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今回はS60の話題です(といっても写真はBMWですが訳は後ほど)。
乗り始めて1ヶ月半程になりますが、停止状態から加速する際に、アクセルペダルを少し踏みすぎると、予想以上にクルマが前に飛び出ることがあります。そのため、できるだけアクセルはそっと開けるように気をつけてはいるのですが、ちょくちょく荒く操作して焦ることがあります。広い範囲に渡るエンジン回転数から発揮されるパワーには満足しているのですが、ここはもう少しおだやかなセッティングにして欲しかったなと思います。(オーナー諸兄、如何思われますか?)
上記の状況でのエンジン回転数は1000rpm以下なので、ターボはまだ効き始めてはいないと思われるので、これはむしろターボラグの影響を低減するために、アクセル開度の設定を非線形にしている、すなわち踏み初めに大きくアクセルを開く設定にしているのではないかと勝手に推察しています
(後記:トルクコンバーターのないDCTの特性として、発進時にスムースさを欠くのではないかとのご指摘があり、確かにその可能性があるなと思っています)。前車シトロエンC5は、アクセル開度の設定は完全に線形で、国産車に比べると出だしが遅いのですが、アクセルペダルを踏んだ分だけ応答しますので、2L、140馬力弱で非力ではありましたが、慣れれば自在にコントロールできて使いやすかったです。
ちなみにアクセル開度の非線形セッティングはGo/Stopの多い日本の道路状況を踏まえて国産車には多くみられるのですが、輸入車でも、私が乗った経験で最も強くそれを感じたのは、ジャガーのXタイプ(2L)でした。出だしは力強いのですが、それ以上アクセルを開けてもパワーは頭打ちの感がありました。一方、アクセルワークが最も気持ちよかったのがあの”BMW”です。試乗したのはエントリーグレードの320iでしたが、なんというか、アクセルペダルのバネが高級なのか、ペダルの踏み心地がまずとてもスムーズで、自然吸気の滑らかな吹けあがりの2L・4気筒エンジンと相まってとても気持ちよいものでした。いろいろなブランドのクルマに試乗していますが、他のクルマではこのような印象を持たなかったので、この点、さすがは「駆け抜ける喜び」と感心しました。
なお最後に余談ですが、自動車評論家の中には、アクセル(ペダル)のことを、「ガスペダル」、「アクセラレーター」とか書いていらっしゃる方がおられますが、これはどうなんでしょうかね。日本人なんですから、アクセルはアクセルで良いではないかと思います(笑)。
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ボルボS60 | クルマ
Posted at
2011/05/28 00:25:58