最近、購入後6年を経過し、7年目に突入した我がThinKPad T60の代替え計画について考えているのですが、ノートPCに買い換えるか、ディスクトップPCとタブレットの2台体制でいくか、などいろいろと頭を悩ませています。
そんな中、先日、ネットで以下の記事を見つけ興味を持ちました。 要は既存のタブレットとは異なり「メモ」機能に特化しており、AndoroidOSを基幹に構築された独自OSによるUIも、上記のメモ機能に合致した非常にユニークものである日本発のタブレットに注目が集まっているとのことだそうです。
”2013 International CES:UEIが開発中の新型タブレット「enchantMOON」とは”
自分にとっての問題として考えてみると、会社で企画検討の会議、特にブレインストーミング的な打ち合わせでは複雑な内容であればあるほどホワイトボードへの手書きで「たたき台」を提示して、議論、改訂し、最後に得られた成果物を電子化というプロセスを踏むことが多いです。また、個人的に資料を作る際も、高次の概念を目に見えるかたちに書き出すには、どうしても最初は紙に手書きであれやこれやと検討してから、パワーポイント化、といった作業になります。そういう意味では、この記事にあるようなデバイスが本当に使えるであれば、iPadやいま話題になっている多くの既存タブレットに比較しても、魅力的な部分もあるかなと思います。
ということで、今後もフォローしていく必要があるなと思った訳ですが、同時にこいつを思い出しました。そういえば、Newtonも全く新しいデジタルデバイスとして、ペンや指を用いた手書きの作業を中心に組み立てられたUIを持っていました。登場当時1990年代にはその性能が目的に追いついておらず、いろいろな意味で市場には受け入れらなかった訳ですが、今日の技術で当時Newtonが目指したものをもう一度原点に帰って追求すると、冒頭に紹介したようなものになるのではないだろうか、と妄想した次第です。
巷には数多くのタブレットが登場してきていますが、コンセプト的には目新しいものは少なく、もっと自由な発想でユニークな商品を出してくれることを期待しているのです。
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Posted at
2013/03/17 11:26:28