端っこ探訪在庫一掃ツアーの後編です、後編は反時計回りに四国5端を訪ねます。
四国の端っこのいくつかには行ったことがあるのですが、今回は東西南北端に室戸岬を加えた四国5端を一気に探訪します。
Day 3
起きて窓の外を見ると、まだ降っていました。
ホテルを後にして佐賀関市に向かいます、佐賀関フェリーターミナルから、国道九四フェリーに乗って四国に渡る算段です。
大分市内から佐賀関ターミナルまでは、40分くらいと見込んでいましたが、大分市内も佐賀関市に向かう国道も交通量が多くて流れがよくありません、結局1時間近くかかってしまいました。
予定していた時間より少し遅れましたが、まだ乗船は始まっていませんでした。
乗船手続きをして、乗船待ちの列に並びます。
フェリーターミナルを出港したときは小雨でしたが、四国に近づくにつれて天気が良くなってきて、四国の三崎ターミナルでは快晴でした。
早速端っこに向けて出発です。
三崎ターミナルから佐田岬駐車場までは 15km くらいです、往路ではナビを信用したらこんな道に案内されて、「佐田岬は観光地だからバスも通るはずなのに変だな」と思いましたが、復路はナビを無視したら一部狭い部分はあるものの普通に走れる道でした。
県道は生活道路で町道が観光道路になっているようで、女王様のナビは県道に案内したようです。
佐田岬の先端から 2km くらいのところに駐車場があって、そこからは岬までこんな道を歩きます。
アップダウンも結構あってハードです。
岬(灯台)の手前にある、椿山展望台からの眺めです、この展望台は灯台より高い所にあるため、灯台と豊予海峡、大分県の佐賀関半島を一望することができます。
さらに端っこに向けて進みます、この階段を上って灯台の下まで行くと
ありました、四国最西端の碑です。
この先に、御籠島という地続きになっている島があります、位置関係でいうとこちらの方が西に位置するので行ってみました。
御籠島の展望台から見た佐田岬灯台です、岩肌に空いてる穴は戦時中の砲台の跡だそうです。
この御籠島は戦時中は要塞として使用されていたようです。
旧日本陸軍が掘ったという素掘りの洞窟に砲台のレプリカが展示されていました。
佐田岬を堪能して駐車場に戻ったときには足が棒になっていました(苦笑)
次は最南端の足摺岬を目指しますが、その前にちょっと寄り道して、宇和島市にある、遊子水荷浦の段畑(ゆすみずがうらのだんばた)に行ってみました。
ここは絶景でした、海岸線まで迫る急斜面に、石垣を積んで作った狭い畑が何段も積み重なっています、振り返るときれいな宇和海が広がっています、風光明媚というのはこういう場所ことをいうのでしょうね。
あまりの絶景に長居してしまいました、足摺岬に急ぎます。
四国南西部の海岸線を走ること約2時間45分
四国最南端の足摺岬に到着です。
本日の予定を全うして、宿泊地の高知市に向かいます、足摺岬を出たのは5時前だったので楽勝と思っていたら、高知市までは約150kmあります。
四万十町から高知市までの約70kmは高速道路ができていて、少しは近くなりましたが下道の区間が約80kmあります。
足摺岬はまだ遠いですね、高知から往復するだけでもちょっとした旅行です。
夕食は土佐といえばこれ、鰹のたたきです。
Day 4
端っこ探訪在庫一掃ツアーも最終日になりました、まず最初に室戸岬を訪ねました。
室戸岬は東西南北端ではありませんが、東西南北端にこの室戸岬を加えて、四国5端というそうです。
室戸岬を後にして、四国最東端の蒲生田岬(かもだみさき)を目指します。
四国の南東部の海岸線を走る国道55号線は、交通量も少なく快適な道です。
気を抜いて走っていると制限速度を軽く超えて免許がコワイです、しかし空いているので気分良く走りたい・・・と矛盾に苦しんでいると、地元ナンバーがオーバーテイクしてくれてハイペースで引っ張ってくれました。(多謝)
半島に入ってから岬までの道は、かなり狭い所もあって難易度高めです。
そして・・・またしてもナビに走らなくても良いルートを案内されてしまいました、Pootaro は狭い道はそんなに不得手ではありませんが、ココは対向車が来ないことを祈りました。
駐車場に着きました
ゲートの奥が岬の先端に向かう道です。
ゲートを出た所に最東端の碑があります。
灯台へのアプローチは遊歩道が整備されています。
灯台に上がっていくこの階段が辛かった、虚弱体質の Pootaro は途中で息が切れて一気には登り切れませんでした。
やっと灯台に着きました。
蒲生田岬の後は今回のツアーの最後のチェックポイント、四国最北端の武井岬(武井観音岬)を目指します。
徳島から高松方面は高松自動車道があるので、距離は 120km くらいありますが2時間程の道のりです。
午後4時前に武井岬に到着です。
四国5端そして本土16端探訪を完了しました \(^o^)/。
このゲートの奥は四国八十八ヶ所第85番札所の武井観音です。
Pootaro と行動を共にしてくれた女王様の艶姿です。(女王様 I love you!!)
今回のツアーは同行者なしの単独でしたので、計画時から工程管理表のクリティカルパスを繋いだようなルートを作りました。
かなりタイトな計画でしたが、ほぼ忠実に完了することができて達成感満点です。
ぶっかけうどんを食べて四国を後にしました。
端っこ探訪在庫一掃ツアー 完
7月の、風まかせ北海道ツアーで北海道の端っこ探訪を完了した勢いに乗って、未到達の端っこ在庫一掃に出かけました。
Day 1
まずは、九州に行くので初日は移動日になりますが、昨年の風まかせ九州ツアーで距離と時間の感覚はなんとなくわかりました。
お昼過ぎの九州上陸を目指して、午前4時前に出発です。
東名→新東名→伊勢湾岸道→新名神→名神→中国道というルートを経て、加西SAで最初の給油を兼ねた休憩です。
なぜ山陽道を行かないかというと、山陽道下りには Shell のスタンドがないからです、ここで給油しておけば九州まで楽勝で行けます。
山陽道と中国道を比べたら、山陽道の方が距離も短いし山中を走る中国道より線形も良い分流れも速いかと思って、播伯連絡道路で山陽道に入ったのですが、この日の山陽道は思っていたよりも流れが遅かったのでどちらを選んでもそれほどの差はなかったような気がしました。
それでも午後2時頃予定どおり壇ノ浦PAに到着です。
関門橋を渡って門司港IC を出ると、いよいよ端っこ探訪の開始です。
まず最初は、九州最北端の太刀浦コンテナターミナルを目指します、コンテナターミナルは門司港ICから5分くらいのところにありました。
コンテナターミナルはゲートから先は立ち入り禁止なので、行けるのはココまでです。
カメラを最大限の望遠にしてゲートの奥を撮ってみましたが、こんな感じであまり感動する絵は撮れませんでした。
ゲートの手前では何人かの方々がノンビリと釣りをしていましたから、良い所ではあるのだとは思いますが、端っこ好きにとっては消化不良です(苦笑)
太刀浦コンテナターミナルの後は、門司港駅に行きました。
門司港は、約30年前に Pootaro が就職して初めてのおつかい(出張)をした所です。
せっかくここまで来たのだからと行ってみることにしました。
門司港駅です。
門司港の後は、遠見ヶ鼻を訪ねました。
旅の計画時に九州最北端を検索していたら、埋め立て地ではなければここが最北端と書いてある Web サイトを見つけたからです。
自然の地形は埋め立て地とは違います、端っこ感がスバラシイです。
九州最北端探訪を終えた後は、本日の宿泊地である佐世保を目指します。
九州道の鳥栖JCTを過ぎたあたりから雨が降り始めて、佐世保市内に入った頃にはかなりの降りになりました、明日は1日雨になりそうです。
Day 2
起きて窓の外を見ると、予報どおり雨でした、結構しっかりと降っています、ホテルを後にして西九州自動車道に乗り北に向かいます。
九州最西端は佐世保市北部にある神崎鼻ですが、ここは踏破済みなので寄らず、平戸島に進みます。
平戸島は島ではあるのですが、九州とは橋で繋がっていて自走して行くことができるので、事実上陸続きなのです。
というわけで平戸島の最西端は自走していくことができる最西端ということになるので、端っこ好きとしては、行かずにはいられません。
平戸大橋を渡ると、いよいよ平戸島に上陸です。
上陸したら島のどん詰まりを目指して進みます、約1時間で先端部にある宮ノ浦漁港に着きました、ここから先に道はありません。
地形の関係で、島の最西端はここではなくて、ちょっと戻った所に県道から分かれる道があって、この道が本土と繋がった最西端の道と呼ばれているようなので行ってみました。
道の入り口まで行ってみましたが、どう考えても女王様で入っていくと酷い目に遭いそうなので、残念ながらここで引き返しました。
道の最先端までは約2kmなので歩いて行けなくはなさそうですが、雨でしたし、車を停めておける場所もなかったので(交通量は限りなくゼロという感じだったので路上に置いておいてもなんとかなりそうではありましたが・・・)撤退です。
宮ノ浦漁港の次は、平戸島と橋で繋がっている生月島(いきつきしま)に行きました。
平戸島と生月島を結ぶ生月大橋です。
島の北端にある大バエ灯台です。
360度の展望がスバラシイです。灯台には展望台のように登ることができるようになっていましたが、暴風雨と言っても過言ではないような天気で、飛ばされる危険を感じたので登るのは諦めました。
大バエ灯台の少し手前にある、塩俵断崖の柱状節理です。
帰りに通った、行月島の西側を走る行月サンセットウェイはスバラシイ快走路でしたが、天気が悪かったのでサンライズもサンセットも無くなってしまったのが残念です。
平戸島と行月島には、天気が良いときにまた訪ねたいと思いました。
平戸島を後にして次に目指す端っこは、九州最東端の鶴御崎です。
平戸島から鶴御崎までは 約365km あります、ナビの案内によると到着時間が 18:00 過ぎになっていました。
これはマズイです、この日の佐伯市の日の入りは 17:30 でした、日の入りの30分前までには着かないといけません。
女王様のナビは買ってから何の調整もしていないこともあって、到達時間が遅めに出るので何とかなりそうですが、ちょっと不安です。
大分自動車道は、雨は降っているもののとても順調で、これはイケそうだなと思っていたら、別府あたりで豪雨に遭遇しました。
路面に水膜ができています、タイヤはほぼ新品とはいえハイドロプレーニングが怖くてペースが一気に落ちました。
時間どおりに着けるのか不安が再燃です。
半島(鶴御半島)の付け根には4時過ぎに着きました、ここから鶴御崎までは自然が作った地形に沿って海岸線を走ります。
岬に近づくと道は海沿いを離れて高度を上げていきます。
岬に着いたときは雨が止んでいました。
車を停めるスペースは充分あって、駐車場から3分くらい歩くと灯台に着きます。
灯台の先にちょと険しい階段があってそれを降りていくと
ありました、九州最東端の碑です。
灯台の奥にある展望台とそこからの眺めです。
宿泊地の大分市内に戻る途中から、また強く降ってきました。
夕食は関鯖を堪能しました。
明日はフェリーで四国に渡り、四国の端っこを巡ります。
後編に続く
ユーロ写真部の臨時オフ会に出かけてきました。
みん友さんのカフェがオープンしたので開店祝いです。
店の入り口にある、店舗看板とエントランスです。
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カフェ入り口のドアには、さりげなくユーロ写真部へのメッセージが・・・(^_^)
店内です、天井が高くて開放的です。
ボサノバが流れていて居心地が良い空間でした。
もちろん、昼食をいただきました。
写真はデミグラスソースハンバーグランチと鉄板ナポリタンです。
昼食後も、しばらくの間のんびりと過ごしました。
Sheep's Cafe の皆様、心地よい空間と美味しい食事ありがとうございました。
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最後に恒例の全車紹介です。
まぁくⅢ(mark"まぁく"号) | NEWありさん号(miupi号) |
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みよ吉(ZUKKO号) | 頭文字R号 |
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エスフィーア(marshall.S号) | 女王様(Pootaro号) |
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