まとめ記事

アルミ複合板で色々遊んでみたまとめ

boogiemenさん

2019/12/13 2,300

アンダーフロアパネルとディフューザーを作ろうと思い立ち、ついでに色々作ってみたまとめです。しっかり作らないと素人感が強く出てしまいますが、意外と使える素材です。

まず出だしはここからでした。プラダンで型を作ってみました。
ゴルフの開きとご意見希望

ホームセンターに行くと必ずペットコーナーに立ち寄るのですが、ネコは無敵だと思うのは私だけでしょうか。何故ならカワイイから。今日も何故かベンガルがアメショーの乳を吸ってました。オスなのに、、、。それはさておき、道を歩いていたらゴルフの開きが落ちていました。意外とデカいね。近くにNoteがあったので並べてみると変わらんくらいじゃないか？仮に、仮にですよ、クルマの底面をフラットにするとしたら何色がイイと思いますか？材料の候補として今最有力なのが「アルミ複合板」ってヤツです。樹脂材をアルミでサンドイッチした構造でアルミの無垢板に比べて半分くらいの重量みたいです。今日ホームセンターで現物を見てみましたが、ラリーのアンダーガードにはならないまでもボディパネル程度の強度はあるように感じました。あと樹脂パネルみたいに”割れる”事も無さそうです。で、ホムセンにあったのはアルインコの製品でしたが色のバリエーションがこんな感じです。当初何も考えずに黒かな～って思ってましたけど、実物を目の前にすると本当に黒でいいのか？と思いました。この黒は艶があるんですよね。底面全部艶あり黒ってなんか違 ...

出典：boogiemenさん
いきなりですが、フロアパネルとディフューザーが暫定的に完成しました。
指にマメができるほどの

フロアパネルの件では皆さんご意見ありがとうございました。ブラウン系の支持が多かったのが意外でしたが、かなりばらけた結果になりました。と言う事で、どちらに転んでも自己責任って事で最初の印象でTステンにしてみました。全部で４枚必要だったのですが、３枚はTステン、ディフューザー部分のみ艶消しブラック１枚って感じです。詳しくはまた改めて整備手帳にでもしますが、とりあえず形にはなりました。どや！！！！！エンジンのアンダーガードはそのままですが、そこからディフューザーまでオールフラットですよ！これね、シリンダー換えるより苦労した気がする。夜な夜なカッター片手に切断作業、おかげで久しぶりに指にマメができました。果たして何らかの効果はあるのだろうか。とりあえず暫定なので少し様子を見てチリ合わせとかして仕上げたいと思ってるのですが一つ相談があります。ディフューザーはこんな感じです。３次元的にエロいでしょ！？コレ外したパネル見ると我ながら芸術的ですよ。で、相談と言うのはこのディフューザーなのですが、良くあるフィンを付けた方がイイですかね？元々付けるつもりではいたんですが、あのフィン ...

出典：boogiemenさん
ディフューザーにフィンを付けるかの検討。
くつした＆ソックス

良く立ち寄る道の駅にヤギが何匹かいるのですが、子供が生まれたって聞いたのでちょっと立ち寄ってみました。むちゃくちゃカワイイんですけど。毛の色からだろうけど「くつした」と「ソックス」って名前なんだって。ハイジのユキちゃんがピョコピョコ跳ねるのは本当だと言う事がわかりました。と言う事でアンダーパネルを装着した状態で少しだけバイパスを走りました。100km/hを超えるか超えないかの巡航レベルですが、楽に走れるようになってるのは間違いない気がする。制作者の願望効果で３倍の成果に感じているとは思いますが、今まで通りのアクセルだと思ったよりスピードが出るので加減がシビアになったと感じます。これはダウンフォース云々ではなく床下の空気抵抗減の効果でしょうね。まだちょこちょこ仕上げをしているのでガチで踏んではいませんが、そういう加速にはどんな効果をもたらすのか楽しみです。で、フィンの有り無しについてはこの前も沢山のご意見ありがとうございました。フィン有　３票フィン無　２票また微妙な数字で意見が分かれました。相変わらず悩ませてくれますね～。とりあえず４枚同じ形のものを作って適当に当ててみた ...

出典：boogiemenさん
で、最終的に完成したフロアパネルとディフューザーのレビューです。
自作アンダーフロアパネル+ディフューザー

アルミ複合板で作りました。自分で作ったので効果は話半分で聞いてください。エンジン下は元々のカバーで概ねフラットですが、後半のタンク辺りから全部丸出し感が強かったので作りました。特にリアバンパーの辺りはどう考えてもパラシュートみたいになってるとしか思えません。フロアパネルとして使ったのは３枚。プラスディフューザーとして１枚の計４枚です。フロアパネルとしては空気抵抗減と言うか整流が主な目的ですがコレ結構効果ある気がする。全く同じ環境を作れないので実験的な検証はできないですが、例えば100km/hで巡航している時の要求負荷が５～１０程度は低くなっているように見える。言い換えるとブースト圧(負圧ですが)で0.1キロ少ない感じで巡航できる。加速感はもはや感覚でしかないですが、60km/hくらい以上から効いていて追い越し加速とか結構楽。街乗りレベルでは何も変わらんね。エンジンルームからの熱抜きも一応作りましたが、今のところ以前より吸気温度、水温、油温とも上がった印象はありません。しっかり抜けてくれているみたいです。ディフューザーとしてはどうなんだろう。前 ...

出典：boogiemenさん
フロアパネルとディフューザー作成の整備手帳
アンダーフロアパネル＋ディフューザー作成

製作過程ではありませんが、ポイントだけ残しておきます。まず標準のフロアトリムを外して糸を張ったりしてどこでどう収めるかを考えました。見た目はあてにならないのでこういう工程は結構大事です。

出典：boogiemenさん
ディフューザーについてはちょっと物思うところがありました。
本当はこうしたかった(ディフューザー)

今回フラットボトムからのディフューザーを気合いで作成しましたが、叶うならこうしたかったって形があります。基本的に私は空気の力学的な知識は中学生レベルなので今回の検討はココの解説を完全に鵜呑みにしています。ムーンクラフトさんブログ(リンク)曰く、フラットボトムの地上高は１０ｃｍ位が具合がイイ。ディフューザーは１０度位の角度がイイ。どちらも過ぎたるは及ばざるが如しとまではいかないまでも、効果は減ってしまうらしい。と言う事で、実際どう納めるかを考えました。バンパーをぶった切ってしまえばどこまでもイケるでしょうけど流石にオッサンなので常識的な範囲で考えるとここまでが限度でしょう。リフレクターを移設してしまえばもうちょっとイケますが、純正っぽくなくなっていくのでとりあえずこの位置とします。一方、始点はどこまで前にできるのか。タンクの後ろあたり、この辺りが一番前だと思われます。ディフューザーがもたらすダウンフォースはディフューザーの少し前あたりらしいです。丁度車のお腹辺りになるのでバランス的にもイイんじゃなかろうか。これを角度で表すとこんな感じ。断面が７なのはご容赦く ...

出典：boogiemenさん
材料が余ったので色々作ってみます。まずはサイドスカートから。
参考試作品　その１

アンダーパネルとか作ったらアルミ複合パネルの切れ端が結構残りました。更にはパネルはブレースギリギリに作りましたが横から覗くと横っ面が見えます。と言う事で、余りものでサイドスカートを作ってみます。みました。これはTステン色そのままです。余りもので作れる範囲なのでド真っ直ぐな感じですが如何でしょうかね。まあこの色のままって事も無いのでPC上で塗ってみました。まず良くある黒。影と見分けが付きにくいですが、やっぱ外装弄ってる感出ちゃいますかね。次に純正色。これ結構違和感無い気がしませんか？注：あくまで参考イメージです。実際の商品とは異なります。

出典：boogiemenさん
サイドスカートのレビュー
自作サイドスカートと言う名の腹隠し

アルミ複合板余り物シリーズ第1弾。アンダーフロアパネルをアンダーブレースに合わせて高さを設定したら横っ面が見えるようになってしまいました。まあ見えないっちゃー見えないんすが、空力的には横から空気が入ったり出たりしない方がイイとどこかに書いてあったので余り物で作りました。本当は素材がもうちょっと余っていればしっかり作れたと思いますが、なにぶん余りなので良く見ちゃいけないレベルです。これ自体の効果なんてわからんね。見た目ノーマルがついに破られる日が来ました。でもできるだけノーマルだと言い張れる感じには抑えておきたいと思っています。まあ可笑しくはないでしょ？

出典：boogiemenさん
もう一つカナードを作ってみます。検討1回目。
参考試作品　その２

まだ切れ端が余っています。って事でもう一つ作ってみました。デカすぎますかね？黒だとそれっぽい雰囲気出ますが流石にもはやノーマルルックでは無いですよね。と言う事で純正色。色がベタ塗りなので塗り絵みたいですがこれならちょっと大人しいですよね？イヤ、ノーマルにしか見えんな。絶対。この材料メチャクチャ使い勝手イイですよ。小さいものならまだ作れそうです。何かイイアイデアあったら教えて下さい。

出典：boogiemenさん
からの検討2回目。
参考試作品　その３

この前シビックのTCR車両を見た時にフロントのサイドグリルはダミーだと言う話をしました。タイトル画像はその部分です。で、うちの６Rはこうなているのです。左上の切り欠きは何のための穴なのか不明ですが、グリルの先はすぐに板があって風を取り込んではいないのです。これはやっぱり抵抗なのではないか？ゴルフのTCR車両はこうなっています。やっぱりサイドはダミーです。そしてアルミ複合板はまだ余っています。って事で、無くしてしまったらどうだろう？こう言う事。流石にこの色はまずいので、黒にしてみるとこんな感じ。実際にはDRLは残すとしても意外と悪くないでしょ。左はサブラジエターがありますが、その部分以外は同じようにしてもイイのでは。因みに純正色だとこんな感じ。ベタ塗りなのでイマイチですがどうですかね？やっぱ黒の方が自然かな～。ついでにこの前のカナードですが、ちょっと黒に塗装して仮付けしてみました。どうっすか？コレ黒で良くないですか？悩むな～。更にさっきのと組み合わせるとこんな感じ。やっぱやり過ぎですかね？ご意見求む。

出典：boogiemenさん
からのカナード完成に至る様子
プロダクトデザイン

この前カナードの件でご意見を募った時も沢山の方からコメント頂きまして、本当にありがとうございます。みんカラはこういうところが本当にイイと思います。意外と意見が偏らないのが面白いですね。もちろん実行できるのは１個だけなので、ご意見頂いた通りにならない方も出てきてしまいますが、しっかり意見は汲んで考えております。懲りずにまたお願いします。と言う事で、タイトル画像の通りとりあえずカナードが完成しました。ついでにグリルカバーも一緒です。この前のご意見から考えたのがコレ。これは前回の画像に落書きをしたものです。まず下のが角度付き過ぎなので短くして横幅も小ぶりにする。グリルをパネルにしてしまうなら逆に上のを下のと似た形にして、更にDRLの下のラインに合わせよう。全体的には丁度ライトのデザインが近いのでその角度に合わせよう。前から見るとこう言う事。いろんなところの角度が丁度イイ感じです。で、どや！！！！もう自然すぎて純正にしか見えんだろ！グリルのパネルは切って合わせるだけだろ？と高を括っていたのですが、見事に裏切られました。DRLのところだって奥行きがあるので隙間ができないよ ...

出典：boogiemenさん
一応カナードのレビューも書きました
自作カナード+グリルパネル

アルミ複合板余り物シリーズ第2弾。機能していないフロントグリルを殺して代わりにカナードを付けました。 GT５００見た後なのでわかりやすく影響されています。左サイドのサブラジエターグリルはもちろん生かしてあります。これ単独の効果は、、、わからんね。ディフューザーはやっぱりリア寄りだと思うのでちょっとはフロントのダウンフォースに寄与する事を願う！！ついに外装に手が加わってしまいましたが、まだノーマルに見えると本人は信じています。

出典：boogiemenさん
一応素材としてのレビューはコチラ
三菱ケミカルアルリーダー

所謂アルミ複合板です。ボディパーツのカテゴリーでいいのかわかりませんが、素材として使ったレビューです。建築や看板に使われる素材でホームセンターなどでも売られています。基本的には建築用なので寸法は1820㎜×910㎜。色が限定されますがもう少し大きいものもあります。ホームセンターだとお店によってはハーフサイズもあると思います。発泡ポリエチレンをアルミでサンドイッチした構造で、強度のわりに軽いと言うのが特徴です。アンダーフロアパネルとディフューザーを作るのが目的だったので最初はアルミ板にしようと思いましたが、重さが気になったのでこの素材に行きつきました。結果的には強度も十分かつ軽量に作れたので満足しています。重量は先ほどのサイズの1枚で4.4kg。実際には切り出すのでディフューザーは2kgに収まりました。使い勝手ですが・切断はカッターか金切りはさみで可・可ではあるがサクサク切れるわけでは無いので大物だと手にマメができる・両面に養生ビニールが貼られているので切る場所を直接書いても後で剥がせば大丈夫・ｒ＝50㎜位までなら頑張れば手曲げが可・それ以上 ...

出典：boogiemenさん
最後に加工のポイントをまとめました。
アルミ複合板の加工ポイント

色々作ったアルミ複合板ですが、加工のポイントを残しておきます。まずサイズは基本的に1820㎜×910㎜なのでどうやって家まで運ぶかは事前に確認しましょう。素材の断面はポリエステル樹脂をアルミでサンドイッチしたもので総厚は3㎜のモノが多いと思います。私はアルリーダーって商品を使いましたが1枚当たりの重量は4.4ｋｇ。

出典：boogiemenさん
買って付けるだけじゃないので手間暇はかかりますがDIY好きにはお勧めな素材だと思います。
ディフューザーにフィンを追加したので加筆します。