まとめ記事(コンテンツ)

R_SWさん
2020/10/26

インジェクターDIY洗浄記事に騙され続けて、業者の公開情報を元に改良したら別物になった

カテゴリ : エンジン廻り > 燃料系 > 調整・点検・清掃

1
みんカラや個人のブログを片っ端から検証したが、『見た目が綺麗になったから完了』『最初よりは良くなったから完了』そんな完了してない記事しかなかった。

いくら使ったかわからない。なによりとんでもなく無駄な時間を費やした。

使用方法を間違えてる物は結果が出るわけがない。所極当然の事だ。

信頼できるのは業者が発信してる情報だけだ。ただ要の部分まではいかないが、少なくとも方向性は確認できる。
断片的な情報を検証をしながら裏付けし繋いでいく作業を続けた。

ちなみに
DIY洗浄の危険性を警告した記事をIRSさんの所で書かれています。
http://www.irs-japan.com/?p=1231
http://www.irs-japan.com/?p=1524
12V直接駆動は、どの洗浄業者もNGの見解です。
インジェクター内部で断線すると即ゴミなので
2
とりあえず現状の方法をまとめました。

ガソリン臭がなくなるまでは噴射しないとダメなのはさすがにわかるよね。

通電しても動かない物が数パーセント程度は当たる。

解体者の作業が荒いと余計な傷がつく
保管時の扱いがひどいとかなり残念な事が多い。
安い業者と個人の長期保管は正直踏み出す勇気がいる。
中古なのに写真を使いまわす業者は驚くほど状態を気にしない所が多いので極力使わないようにしている。
3
洗浄液の性能を落さない事が、より汚れを落とす事になるのでがんばった方がいい。
確実で楽な方法を頑張って見つけてください。
私が今やってる方法が最も正しいかは分からないので、細かい部分は説明しない。

内部洗浄した廃液の写真で、どうみても外側の汚れと一緒になってコーヒーみたいな色になってる写真を出せてしまう業者は…。
再度内部の洗浄した方がよさそうと私は考えてしまいます。
4
超音波洗浄の工程は
汚れが落ち始めるタイミングや条件を経験で積み立てていくしかない。
●洗浄液の状態
●温度
●超音波洗浄の周波数
この3つの条件は間違いなく影響する。

洗浄液は少なくとも燃料添加剤ではないし、それで代用できるものでもないのは確実と思われる。
エンジンコンディショナーも試したが力不足で、キャブレタークリナーも同様と思われる。
私が使っているものもそういいった物ではない。業務用の洗浄用の洗剤を色々試しながら配合し、洗浄液の状態をみながら試行錯誤している段階だ。

狭窄を起こしている原因は
縮合重合で生成されたものだ
しかも流れるガソリンに溶けないほどの頑固なものだ。
数か月パーツクリーナーに漬け込んで保管しても取れないものだった。
メガネのコーティングを残すような家庭用超音波洗浄機では非力すぎる。
あまりにも非力で、いつ洗浄が終わるとも知れない状態で、待てずに2台買ったが結局ゴミになった。
業務用である程度の価格から周波数を切り替えられるタイプが選べる。中華製品は作りが雑で機種ごとに、これはこの性能がまあまあいいけど他がいまいちみたいな物しかなく、現状勧められる物がない。例えば温度計が10度くらい平気でずれている、電源入れてしばらくは2つの機能を同時に使うと停止するとか…。別の意味でも目が離せない。
必要な条件の洗い出しがもっと明確になればいいんだが、それを満たすまともな機械は何十倍もするかもしれない。

インジェクターに供給する電源は
日本製の電源装置で安定した電流を発生させて、それをパルスを発生させる回路を通し、ソレノイドを動作させている。
電源周りは少しごちゃ付いてる所以外は今の所、文句がない。
これについても具体的な製品は挙げない。目的の為の手段の一つで挙げたはずが、見る人によってはその方法が目的化してしまうからだ。
それが今日のインジェクターDIY洗浄の共同幻想だ。
5
圧力弁構造による試験はオリジナル
洗浄効果の確認の噴射テストで確実なゴールを明確化したかった。
今の洗浄方法より先にこちらが先だったので、?記事だとわかった上で潰し続けていたわけだが、あまりにも多すぎて正解にたどり着かなかったわけです。

https://www.denso.com/jp/ja/-/media/global/business/innovation/review/05-2/05-2-doc-dissertation5-ja.pdf
これによると噴射孔部分だけでなく、その前に一度衝突させる事も大事で
噴射孔の奥側の状態もクリーンにしなければ最適な噴射は得られない事になる。

実際本当に詰まりなく抜ける所まで洗浄できると特に12穴は別次元に変わるタイミングがある。
容器に噴射して壁面に当たっても舞うような微細な霧だ。
アダプターを外して内圧が圧がブシュッと抜ける音がしててもダメだ。
狭窄がなくなるとそれも起こらない。
私はそこをゴールとしている。

みんカラとかの情報は全然核心に届いていない、コピー記事が目立つ。
触りだけで知った気になって満足して
正しいかどうかは重要ではいようだ。
ネットに書いてある事は正しい、だからそれを元にしたから自分は悪くないそういうことを平気で言ってくる方がいる。

自分の手を動かそう。
机上の空論を練るだじゃなくて
現実と向き合って開きがないか考えよう。
答えは準備万端確実に用意されているほど単純ではない事を認識しよう。
現実と向き合わなければ、自分の中には妄想しか残らない。
6
ASNUとかはライセンスでやってる所多いけど
洗浄液高いこと、汚れがひどさには差が大きい事を考えると
おそらくそのままだと導入はしたけどあまり儲からないのではないかと感じる。
なので
AZNU TOKYOのようにメインの機械だけでなく改良を続け、時間をかけずに確実に落とす技術を高めるか
逆に
積極的に機械にかけるだけはするけど、一定の作業だけやって工賃貰って終わり、洗浄液も利益の為に必要以上に交換しない。
という2極化が進む体系のような印象を受けます。

日本では、見えない物、物がセットになってないサービスには、お金を渋る人がいる市場では特に、良いサイクルが回りにくいような気がします。
金めぐりが悪ければ、わからない素人をだますような業者も少なからず存在するわけで…
かじっただけの中途半端な知識でどうにか安くできないか殴りこむのではなく、自分の手も動かしてできないからこそ、ちゃんと対価を払って頼む、そういうバランス感覚を持ち続けたいですし。そういう人が増えてほしいです。

説明用の写真を用意したとしても
方法ではなくアプローチを伝えたかったので記事を書いてもどうかなと思っていましたが
今回イラストを起こしたので記事にしてみました。
多くの人の結果だけのそれ以外の無関心から生まれた共同幻想の被害者が減る事を祈ります。
7
最近、『洗浄済』というキーワードを付けた出品物が増えてきていますが、
噴射テストを挟みながらでないとどこまで回復したか誰もわかりません。
作業が目的の場合は洗浄のみになるでしょう。仮に中途半端な作業で汚れが一度柔らかくなり、再度固まり悪化させたとしても、その確認はないわけです。
回復させることが目的ならば、洗浄と噴射テストはマストでセットです。

廃液とかだけで、具体的にどこまで洗浄作業したかを示していない出品物で、それについて質問して無視したりするような所は、大した洗浄やテストもせずにどこまで性能回復したか把握しないまま出品していたり、騙しても売ればいいや、ちょっとは掃除してますで逃げ切るつもりか、どちらにせよまともではないので、やり取りでトラブっても構わない、洗浄してないと思って入札を考えた方が良いです。

同じタイプのインジェクターでも低年式化が進むほど廃車部品の状態は年々悪化していきます。
程度の差はあるにしても、取り外してから時間が経っただけでも悪化します。
なので、徹底的な内部洗浄でリセットするか、新品部品が出るうちは交換が良いです。

コロナ以降、転売が騒がれますが、自分さえ良ければ騙そうがなんだろうがいいみたいな転売屋が増えて嫌ですね。
誰でもできる事で薄利をガツガツしながらかき集める事よりも
感動するような物を提供する為の努力を積み重ねて他と比較されないオンリーワンになるような所で、成果に合った対価を貰えるような方向に労力を割くような人が増えてくれるといいなと思います。

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