まとめ記事(コンテンツ)

2019/06/23

RZVの復活に向けて その25


コンデンサの劣化によるCDIの故障と考えられたため、基盤を取り出して交換しようとしましたが、ケースの中身は細かいガラス片が混ざったコーキング剤で密閉されており、基盤を傷めずにコーキング剤を取り除くのは不可能でした。

次なる策として社外品を探してみたのですが、不具合があったということで販売中止。TZR(1kt)のCDIを流用する方法もあるのですが、こちらも生産中止。

色々探してみると、ヤマハ2stで使えるCDIとYPVSのコントローラが一体となった物の製作方法を公開しているホームページを見つけました。

色々セッティングも弄れるようだし、今後の維持も考えて、こちらの情報を参考にCDIを自作する道に進むことにしました。


マニュアルに従い、必要な部品や基盤を揃えて製作開始です。


最近老眼がで始めたので(^^;、細かい半田付けは苦労しましたがなんとか完成。

さっそくRZVに取り付けて始動を試みますが火が入りません。

開発者のアドバイスをいただきながらチェックすると、ピックアップコイルの信号線のコネクタが途中で外れていました。組み付け時にテスターでチェックしていたのですが、他の部品の組み付け時に引っ掛けて外れてしまったようです。

配線をつないで始動するとエンジンに火が入りましたが、V3状態。
右後ろだけ火が入らないのでアクセルを煽らないとすぐに止まってしまいます。
でも、他のシリンダーに火が入るということは、回路的には問題がなくてプラグが被ったかプラグキャップがきちんと嵌っていないってこと。
確認してみると、プラグコードとキャップがきちんと嵌っていませんでした。

これを修正すると無事V4エンジンになりましたが、新たなトラブル発生です。
YPVSが2、3回に一回の割合で作動範囲を超えて動作しようとします。
何度かキーをひねって確認していると動作しなくなりました。

モーター部が焼けてしまった可能性があったので、純正YPVSコントローラに取り替えたら無事動作。どうやら自作CDIの方が壊れたようです。

またもや開発者のアドバイスをもとに基盤をチェックすると、5Vが給電されているはずの場所に9.5Vの電圧が。さらに調べると12Vから5Vに落とすスイッチングレギュレータのところで配線ミスが見つかりました。


配線を修正して再度始動すると無事エンジンがかかりました。

Posted at 2019/06/23 21:13:34

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