KEIHIN PWK28  

日本国内では､川崎純正の三国VM28ｷｬﾌﾞﾚﾀｰASSYを入手するのが困難な状況にある｡並行輸入を行った代理店に純正気化器の在庫があるのだが､これが1つ5.7万円とべらぼうに高い｡そこでｷｬﾌﾞﾚﾀｰを弄るなら､初期型のKR150R系に採用された京浜PWK28に目を向ける事になる｡しかし、2stの厄介なところは､気化器設定を間違えると焼き付きを発生させる怖さがある｡特に走行中にﾋﾟｽﾄﾝ焼き付きを発生したとなれば、ｸﾗﾝｸ軸ﾛｯｸ即ち後輪ﾛｯｸで転倒する危険性が怖い｡下手に口径を上げても燃費が悪化するし､代替品としての扱いがﾍﾞﾀｰと言える｡入手が可能でも困った問題が販売価格｡MX競技車両のKX100FEF用らしい｡部品番号は｢15004-0859｣で調べると2020年5月現在で11700円だったのだが…｡おっと､3年過ぎたら爆裂値上げしとるやんけ｡ｷﾔﾌﾞﾚﾀｱﾂｼ,PWK28(税込み26290円)｡たかが3年程度で､売価が2倍強って可笑しいやろ｡これじゃ買えん｡模倣品のOKO製PWK28ﾀｲﾌﾟが良さそう｡ちなみに補修部品を買うなら､ｷﾀｺのHPに幾つかあるのが唯一の良いところ｡
https://www.kitaco.co.jp/data/product/link/carburetor_inner_parts/carburetor_parts/keihin_pwk28m.html