目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
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クラッチマスタシリンダASSYの交換方法を紹介したいと思います。
クラッチマスタシリンダはブレーキ同様重要な部品ですので、基本DIYではなくプロに任せた方が良いと思います。
間違った方法で施工してるかもしれませんので、あくまでクラッチマスタシリンダASSYを交換する為の、参考程度の資料としてみて頂けると幸いです。
クラッチマスタシリンダのOHキットの方が格安ですが、当方のスープラはSZのクラッチマスタシリンダなので、奮発してRZのASSYに交換することにしました。
SZのクラッチマスタシリンダはヒートインシュレータが取付できない構造ですが、これでやっと取付する事ができます。
参考までに品番及び値段を記入しときます。
クラッチ品名:クラッチマスタシリンダASSY 品番:31410-24050 個数:1 x11,902円
品名:クラッチマスタシリンダヒートインシュレータ 品番:31464-24020 個数:1 x1,799円
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用意する物は
①フレアナットレンチ②ラチェットレンチ③メガネレンチ・スパナ④各種エクステンションバー⑤各種ソケット⑥ラジオペンチ・マイナスドライバー・プラスドライバー・内装ハガシ等⑦トルクレンチアダプター(トルク管理に使用します。なくても可)⑧ブレーキオイルリザーバータンク⑨ブレーキブリーダー(逆止弁付)⑩負圧式ブレーキブリーダー⑪作動空気圧 は 6kg~9kgぐらいのコンプレッサー(負圧式ブレーキブリーダーを使用するのに必要)⑫ブレーキフルード(規格はDOT4以上をいつも使用してます)⑬シリコンチューブ付きの注射器(リザーバーのフルードを吸引するのに使用)⑭パーツクリーナー⑮ウェス⑯ジャッキ⑰馬⑱寝台⑲ロウダウンスロープ⑳ワコーズシリコングリス
以上の物が交換できる最低限の工具かと思います。
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参考までに交換手順のポンチ絵です。
番号の順番にばらし※番号以外に運転席側の内装パネルを適宜バラス場合あり→新しいクラッチマスタシリンダASSY交換→ばらした逆の手順で復旧→フルード補給→車をフロント側だけジャッキアップして2人でエア抜き→車をジャッキダウンして完了となります。
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これ以降は詳細手順を説明します。
①ブレーキフルード及びクラッチフルードはこぼしてボディ等に付着したままだと塗装を浸食してしまうので、写真のようにウェス等で養生しましょう。万が一ボディ等に付着したら水を掛けるかパーツクリーナーで洗浄しましょう。
②クラッチマスタシリンダのゴムキャップを外し、注射器でできる限りフルードを吸引する。
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③フレアナットレンチを使用して写真のようにゆるめます。ある程度緩めればスパナを使用した方が効率が良いです。※緩める時及び締める時にも同じ事が言えますが、フルードの配管を損傷させないよう注意して作業して下さい。
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④室内に移動後、運転席側ロウパネル及び適宜内装パネルをやりやすいとこまでばらします。内装ハガシ・プラスドライバー・ラチェットレンチ・エクステンションバー・ソケット等を使用します。※ポンチ絵参照
場合によってはシートもばらした方がやりやすいかもしれません。
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⑤ピン・ワッシャー・クリップをラジオペンチやマイナスドライバー等を使用して外します。※ポンチ絵参照
非常に狭い場所でかなりやりずらい作業なので、手を挟んだりしないよう注意して下さい。
⑥クラッチマスタシリンダをフレームに固定しているナット(2箇所)をラチェットレンチ・エキステンションバー・ソケットなどを使用して外します。※ポンチ絵参照
写真の用に超ロングエキステンションバーを使用するとやりやすいです。
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⑦室外に移動し、クラッチマスタシリンダを取り外します。
⑧取り外した周りをパーツクリーナーやウェス等を使用して綺麗にしましょう。
以降クラッチマスタシリンダASSY交換方法②に続きます。
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