点けないようにする唯一の方法が「ゆっくり操作する」なのです。(^_^)b
というワケで、i-DMは最初のブログで説明した
・躍度を抑えた運転操作が出来ているかを教えてくれる(操作をしてもランプが緑のまま)
という機能と、前回のブログで説明した
・意のままに運転が出来ているかを教えてくれる(狙い通りの操作の後にG一定で青が点く)
という機能があるのですが、実はこれらの機能って
・ドライバーがクルマに生じる加速度変化を上手に行っているか?
を判定してドライバーに教えてくれる機能の、まぁ副産物みたいなモノです、実は(笑)。
そしてこの加速度変化(躍度)の絶対値が大きかろうが小さかろうが、上手に変化させられるようになると、3rd stageでも5.0点満点が簡単に出るようになるワケですd(^_^)。
後は若干の補足というか、躍度とi-DMという切り口では非常に重要(というか厄介w)な話題があるのですが、それはこのブログにイイね!が沢山付いたら書きましょうかね(苦笑)
Posted at 2018/01/30 20:16:53
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