
ボルボがフランクフルトショー2011に、4気筒のコンセプトカーを出展するとのこと。昨今流行のダウンサイジングをさらに推し進めて、なにやら燃費性能は35%以上の改善だとか。
以下、Carview からの引用です。
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この新開発エンジンは、ガソリン、ディーゼルともに4気筒。ガソリンは直噴、
ディーゼルはコモンレール方式を採用する。現行4気筒エンジン比で、
部品点数を60%削減するなどして、最大90kgの軽量化を実現。
ボルボによると、6気筒エンジン並みのパフォーマンスと、現行4気筒比で
最大35%の燃費改善を実現するという。
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現在、Driv-e と呼称される複数の車種に搭載されている、1.6L 直噴ターボエンジンより、更に改良された新開発エンジンということになるのでしょうか。「新エンジンは、ラグジュアリー性やドライビングプレジャーを一切損なっていない」とのことですが、先日、
V60 T6のインプレッションでお伝えしたように、3L直6ターボエンジンの感触が抜群だっただけに、4気筒であの気持ち良さを上回るのは結構大変だぞ、と思う次第です。期待半分で待ちたいと思いますが、更にショッキングなニュースが,,,
同じく、Carview からの引用。
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ボルボ、6気筒エンジンを廃止 CO2削減狙う
ボルボは、CO2削減に向けた環境対策の取り組みのひとつとして、
エンジンのダウンサイジング化を進め、将来的に6気筒エンジンを
廃止する考えであることを明らかにした。
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環境性能を高めることが、今や至上命題になりつつあることは、十分理解するものではありますが、それにしても大胆、かつ早急な打ち手ではあります。以前、マツダのスカイアクティブ技術について、
ブログで取り上げた際にも言及したのですが、やはり自家用車については、環境性能の向上も、勿論、重要な課題ではありますが、「乗って楽しい、運転して気持ち良い」、ということも少なくとも同じくらい大切な価値観だと思います。
なので、ボルボのあの気持ちよい直6エンジンを廃止するという、今回のニュースは、個人的には複雑な思いを抱いてしまうのです。
Posted at 2011/09/13 00:27:28 | |
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