文藝春秋メディア事業局2023/12/25PR提供:日産自動車
冬は電気代の高さが気になる季節。少しでも電気代を安くしたくなるが、なかなか思うように節約できない。それなら、思いきってEVと太陽光発電を組み合わせたスマートエコライフに踏み切ってはどうだろうか。日中、太陽光で発電した電気を自宅で消費するだけでなく、余った電力をEVのバッテリーに蓄え、夜間にEVから自宅に供給する。うまくすれば、1日のほとんどの電気を賄えそうだ。
太陽光発電による日産サクラの蓄電と自家消費の電力エコシステム
「えっ? でも、初期費用がお高いんでしょ」
確かに、EV購入費、太陽光発電およびEVと自宅をつなぐV2H(Vehicle to Home)の設置費用を合わせると500万円近くの出費となる。おいそれとは手が出せない金額だが、じつは国と地方自治体の補助金を活用すると、意外と初期費用を抑えられることをご存知だろうか。
以下、補助金が全国で最も充実している東京都の場合で試算してみよう。たとえば、郊外の一戸建てに住む3人家族の場合。
日産リーフを使ったV2Hシステム
まずはEV購入費。もっとも安いEV、日産サクラの場合、いっさいのメーカーオプションなどを除いたXグレードの車両価格は254万8,700円。これにもろもろの販売・登録諸費用が8万3,730円(東京都内日産系販売店での11月末日時点での見積もり金額。任意保険代金は含まず)で、合わせて263万2,430円となる。これに対し、国からの補助金が55万円、東京都からは基本の45万円に加え、太陽光発電とつなぐことでもらえる再生可能エネルギー上乗せ分30万円、メーカー上乗せ分(EV普及促進を図るためのメーカー別補助金)が10万円、計140万円も補助金が出る。差し引き123万2,430円。普通の軽自動車を購入するより安い金額だ。
上限100万円でV2Hの購入費+工事費の全額が補助
次に、日産サクラと自宅をつなぐV2H購入・設置費。世界で初めてV2Hシステムを市販化したニチコンによれば、同社のEVパワー・ステーション®スタンダードモデル(7.5mケーブル品) が54万8,000円、工事費として概算で約40万円(ともに税抜)。これに対し、東京都では太陽光発電を活用する場合、消費税を除き、上限100万円で購入費+工事費の全額が補助される(ただし国の補助金を受けない場合)。この場合、消費税9万4,800円の負担だけでV2Hシステムが家庭に導入できることになる。
「とはいえ、当社のお客さまの9割は上位モデルのプレミアムモデルをご購入いただいています。プレミアムモデルは災害などの停電時にも、ご家庭のすべての電気をEVから供給することができます。どうせなら、多少高くなっても安心できるシステムを導入したいということなのでしょう」(ニチコン)。ちなみにプレミアムモデルは35万円ほど高くなる。
ニチコンEVパワー・ステーション®(左) シャープBLACKSOLAR ZERO
そして太陽光発電。経済産業省「令和5年度以降の調達価格等に関する意見」によれば、住宅用の太陽光発電システム設置費用は年々低下し、2023年度の想定値を1kWあたり25万9,000円としている。4kWのシステムを導入する場合、製品価格と工事費、パワーコンディショナーを入れて103万6,000円となる。ただし、屋根の形状や足場の設置状況などで工事費が大きく変わることは言うまでもない。これに対し、東京都では既設住宅で3.75kW以上設置する場合、1kWあたり12万円を補助してくれる。つまり、103万6,000円-(12万円×4kW)=55万6,000円で太陽光発電が設置できることになる。
これらをトータルすると受けられる補助金は282万8,000円となり、差し引き188万3,230円の初期費用でEV+太陽光発電のスマートエコライフが実践できることになる。
では、こうしたスマートエコライフでどれだけ電気料金を節約できるのだろうか。シャープエネルギーソリューション 国内営業推進統轄部の江尻聡氏によると、「太陽光発電の年間発電量は、おおよそ設置した発電容量の1000倍と言われています。曇りや雨で発電量が落ちることもあります。また屋根の向きや傾き、日照条件によって異なりますので、ご検討の際はまずは弊社ウェブ内で簡単シミュレーションをご利用ください」という。
電気代+ガソリン代が1年で11万7,324円も節約
とすると、4kWの1年間の総発電量は約4000kWh。月平均で約333kWh、1日平均11.1kWh。一般的には、そのうち約30~40%が自家消費分とされ、残りの余剰電力が蓄電分だ。一方、「平成26年度東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査 報告書」によると、都内の一戸建て3人家族の1カ月の平均電気使用量は386kWh。1日平均12.9kWhとなる。太陽光発電による自家消費分と日産サクラからの給電で1日10kWhを賄うとすると(残り1kWhは自走分)、電力会社からは1カ月86kWhを購入するだけですむ。一般家庭の多くが契約している東京電力の従量電灯B(50A)の場合、2023年12月の料金設定で計算すると、386kWhの電気料金は1万1,970円。これに対し、日産サクラと太陽光発電を活用した場合、電力購入分86kWhで3,764円。月に8,206円も節約できる計算になる。
加えてEVの日産サクラの場合、ガソリン代がまったくかからない。たとえば1日平均6km走行したとして、月に180km、燃費を20km/1リットルとすると、月に9リットル消費し、ガソリン代は1,571円(1リットルのレギュラーガソリン代174.6円として)となり、その分が節約できることになる。
つまり電気代とガソリン代で1カ月8,206円+1,571円=9,777円、1年で11万7,324円の節約。単純計算すれば、初期費用の188万3,230円は16年1カ月で回収できることになる。軽自動車の購入分を考えれば、十分元がとれる金額ではないだろうか。
【プロフィール】和田由貴(わだ ゆうき):1973年生まれ。日本女子大学家政学部卒業。結婚後、主婦の立場からさまざまな家事の節約をテーマにした情報を発信。消費生活アドバイザー、省エネ・脱炭素エキスパートなどの資格を保有する
和田さん「電気とガソリン代の国の補助がなくなれば値上がりは必至」
「しかも、2024年4月末までは電気料金とガソリン代に国の補助金が出ることが決まっていますが、そ
の後はわかりません。いつまでも補助金を出し続けることはできませんから、将来の値上がりは必至ではないでしょうか」と警鐘を鳴らすのは、節約アドバイザーの和田由貴さんだ。
「2050年のカーボンニュートラルを考えたとき、各家庭でもなるべく電力消費を抑え、火力発電で出るCO2を削減する必要があります。地球温暖化問題に貢献でき、しかも停電時にも安心して暮らせる。私の友人も、太陽光発電とエコキュートを組み合わせ、災害時に電気やガスが停まってもお風呂を沸かし、近所の人にも入ってもらったと言っていました。節約できるだけでなく、スマートエコライフにはそうした利点もあると思います」(和田さん)
一戸建て住宅に住み、自家用車は夕方の買い物や子どもの送迎程度、日中は車庫に駐車していることが多いという家庭なら、一度は日産サクラと太陽光発電を組み合わせたスマートエコライフを検討してみてはどうだろうか。
NISSAN SAKURA の詳細はこちら
※工事費などは住宅環境で大きく変わります。
※補助金は予算がなくなると出ませんので、申請前に必ず予算執行状況をご確認ください。
※各自治体で補助金額は異なりますので、詳しくはお住まいの自治体にお問い合わせください。
以上転載
うちは東京都でもないし一戸建てでもないから乗れないんだよね。
ガソリン代が年間で12万円近く安くなるみたいだけど、昨日のLapTimeインテークエフェクターのビフォーアフターでは約30パーセントの燃費改善が確認できた。
わざわざ新たにEVを用意しなくても、13200円でできる燃費対策は試してみる価値あるんじゃない?
https://minkara.carview.co.jp/userid/1036420/blog/47428950/