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2014/09/05

「マツダ ロードスター THANKS DAY IN JAPAN」 (前編)



NDロードスター誕生の前日、新幹線で東京入りしてその足で秋葉原へ直行。

明日誕生する新生ロードスターを綺麗に残したいと思い、EOS 70Dを購入しました。







運命の日。

2014.9.4マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN


開場1時間前

既に長蛇の列が。

しかも、その中には馴染みの顔もたくさん♪
やはり皆さんもこの日を心待ちにされていたのですね(^^)



私も招待状の裏に書かれている整理番号に従って列の中へ。

前後の方と確認を取り合って順番通りに整列します。

こうして待つ時間も“新しいロードスター”への期待で胸が高まります。


「新しいロードスター、一体どんな姿なんだろう・・」

自分の頭の中で想像図を描きます。


そうしている内に開場時間を過ぎ、
前の方では入場が始まったようです。

私は最後尾の列なのでじっくりと待ちます(^^)

少エントランスへ到る坂には、レッドカーペットならぬ

黒基調に赤のラインが入ったカーペットが敷かれていました。

マツダの方々が並んで出迎えてくださっています。


本日新型ロードスターのお披露目となる舞台は、

「舞浜アンフィニシアター」

シルク・ドゥ・ソレイユの公演も行われていた舞台です。


私たちの列の番が来たので、前の方に続いてカーペットを歩きます。


坂の途中には歴代のロードスターが展示されていました。

1989年 ユーノス ロードスター誕生(NAロードスター)





1999年 ロードスター 10周年

「NBロードスター 10周年記念サインカー」






2009年 ロードスター 20周年

「NCロードスター 20周年記念サインカー」





そして、 

2014年 ロードスター 25周年

「25周年記念車」



会場に入る前から “粋な演出” が用意されていて、 気持ちが昂ります。


最後に出迎えてくださったのは 、

NC、そして次期(ND)ロードスターを手掛けられた山本 修弘 主査

撮影をお願いしたら、快く引き受けてくださいました(^^)



建物の中へ。

入場ゲートでチケットを見せて、これを手渡されました。

セレモニーで使う事になるそうです。

入口付近にはパーテーションで区切られており、
この奥にもなにかありそうな予感。

後ほど見る事ができるのでしょう(^^)

示された順路に従い奥に進んでいくと・・・

通路の壁にも演出が

※分かりにくいですが、液晶パネルです。

ロードスターの歴史を写真で振り返る事ができました。

そしていよいよ新型ロードスターがお披露目されるホールへと入ります。

席は一部を除いて自由席

既に前列は埋め尽くされていたので、
ステージが正面に見える後方の席をキープしました。
開場全体の雰囲気を味わうには悪くない場所かも(^^)

ちなみに前の席からの景色はこんな感じ

やはり前列は迫力が違いますね。

一旦ホールを出ると、先程開場に入ってきた通路とは反対側の壁に
こんな演出を発見♪

さすが! 徹底しています(^^)

お手洗いから戻って会場を見渡してみると、気付いた事が。

報道関係者のスペースが後列の両端(会場のいちばん隅)
に配置されています。

あくまでもロードスターファンが主役

と考えてくれているんだと感激してしまう発見でした。



予定時刻の午前9時半になりました。



会場が暗転し、私がNDロードスター購入を決意するするきっかけとなった
この映像が流れます。


続いてプロローグが流れ・・・






最後に「MAZDA ROADSTER THANKS DAY IN JAPAN」の文字が!

光を織り交ぜた映像の演出、素晴らしかったです。
(写真の中でキラキラ輝いている光は立体的に見えるようになっています)

ステージでは今日のプレゼンターを務められる二人が紹介され




先日の広島市内における豪雨災害のため、この会場に来る事が叶わなかった
マツダ社長 小飼 雅道氏の挨拶文が読み上げられました。
(会場内には今回の豪雨災害に対する募金箱が設置されました。)

マツダにとっても大切な場所での災害、改めて哀悼の意を捧げます。

挨拶が終わり、ひと段落ついた所で
とつぜん客席が星空のように煌めきました。

視線を落とすと、入場する際に渡されていた腕時計型の機会が発光しています。

ざわめく会場。
これから始まる本番の前に、観客に対するリハーサルだったようです(^^)

そして、いよいよ新型発表のセレモニーが幕を開けます!

ステージ上のスクリーンに集まる会場の視線

再び映像が流れ始めます。





「あなたにとってロードスターとは?」
 


まずはNAオーナー

ロードスターとの出会いや、エピソード等についてのインタビューでした。
画面の左下、ステージ上に本物のNAロードスターが照らし出されます。

続いてNBオーナー

ひとりひとりにロードスターとの物語があります。

最後にNCオーナー

それぞれロードスターに対する熱い想いを語られました。

※公式の映像なので、写真の加工はしておりません。

ステージ上のNA、NB、NC全てのロードスターにライトが当てられ、
続いて登場したのはロードスター専門ショップ「ガレージハンドレッドワン
の大貫さん。


オーナーだけではなく、ロードスターと接するいろんな方の声が聞けました。








映像は一旦終了し、カメラは会場の様子を捉えます。

この会場に駆けつけたファンにもインタビュー
テレビに映れるのは前の席の特権ですね










そして再び観客の視線はスクリーンへ


“ Zoom Zoom ”



“マツダにとって、ロードスターとは?”



どうやら今度はマツダの視点のようです。

映像はロードスターが誕生する前の時代背景の紹介から始まりました。


営業本部 担当だった山本 健一氏


当時の開発ノートにはこんな一文が

「車は、文化です。」


(新型ロードスター開発主査の山本主査も雑誌の取材に対して、

「クルマをつくるという感覚でおったらダメなんです。
  文化をつくるというつもりでないと。」

と答えておられました。)



そして始まった企画は “オフライン55” と呼ばれました。
(最終的に世の中に送り出せるか、五分五分という意)


正式に承認されたプロジェクトではなかったため、当時の開発スタッフ(有志)は時間外に工場の一番隅の川沿いの建物内で、時には泊まりがけで開発を行ったそうです。


ロードスターオーナーの間では有名な
「リバーサイドホテル」の逸話ですね。



こうした苦労もあり生まれたのがプロトタイプカー、「V705

これを見た幹部が、

“このクルマには文化の香りがする”

と言って開発のゴーサインを出したそうです。




こうして生まれたロードスター。


3代に渡って進化、熟成を続け、2005-2006年には

「日本カー・オブ・ザ・イヤー」

を受賞しました。



実行委員長 山崎 憲治氏は、



「2人乗りのスポーツカーが「日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したのは
 初めての出来事。

 工業製品でありながら、人の感性楽しさという価値を魅力にクルマを作り上げた。

 今年の“日本カー・オブ・ザ・イヤー”は世界に発信された。」

と語っておられます。



さらに、ロードスターは

「世界で最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」

としてギネスブックに登録されました。

※スクリーンに映し出されているのは、ロードスターが持つ「もう一つのギネス記録」の賞状です。


そして今現在もその記録を更新し続けています。




また、ロードスターの故郷である広島、三次のテストコースで行われた20周年記念イベントには、全国から1600台ものロードスターが集いました。




まさしく文化になったロードスター。








そして映像は最初の問いかけへと戻ります。







“マツダにとって、ロードスターとは?”















“ロードスターは、マツダの魂です”









この瞬間は本当に涙が出そうになりました゚(゚´Д`゚)゚

本当に素晴らしい演出をしてくれます。




もう感極まって一杯一杯なのに、
映像は非情にも待つことなく続きます(笑)





今度は、新型ロードスター開発スタッフの
NDロードスターにかける意気込みが紹介されます。






チーフデザイナー 中山 雅


 見た瞬間に好きになり
 触れるたびに愛おしくてたまらない
 「これぞロードスター」というデザインをファンに贈る。






車両開発本部 高松 仁


 
人の心を突き動かす感動を秘めた
新型ロードスターを造る。







商品本部 商品企画部 中村 幸雄


「人が中心のクルマ創り」で
誰もが楽しめるという価値を
徹底的に研ぎ澄ます!






技術本部 安井 伸一


このクルマのすべての提供価値は
人馬一体を進化させた上で語れるもの
あらゆる面で軽量化優先思想を貫く!






マツダ ロードスター 主査 山本 修弘


「守るために変えていく」
その為の挑戦は私の使命であり責任である。

「感謝」を忘れず、「大切なものを継承し創り続ける」
誇りをもって新しいロードスターをお届けしたい。









※そのままをお伝えするため、敬称は省かせて頂いています。





開発スタッフの皆様も、我々以上に熱い想いで
ロードスターに向き合っておられます。






そして、いよいよカウントダウンが始まりました!



30秒前


 
 














20秒前


 
 














10
(手元の“腕時計”が光り始めました)






























(“腕時計”が激しく点滅します!)































会場が一瞬暗くなり・・・・



次の瞬間、一際明るく照らし出された先には


ロードスターのシルエットが!


最初に目についたのはLEDのテールランプ






ALL NEW MAZDA ROADSTER




さらに、後ろの暗幕が上がり・・・


なんと、白いロードスターも姿を見せました!

 
新型ロードスターは世界3拠点で同時公開されましたが、
白のロードスターがお目見えしたのは日本だけではないでしょうか。


そして、スクリーンに大きく映し出され、
ようやくはっきりとその全容が判明しました。


もう興奮を抑えきれません(≧ω≦)

アップで!


正面から。
 

夢にまで見た新型ロードスター誕生の瞬間に

立ち合う事ができて感無量です!



さて、ここからが良いところですが、

それは・・・また次回(爆)

今回は暗い会場の中で距離があったので綺麗な写真は出ていませんが、
次回はより綺麗な写真をお届けしますので、ぜひご期待ください♪


※今回のブログの内容は公式サイトで配信されているので新鮮味はないかと思いますが、会場に来れなかった方に少しでも雰囲気が伝わればと思い書きました。

現地での興奮を少しでも感じて頂ければ幸いです。

そして、公式映像をまだご覧になっていない方は
ぜひご覧になってくださいね♪


後編に続く。

「マツダ ロードスター THANKS DAY IN JAPAN」 (後編)



最後に、黒ノ助さんに特別な感謝を込めて m(__)m
Posted at 2014/09/05 21:03:57

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