2017年06月19日
さて、記載しているのは6/25だが19日の事を書いておこうと思う。
高野山奥の院前で奇跡的にとれた宿で朝6時前に起きる。
8:00トーストが部屋に届いた。
8:30宿出発。
山を下りる途中に昨日行った金剛峯寺を通ることになっていたので、家族の干支のお守りを買う。
昨日は時間の都合で出来なかった中の拝観も行ってみる。
昔は母きたことがあるとのことで案内してもらう。
なんでも母が昔務めていた老人ホームがお寺の関連施設だったそうで、そのお坊さんの案内で普段は開いていない昭和天皇の訪れた部屋も見たことがあるといっていた。
そんなこんなで、大広間につくとお茶とお菓子がお接待で出てきた。
一息ついていると、お坊さんがやってきたのだが、その方がなんと先ほどの話で出てきた母を案内したお坊さん。
15年ぶりくらいにあったようだし、その時勤務していたのは千葉県だし、そのお坊さんも金剛峯寺から1時間くらいの所に普段はいてその日の午後には帰るという全くの偶然。
こんなことってあるものだ。
昼食は12時くらいに針PA?「・・・食堂」の類でオカズを一品ずつとっていくスタイルなのだが両親は初めてだったらしい。
途中、新東名の新城というICで降りて弟と会う。
何年か前に転職をしてこちらに住んでいるのだが、自分は初めて立ち寄る。
両親とともに訪れることは今後もなかなかないだろうと思い、弟に連絡を取り久しぶりに4人であった。
帰りの途中shimiken15に連絡とるも会えず。
実家に両親をとどけて自分の家に着いたのが20:30
普段なら子供を寝かしつけているはずのかみさんが起きていた。
子供はもう寝たようだ。
泣いた。
安堵の涙。
全てが夢だったように一瞬で現実に帰ったような不思議な感じ。
全てが自分の知っている世界。
洗面所のスイッチも考えなくても体が勝手に覚えているのでつけることができる。
家を出てから24日間。
3931kmの旅だった。
長い夢だったような旅だった。
Posted at 2017/06/25 19:56:00 | |
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2017年06月18日
6時前に目覚める。
身支度をして7時ごろリビングへ。
手作りパンのトーストを頂く。
クルミとレーズンが入っているので色味が少し付いているとのこと。
次の立ち寄り地点である叔母の家までのルートを教えてもらう。
多分聞いていなかったら違う道で時間がかかったのだろう。
何も知らない自分の怖さ。
教えてもらえる有り難さ。
父から電話が入る。
昨日の朝、18日に高野山と連絡したら、両親も一緒に行きたいと言い出し、昨夜叔母の家についたとの事。
予定外事項は頭が混乱する。
7:50発。
何もかもお世話になった。
いつか恩返しができるのだろうか。
9:10叔母の家に。両親もいる。
10:10
近所の店に行き、車にある荷物の可能な限りのものをダンボールに詰めて自宅へ送る。
万一、必要なものを送っていたらと不安になるのだが仕方がない。
10:30
祖父母の墓参りをした。
11:00エネオスで給油。クオカード使えず。
11:15高田駅で両親の電車のチケット払い戻し。千葉まで同乗が確定。
12:30
四国に入る前に立ち寄った犬飼山転法輪寺へ四国から帰った事を報告に。
13:45発。
食べ物屋探すも途中ずっとなく14:15にお好み焼き屋を見つけ入る。
四国と同じで、何が食べたいかではなくあるものをいに入れることが最優先。
この店はオーダーしたものがテーブルに来る前に「ラストオーダーの時間です」どんなサイズのものが来るのかわからないので追加のしようもない。
14:45発
15:50 金剛峯寺 御朱印は八十八ヶ所と別格20ヶ所2冊の御朱印帳両方に頂いた。
車で奥の院近くの駐車場にとめるも、もうすぐしめますので1キロ先の駐車場へ行ってくださいとの事。
その途中に駐車エリアがあったので停める。
山門入り口まで距離があり、両親は脇道から入ったが、自分は参道の入り口である山門まで遠回りして入った。
最後だからこそきちんとお参りしたかったので。
奥の院までの参道は名士の墓が並ぶ。
途中で脇から入った両親に追いつき追い越す。
まさか最後の道を両親とともに歩むとは。
冥途へのいい土産になるだろう。
奥の院についたのが16:30で、ちょうど数人の僧侶が並んで般若心経を唱え始めた。
ここ3週間くらいは毎日何度も読んだお経なので不信心な自分でもどこを読んでいるのか検討がついて途中から一緒に唱えられた。
終わったあと近くにいたお守り売り場のようなところの方に尋ねると、夕方のお勤め(朝と夕の決まった時間にお経をあげることがお勤めらしい)にあたっていたようだった。ほんの数分ずれていたら立ち会えない機会だったのでありがたかった。
裏手に回ると弘法大師が入っていったという穴蔵がありその前でお参りをするものらしい。
生きたまま穴に入り戻らなかったので、今でも一日二回食事をお届けしているとのこと。
今でも生きているという考えらしい。
長かった苦しかった、でも色々貴重な経験のできた旅だった。
宗教というくくりで考えると全く自分は理解していないし罰当たり者なのだろう。
寺を回ってお経をあげることが楽しいか?と考えても全くわからない。
楽しいだろうからやったのではなくて、やったらどう感じるのかを知りたかったのだから自分では納得。
お寺ごとのご本尊が何なのかも全く理解していないし、日本史の教科書を今読んでいる気分。苦手な科目だった。
寺を回るのに地図が読めない。
地理も苦手だったから地名もわからない。
こういったことが好きな人は楽しめたのだろうな。
自分のノミのような脳みそではあまりにも理解できないことが多すぎたけど。
でも、なんとなく自分の記憶の片隅に残ったかけらがいくつか結びついて意味を成したような気がする。
八十八ヶ所と別格二十ヶ所を同時進行するのはやはりかなり無理があったようで、いくつかの納経所でもそれは大変でしょう、と言われた。
知らないからやり始めたけれど、知っている今は次はやらないだろう。
やりたいという人がいるなら何回か別々に回ってからにしたらどう?と伝えたい。
自分は自分で最低限理解するためのスケジュールやプランを考えてから動くタイプなので、あまりにも先の読めない、そしてそれが3週間続くというのは苦しかった。
当たり前だと思うことが当たり前でないとなると何を信じてよいのかわからなくなった。
ナビで入れて検索したところが間違っていて完全な山の中だったときの絶望感とか。
削ぎ落として削ぎ落として最低限やることに絞ってやり終えた。
車中泊で回るつもりだったのに結局四国では全て宿に泊まった。
でも宿に泊まる予定で来ていないから、情報も仕入れてきていない。
宿におろして持ち込む荷物もまとまってないから毎日大荷物。整理する余裕も時間もない。
想定外なことはたくさんあったから、そのうちまとめてみよう。
いかに自分の計画が無謀だったかわかるだろうから。
16:50最後の御朱印を貰う。
感無量。
17:00にはドラのようなものが鳴らされ、納経所の窓口がピシャリピシャリと閉じられていく。
時間的にもギリギリだった。
車に戻り、宿をナビで検索すると真後ろ3メーターに宿発見。
17:30チェックして、近くのとんかつ屋を教えてもらう。
念のためパーキングがあるか聞くと、店の前の道にみんな止めてるから大丈夫とのこと。
もらった地図を親が確認しながら到着するも、車のすれ違いがやっとのところ。
ここで路上駐車する感覚がわからないが、この土地の人にとっては当たり前らしい。
店の隣の狭いスペースに車を入れろというが、先に入った車があり、おけるのは自転車くらい。
全く理解に苦しむ。すべてが適当。
一番早く食べ終わりそうなカツカレーを食べて宿に帰る。
やる事はやった。
あとは家に無事帰るだけ。
早くこどもとカミさんの顔が見たい。
とりあえずお参りの旅は今日までなので、毎日のアップはここで一区切り。
途中で上げない日があったら、「アイツ崖から落ちたんじゃないか?」とか心配されると行けないので、無理してでも毎晩書いてきたはず。
いいねやコメントで随分励ましてもらった。
定形コメントしか余裕がなくて返せないけど、読んでいるからね。
この旅のブログは、今まで読んでいてくれた人の中には面白くないと思う人もいると思う。
だってその日にあったこと書いているだけだから。
楽しいこと書きたかったけど、笑えない日が多かった。
そのうち笑い話仕立てにして書いてみるからさ。
その時に笑ってよ。
今はまだ笑う余裕ないんだな。
出会ってお世話になった皆さん本当にありがとうございます。
苦しかったり不安だったりした時に皆さんが助けてくれました。
数えていないけれど、みんカラというくくりでもかなりの方にお会いしたんだと思う。
もちろん後援会をはじめとする方々にもたくさん助けていただきました。
実はお経を上げたあとは、家族のことの次にみんなの顔を浮かべてお参りしていました。
その後に仕事のことや無事に四国を回れるようにとかご先祖様が…とか。
なるべく一人でも多くの顔を浮かべながら、みんなで仲良く楽しめますようにと。なかなか会えないメンバーの事も浮かべながらね。
同じ旅をもう一度するかと問われたときに「まずい!もう一杯!」と青汁のコマーシャルのように言えるかはまだわからないけど、良い旅でした。
まとまらないけど、ここまで読んでくれてありがとうございます。
so long!good by
Posted at 2017/06/18 21:14:36 | |
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2017年06月17日
4時過ぎに起きる。
靴下が乾いておらず、ドライヤーで乾かすので時間がかかった。
部屋の風呂に入り、6:30朝食。
おにぎり、サラダ、玉子焼き。
昨夜、ドアの向こう側が騒がしかったのだが、どうも中学生くらいのテニスの団体が宿泊していたようだ。
7:10発。
早速ナビが迷う。
7:50
JA-SSに寄る。
クオカード使えず。クレジットカードで支払い。
支払いが怖い…
9:30別格3番 慈眼寺発。
ずいぶん山だったような気がするが、記憶が正しいのか自信がない。
たしか本堂はずっと山の階段を登り粋な途切れてたどり着いたところ。
穴蔵のようなところで弘法大師が修行したとか。
そこにも有料ガイドをつければいけるらしいのだが、3000円かかり、自分の体格ではおそらく無理なので初めから諦める。
ここからナビで京都の東寺まで4時間。
遠いのか近いのか感覚がすでに麻痺しているのでわからない。
どちらにしても行かないといけないのだ。
10:05お土産物屋でせんべい買う。
四国から出る高速に乗ろうとすると、サンタださんがハイドラに現れて、待って!とのこと。
インターギリギリ手前のローソンで待つ。
わざわざ駆けつけてくれたことに感謝!
昼ご飯を徳島ラーメン屋さんで食べる。
今日の方が好みだった。美味しかった。
このあと、オフ会とのことで挨拶だけさせてもらった。12:30。
4台?集まっていた。
若い方たちで色々な地域からいらしていたようだ。
車の写真だけとらせて頂いて、京都に向かう。
お邪魔しました。
13:15 淡路SA
14:15桂川PA
途中の道はナビに従っているのみなので全く分からないし覚えていない。
とにかく間違えずにジャンクションを通っていくだけ。
京都の東寺到着。
白衣や金剛杖を悩んだが、四国と同じスタイルでお参りすることにした。
自分にとってはまだ途中だから。
駐車場から納経所に行き、お参りの仕方を聞くも、別のチケット売り場で案内があるとのこと。
そちらに伺うと、地図の載ったパンフレットを貰い、500円の入場料が四国88箇所を巡ってきた人は350円でいいとの事。
そういう割引があるのかと思った。
有料のエリアでは2つの建物の中に大きな仏様があった。
賽銭を入れてお経を入れるも納経箱や納札箱がない。
どうしたら良いのかわからなかったのでお守り売り場?の方に方法を教わる。
四国を回ってきた話をするととてもよく参られたと言っていただき、お経は声を上げて読んでも構わないとのことだったが、観光の方がほとんどなのでつぶやくように唱えた。
よく見ると五重塔がある。近くまで行ってみると、砂利道の中車椅子を押して来て写真を撮る二人がいたので、声をかけて二人を撮影して差し上げた。
せっかく二人で来ているのに揃った写真がないのは後で見たときにどうだろうかと思うので、つい声をかけてしまう。
喜んでもらえたので良かった。
大師堂は修復中とのことで借りの場所に。
こちらに納経箱と納札箱があったので入れる。
16:05東寺を出る。
昨日から連絡していたYA100さんにメッセージ。
16:35 コインパーキングまで先導して頂きご自宅へ。
今夜はこちらに泊まらせていただく。
夕飯もご馳走に。
何から何までお世話になる。
奥さんもとても話されることが面白いのでついつい時間を忘れ、風呂を頂いて今に至る。
さあ、明日はいよいよ高野山。
その前に奈良の叔母の家によらないといけないので、明日も時間の余裕はないだろう。
体力が自分の限界は超えているので気力で。
いわゆる五感は狂いまくっているので、気を抜いたら危ない。
とにかく安全に。
落ち着いて。
眠って…
あした晴れるか晴れないか
Posted at 2017/06/17 22:59:11 | |
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2017年06月16日
4時すぎに目が覚める
大浴場で塩サウナはいる。
チェアマッサージを使う。
7:00朝食はトーストと少しのサラダ。
7時半発。
途中、うどん屋の山田屋を見つけるも、開店時間はまだ。
85八栗寺はケーブルカー。
9:15発
途中さぬき市の市役所によるも、讃岐うどんの有名なのは西側とのこと。
平賀源内が生まれた土地らしい。
9:40発。
86志度寺 境内に木が茂っていて見通せず。
10:15発
87長尾寺
納経所は若い男性で、幕張のレッドブル飛行機の件を話す。
11:00発
やはり山田屋はやっていなかったので泣く泣く次へ。
お遍路交流サロンなるところに立ち寄り、おじさんと話す。
歩き遍路の方に差し上げているというDVDを頂いた。
ありがたい。
88大窪寺。結願。
金剛杖を納めようと納経所で伝えると、玄関においておくのでも良いとのこと。
持ち帰ることにした。
多分、この先の寺も付き合ってくれるのだろう。
同行二人。
門前のうどん屋で別格20の後1によって泊まり。明日別格3に行くのが良いとおすすめいただいた。
たらいうどん500円食べるが少し足りなかった…
別格20に向かう途中13:35山道を走る。
香川は狭い道がなかったので油断していたが、完全な山道。
挙句にナビが木陰に入りロスト。
でも一本道のはずだからと自分を信じて数キロ。時速20キロ程度しか出せない道なのでかなりキツイ。
到着したら道の反対側から観光バスがついて団体が降りてきたところ。
団体が来ると騒がしくて何もできない。
お参りの後、1番へお礼詣り。16:00
近くに宿がなかったので別格3をナビでインプットして途中の全国チェーンビジネスホテルを予約した。
途中のスーパーに買い出し。
チェックインしに駐車場に入ったらタワーパーキング。
荷物が多いので厄介だった。
フロントではマニュアルを早口で言われて何を言っているのかわからず聞き返す。
部屋に入り考える。
設備が不満足でも心のこもった対応と、設備が満足でもマニュアル通りの対応と。
両立することを求めるには予算がいるのだろう、多分。
明日は別格3番の慈眼寺。その後は京都か和歌山か…
3日後くらいには自宅のベッドで休めるのだろうか…?
とにかく前へ!
Posted at 2017/06/16 18:00:42 | |
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2017年06月15日
6時前に起きる。
写経、風呂、写経、朝御飯、写経、寝る。
8:30支度を始める。
9:10発。
80国分寺は大師堂も売店も納経所も同じところだった。
10:05発。
81白峯寺。あじさい。
11:00発
82ねごろじ 11:45発
別格19ナビに電話番号で検索できず。
住所で検索してたどり着いたのは結果として近いところだけど鳥居の正面で別の所。
これがあるとどうしようもない。
近くに交番があるようなので聞きに行こうと進むと、寺の看板が出たのでたどり着いた。
納経所で88を回って金剛杖を納めてから別格20に行けば良いと教わる。
12:40発。
うどん屋に立ち寄る。セルフと書いてあるが、天ぷらを取るのがセルフなだけでうどんは店が茹でるようだ。店のおばちゃんも88と別格も回ったらしい。おろしぶっかけ3玉。13:05発
83一宮寺。方向感覚が全くなくなり駐車場に戻れなくなる。整骨院を見かけてやっと思い出せた。13:50発
途中の眼鏡市場に立ち寄り、眼鏡とサングラスを掃除してもらう。
ずっと見えづらかったのでありがたい。
何も買わないのに申し訳ないくらいなのに、メガネふきまで頂いた。
この時点で昨日買ったおにぎりが2つあったのを思い出す。
勿体なかったが、お腹を壊しても大変なので泣く泣く処分。
84屋島寺。
630円の有料道路を使う。
なんでも源平の合戦?那須与一?が関係するそう。
全く歴史に疎い自分にはキーワードが繋がらないのが残念。
83番回ったあとくらいに予約した宿は少し進行方向と反対だったようだ。
土地勘がないので仕方がない。
宿の場所を確認し、スーパーに行くも出ようとすると車の前に自転車を止めている。
正直、民度を疑ったがそういった所なのだから仕方がない。
宿についてとりあえず飲みながら飯を食べる。
そういえば途中でびわが沢山なっている山を見つけ、モノレールのようなものを見ていたら、びわとおじさんが降りてきて、10個もらった。
食べてみたら恐ろしくすっぱい。
びわって甘いのかと思ったけど、これから追熟するものなのだろうか?
千葉から来ていると話したら千葉もびわが取れることを知っていらした。
千葉でびわといえば富浦あたりだけだけど、四国はすべてびわだ。
出荷するのは10日ぐらいとのことなので、そういったタイミングで四国に来たということなのだろう。
もう少し、もう少しで四国さんが終わってしまう。
やっと先が見えたのは昨日くらい。
今日はトンネルの出口が見えたような気がする。
もう自宅を出て20日。四国に入って16日。
もっともっと余裕があればじっくり時間をかけたかったけど精一杯だな。
自分の限界を色々感じた。
もうちょっと四国さんに付き合ってもらおう…
Posted at 2017/06/15 18:11:40 | |
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