
2日土曜日は、
新潟痛車フェス05.5・一日目の見学へ行ってきました。
会場は
ふるまちモール5~7、時間は10:00~18:00、見学者無料。
当イベントは、新潟市内で毎年この時期に催される「がたふぇすVol.4」でのイベント内イベントです。
従来は2月という、一年の中でも最も厳しい時期の開催だったので、行けませんでした。それが昨年の
Vol.3からはこの時期になったので、かなり行きやすくなりました。
今回僕が行ったのは古町エリアだけですが、古町だけでも色々やっており、第一がたふぇすは新潟市中心部の各地で同時に行われています。まさに市を挙げての一大観光イベントです。
新潟は漫画家などのヲタク系の人材を多く輩出しているとはいえ、その資産を有効活用しており、本気度が窺われます。
普通、自動車イベントというと人里離れた山奥で大型駐車場を貸し切って催されるものですが、当イベントは歩行者優先のアーケード商店街が舞台です。
日常の風景に溶け込んだ中での展示というのは面白いし、見てて雰囲気が良いですね。
それに何より、町興しに繋がるし。
(ところで、昨年にしてもそうなのですが、K-Windsでの表記は「新潟痛車フェス5.5」、がたふぇすでの表記は「第5.5弾 新潟痛車フェス」であり、どっちが正式名称なのだろう…。
取り敢えず僕としては、そのどちらでもない、従来の新潟痛車フェスシリーズの慣例表記に倣ってみました)
当日は08:00出発、09:40到着。
前述の通り、今年は他エリアには行きませんでしたが、ここ古町だけでもかなり充実しています。
様々な催し物、ステージイベント、出店…。
まだ到着したばかりだというのに、既に凄い賑わいです。
まずは5番町から順を追って写真を撮り、あとはゆっくり見物。
昨年は5~6番町でしたが、今年は7番町にまで会場が拡大しています。
その理由の一つとして、今回は県外からの出展、特に福島勢が大挙して出展していました。
益々盛り上がります。
今回、
関越特快さんが両日出展するとのことで、しかも6番町の中央広場すぐ目の前という注目を浴びやすい立地です。


相変わらずネタが豊富で、見てて飽きません(*´∀`)
「可愛いー!」と言って写真を撮っていく人、ホンダ車として突っ込んだ質問をしていく人、長岡弁に食い付く人…。

関越さん自身も、お知り合いの方に設営を手伝ってもらったり、メンテナンスやステッカー施工の風景を敢えて披露したりw
「安全・安心なかまちモーターショー」でも、昨年の
第1回ではAZ-1の解体風景を、今年の
第2回ではZ32のメンテナンスを、それぞれ披露していたのを連想させますw
ところが、次の職業は土日不定休とのことで、痛車イベントへの出展は今回が最後になるだろうとのこと。
下手をすれば、同人誌即売会の類いも、コミックマーケットですら、一般参加すら危ういとも。

仕方ないとはいえ、寂しいですね。




恒例wの水樹奈々ブースは、今年はパワーアップしています。
二日目には行かなかったのですが、そちらは更に増えていた模様w
もはやイベントを乗っ取っていますw いいぞもっとやれw

午後からは恒例のライヴも始まりました。
プロジェクターにライヴの模様を投影し、それに合わせて青いサイリウムを振ったりコーラスをしたり…。
これを待っていたwwwww もはやがたふぇす名物ですwwwww
渡り烏さんも出展されていたとは、知りませんでした!
今回もお会いできませんでしたよー!
そういえば、朝は水銀燈のコスプレをした女性が歩いていましたが、アルトワークスと一緒に並んだ写真を撮りたかった。

夕方が近付いて薄暗くなってきたのを見計らい、ネオンアピールです。
新潟市内では、『
仮面ライダー THE FIRST』の仮面ライダー1号のコスプレをしてバイクを運転する人が、有名です。
その知名度に反して素性は誰一人として知らないという、正に仮面ライダーそのもの。
昨年は会場付近をバイクで通過していくのを、遠くから見掛けました。

それと同一人物かは分かりませんが、今年はアーケード街の中を歩いていたのと遭遇したので、写真に収めることが出来ました(*゚∀゚)
今年はアギトであり、オーズや、作品違いのハリケンブルーといった仲間もいますw
がたふぇすとして、新潟市内がヲタク化する一日。
ここ古町も、各所の店先で、等身大萌えスタンドポップを飾っています。




しかも適当に飾ったのではなく、各店毎の商材や制服や雰囲気に併せたイラストになっているのが、解っている感があって良いですね。

白く広大な紙に自由に描ける「おえかきコーナー」。
半日で埋まってしまい、午後から新しい紙にしていましたが、それもすぐに埋まります。

新潟市出身のプロモデラー・
野本憲一氏による、親子プラモデル講座。
親子で楽しめるイベントは良いですね。
テレビゲームやカードゲームが今の主流ですが、僕が子供の頃はそれはもうガンプラブームだったこともあり、こうして模型製作への種を撒いて火を絶やさないでくれるのは、嬉しいです。
遠巻きとはいえこういうのを見ると、僕も数十年振りにガンプラを作ろうかなという気になってきます。
自動車業界にしても同じことが言えますが、「獅子は我が子を崖に突き落とし、這い上がって来た子のみを育てる」では駄目なのですよね。
勿論媚びる必要など全くないのですが、かといってそういった根拠のない選民思想と優越感が長く続いたことこそが、これだけ業界を先細りにしてきた最大の罪なのですから。
職人気質というと聞こえは良いかも知れませんが、要は単なる老害でしかない。
まずは間口を広げること。「楽しい」「続けたい」「自分もやってみたい」と思わせること。
因みに、後ろに辛うじて一部が見える青い車が、関越さんのチルノフィットですw
ニイガタ・パフォーマンス・スクールによる、プリキュア振付教室。
全員小~中学生のはずなのに、凄く場慣れしてる!Σ(;゚Д゚)
何という貫録。末恐ろしい才能だ…。
新潟痛車フェスによる公式キャラソンのライヴも。
7月7日の
第5回で初披露したものの見れなかったので、念願が叶いました。
・杏音亜里紗公式ブログ、2013年11月6日
・まひろ!公式ブログ、2013年11月10日
でも、前述のNPSの子供たちに比べると、音程を外したり動きが硬かったりなど、緊張しているであろうことが察せられます。
まあ、それもご愛嬌w

マスコットキャラクター、笹団五郎(ささ だんごろう)と花野古町(はなの こまち)です。
突如午後から現れ、記念撮影をする人々に囲まれます。微笑ましくて良いですね。
さて、今回のもう一つの目的です。
昨年は、メイドカフェ「
after school cafe」がチラシ配りをしていたことで思い出しましたが、嘗てここ古町には「ファンシード/ふぁんしーどかふぇ」なるメイドカフェ・兼・フィギュアショップがあったのですよね。
僕も一~二ヶ月に一回は行っていたのを、急に懐かしく思い出しました。
・はげ丸のメイド喫茶レポ ふぁんしーどかふぇ(新潟)
・あい!らぶ!ふぁんしーどかふぇ!
・ファンシード閉店の日
折角跡地が近くにあるのだから、現在の姿を見届けたくなりました。

来々軒ビルの外観は当時と同じですが、流石にテナントも、出入り口の装飾も変わっています。
当時は『電車男』ブームと、それに端を発するアキバブームにメイドブーム、『新世紀エヴァンゲリオン』から続くフィギュアブームで、ヲタク界隈がいきなり熱くなった時代でした。
それを受けて誕生したふぁんしーどかふぇは、新潟で本格的なアキバ系ショップとしての先駆者でした。
あれから7年は経ったのですね…。関係者は今はどこで何をしているのでしょう。
思い出を有難う!
16:00、会場を後に。
BILLBOARD PLACE 2の前を通ります。
昨年はここに停めて、万代エリアと古町エリアを、無料シャトルバスで往来したのでした。
今年はずっと古町に入り浸っていましたが、ウィンドウ越しに見れば、やはりここも大賑わいです。

帰路の途中で、今回の三つ目の目的。
来月1日の「新潟東方祭13」は、従来とは会場が異なり、
新潟卸センターでの開催なので、その下見です。
まだ夜ではないのに、もうこんなに真っ暗。

今年も充実したイベントでした。
これで全ての会場を回ろうとしたら、とても一日では足りませんね。本当、市を挙げた一大観光イベントとして盛り上げようという気概を感じます。
スタッフの皆さん、出展された皆さん、見学された皆さん、お疲れ様でした。今年も楽しいイベントを有難うございました。
個々の出展車両はフォトギャラリーを参照。
・
ふるまちモール5・1(福島篇)
・
ふるまちモール5・2
・
ふるまちモール6・1(水樹奈々仕様篇)
・
ふるまちモール6・2
・
ふるまちモール7・1
・
ふるまちモール7・2
・
その他車両篇