まとめ記事

スカイサウンドコンポ120WのOH

CZ500Cさん

2018/02/14 1,743

現時点2018/2でほとんどが27年物の骨董品そもそも使用部品もたいしたことが無ければ、設置場所は最悪な場所という（真下をエンジンの冷却配管が通ってる） OHを完全にしないと意味ねーのよ。

現実
２０年以上経った片面基板

こんなののオンパレードよ。部品自体寿命来てるわ、その辺中ハンダ割れてるわ。あと、ハンダの表面でこぼこしてるこの状態は、リフロー時に入ったフラックスが抜けてスポンジ状態になりしかも酸化してる証。大夫劣化してるから崩れて来るんだよ。コレを全て処置しない限り、機器を修理したとはいえないし、テキトーな事をすればすぐ不良個所が出て動作不良を起こす。そんなもん、外にだせるわけがねぇ大体完全OHできるけど、当人は車両買ってすぐにスカイサウンド外して入れ替えている。しかも、自分の爆音に負けないステレオに組み替えてさえしまっている。＞よーするに価値が有ると思ってない。とりあえず目の前にある奴は腐って逝くから直して置くけど・・・・と言うレベル。 ECUもほっとくと重傷化するから直しておくというのは同じ。ま、ECUの場合は比較的楽なのと、早いウチに直せればそれだけまともにエンジン回せる状態に戻せるからねぇ。＊コレ重要

出典：CZ500Cさん
AMP基板
整理してでてきた

スカイサウンド120WのパワーAMP基板ついでにOHしとく。ここ直しておかないと、危険なんでねぇで、まー部品交換はバカでもできるだろうが、ヒートシンクついたモンはこれから先が重要。こいつの場合完全にばらすと元に戻すのが至難の業なので、ヒートシンクを締め付けた後・・・半田を一度取る。そして再度半田付けし直し、他の部品もすべて半田盛り直しをする。機械的に固定する部品は、半田でのリードの固定は最後に行う必要がある。でないと事後半田割れやパターン剥離につながる。ちなみにこの世代の機器はまだ、パワーアンプICやハーネス接続コネクタなどは後付で手半田で付いている。故、半田割れやパターン剥離によるトラブルは少ないが、機械でやるようになってくると割れがでまくり接触不良を電流が流れるところで起こしまくるのでもろにパワー素子ぶっ飛ばしたりが増える。振動を受けて他も環境が悪いところにある機器の修理は念には念を入れないとだめよ。

出典：CZ500Cさん
制御基板　チューナー
スカイサウンドのOHは・・・

パワーAMP基板とこの制御基板を完全にやらんといつ動作不良起こすかわからんのと燃える危険性がある。 VR基板と操作パネルはうごかねぇとか、音が出ねぇとかだから被害としては大したことではないからな。これは３年前にやった40Wを120W化したときの写真だから・・完成したブツはこれ謎のハイブリット（爆んで、コイツ面倒てんこ盛りは最後まで続き・・・カセットのモーター壊れてて、ジャンクからはぎ取ったモーターモジュール差し替えという最後の最後まで手こずらせてくれた。単にOHするだけなら10～15h位で完全OHできるが、解析と修理と２個一作業で30h以上かかった。これやる前にもジャンク２個から１個作るのに、継ぎ接ぎやったおかげで 20h近くかかっていた。部品そろっててこれだぞ。アナログモンの修理は中途半端にやるとあとで大事がオチだからどうしても徹底的にやらざる得ない。ほんとカセットイランのなら、メカごととっぱらったってかまわんとおもうぞトラブル減らすには。外部固定でイイならいくらでも手はあるし。・・・つーしろもんだ。

出典：CZ500Cさん
表示　操作基板
スカイサウンドコンポ120W SW基板のOH

16:40解体開始 17:20 ひとまず洗濯組立と電解交換再半田は終了・・・・・これからが問題。 18:20・・・やっとここまで。替えたボタンの突き出しの誤差の問題で、筐体に取り付けるとSWが押しっぱなしになって起動しなくなるという。良くあるパターンにはまり調整に手こずること1h・・・・・まーこれは2hかかってないけど物によりけりなんで。ねくすとすてーじめんどいなーみたら液漏れしてんだよなーまーこの個体カセットは切り離し予定だからここ終われば終わりだが・・・

出典：CZ500Cさん
カセット制御　ボリューム基板
スカイサウンドコンポ120W VR基板のOH

20:00～ 22:30にはここまできて、組み立てて動作試験。試験その他終わったのが23:00あたり・・・

出典：CZ500Cさん
ということで
これくらいやらなきゃダメさぁね。
また、カセットメカに付いてるヘッドアンプ基板もやらないとダメ。
ヘッドアンプの部分は元々増幅率が高いため、発振しやすくコンデンサ類が
死んでる現状では、良く発振してる。
無論そのままだと焼損する。
大体はこの部分の発振が原因で音が小さい等の症状出るが。
ボリューム基板上のOPAMPもとっくに腐ってるのでノイズ元だ。
シャーシャー言ってるの原因がOPAMPの不良。
VRIC周辺のカップリングコンデンサの不良で音が出ない/バランス崩れなんての
一番わかりやすいが、根本的に全電解とフィルムは交換しないとダメだ。
とっくにくたばってる。