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yutty1325のブログ一覧

2011年10月10日 イイね!

126:ロータリーエンジン生産終了の報に思う

126:ロータリーエンジン生産終了の報に思う 既に多くの方がコメントされていますが、マツダ RX-8 の販売終了に伴いロータリーエンジンの生産も来年度で中止とのこと。ガソリンエンジンの主流を占めるレシプロエンジンとは異なるメカニズムとして唯一の商用エンジンであったロータリーエンジンが市場から消えることは、とても残念に感じます。

 構造のシンプルさ、高回転化が容易であり動力伝達効率に優れる、といったロータリーエンジンの長所は、一方、低速(低回転時の)トルクの弱さ、燃焼効率の低さからくる総合的な意味での燃費の悪さという短所を上回って、費用対効果の側面から、住み分けが可能な程のシェアを確保することができなかったということでしょうか?競争の激しい昨今、対抗する技術に対して余程の優位性がないと投資効率という点で生き残るのは難しいのかもしれません。

 希少技術としては、自動車業界では、シトロエンのみが採用しているハイドロニューマチックサスペンションがあります。エアサス自体はバネサスに対して高級品的な位置づけで多くのメーカーで作用され、一応住み分けができていると思いますが、いわゆる「ハイドロサス」については、今ではシトロエンの C5 と C6 の2車種のみですし、シトロエンでも将来的には廃止されるのではないか、との噂もあります。私自身は、旧 C5 のオーナーとして、ハイドロサスのバネサスとの違いを身をもって体験し、バネにはない良さがあることを実感していますが、やはり圧倒的な優位性があって、そのために生産施設の刷新に投資を継続すべし!と躊躇なく思うかというとそうではない部分はあります。残念ながら。

 生産者側の「ニーズがなくてビジネスにならないのでしょうがない」という主張は十分理解できますが、とはいえ資本主義的な考え方のみで判断し、主流技術に対して明らかに優れたところがある傍系技術をやめてしまうのは、ユーザーにとって商品の選択の楽しみを奪うという点で残念なことですし、更に言うと、エンジン技術の将来の発展 (課題解決) のための、技術的な多様性の減少という点においても懸念が残る判断ではあります。アナロジーではありますが、生物においても遺伝的な多様性の減少はその生物種の環境変化に対する耐性を減少させ、絶滅のリスクを高めることが知られています。いろいろな技術的な可能性をインキュベートする余地を残しておくことは、その技術分野全体の頑健性に対して重要な配慮であると思うのです。

 幸いなことにマツダは、ロータリーエンジン技術の研究開発努力は継続するとアナウンスしています。こうした努力が功を奏して、将来、我々の予想を超えた成果として、ロータリーエンジンが再び脚光を浴びることを強く願っています。
Posted at 2011/10/10 15:25:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日本車 | クルマ
2011年10月09日 イイね!

125:World Engine DataBook

125:World Engine DataBook こんな本(写真)を購入してみました。モーターファン誌の特別号で1800円也。カバーでは「世界47ブランドのエンジンを全掲載」となっていますが、エンジン写真と概要の紹介記事については、主要なブランドのみ取り上げられており、残念ながらボルボは入っていません(泣、巻末のデータリストには収載)。

 エンジンは文字どおり、自動車の心臓部であり、常に進化し続ける科学・工学技術の昇華ともいえる存在です。全くの門外漢である私にとっても、その技術的概要や成り立ち、特長などにはとても興味があるので、これからじっくりとこの本を眺めて見たいと思っています(読むって程の内容ではないですがww)。

 この本で、もうひとつ価値が高いのが、巻末のエンジンに関するデータシート。こうのように、緒元を網羅的かつ横並びでまとめたものは巷ではなかなか存在せず、貴重なデータです。いろいろと考察できそうなネタがあるのではと期待しています。
Posted at 2011/10/09 07:23:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | | クルマ
2011年10月06日 イイね!

124:米国クルマ事情(雑感)

124:米国クルマ事情(雑感) 9月中下旬に、仕事のため2週間弱の間、米国に行ってきました。滞在地は、北東部の中都市(15年前に住んでた街です)と南中部の大都市、そしてその隣の小都市の3箇所です。それぞれホテルに泊まって徒歩やタクシーで目的地まで移動した際や、あるいは食事のため近辺をウロウロした時には、街行くクルマたちが目に入ります。仕事中ですので写真などは残念ながら撮ったりはしていないのですが、そんな中で感じたことをツラツラと書かせていただければと思います。

アメ車が頑張っている:フォード、GM といった米国メーカーの、日本では見たことない/名前が分からない、いろんなセダンが結構たくさん走っています(母国ですから当たり前かなww)。これがまたなかなかに格好良いんです。カチッとした印象もあり従来のアメ車観からは随分と変わってきているのではないかと思います。また、後でも触れますが、巨大SUV、スポーツトラックが多いのもさすがアメリカ。

韓国車が増えている:15年前に米国に暮らしていた時に比べて最大の違いはこれ。KIA、ヒュンダイブランドのクルマがびっくりするくらい走っています(TV宣伝も日本車より多く、アグレッシブな内容)。それに安かろう、悪かろうのイメージではなく、(勿論、乗っていないので分からないのですが)、見た目は結構洗練されて格好良いです。

日本車は相変わらず人気あり:年代モノからピカピカの新車まで、これはもう沢山走っています。完全に米国の風景に溶け込み、外車という感じはまったくしないです。米国人の日本車への信頼度は高く、乗ったタクシーのドライバーも「レクサスはクリーンで最高」、などと言っていましたw。また、仕事でお会いした方は、マツダ (MAZUDA ですか) のファンで、RX8 から何台も乗り継ぎ、今は白のアクセラ (MAZUDA3) を愛用中でした。

ドイツ車はやっぱりプレミアム?:プレミアム御三家はやはり米国でもお金持ちの乗るクルマ感がありましたね。中古車然としたクルマは少なく、ピカピカの新車みたいなメルセデス、BMW、アウディを多く見かけました (でも日本と違い フォルクスワーゲンは存在感薄し)。あとレンジローバーも結構走っていましたが、これもプレステージ感がありました。一方、我がボルボも米国ではポピュラーな存在で我々が想像するより多数走っているのですが、位置づけは完全に実用車といった印象(日本車と同じ感じで使われているよう)です。

地域性など:北東部の中都市では北国(雪国)のためか、各種ボルボと、意外にもサーブが走っているのを多く見かけました。旧9-5、そして 9-3、900 辺りが本当に多数走っていましたが、何故か米国の一部 (インテリ?)層はサーブが大変お気に入りのようです。ボルボは、新旧 V70 が圧倒的に多く、XC-60、XC-70 などが少し、我が S60 は一台だけ街中を走っているのを見かけました (黒の外装色)。一方、南部ではビックサイズのスポーツトラック、SUV が多い印象でした。また、いわゆるイタフラ車は米国ではビジネスをしていないので、当然、道中一台も見かけず、日本の道路風景と大きく異なる点の一つと感じました(元シトロエン乗りとしては寂しいところですが)。

SUV 大好き:各種メーカー(米英独日瑞)、サイズ様々(大型多い)な SUV が想像以上にいっぱい走っていました。米国の道路事情や生活環境を考えるとやはり SUV が便利なのでしょうか、ハイソ(死語?) 感も漂いますしね。新型のフォードエクスプローラーもちょくちょく走っているのを見かけましたが、写真で見る限りはモダンなデザインと思っていましたが、アメリカの風景のなかでは、共通したデザインコンセプトのセダン (トーラスか?) も多く見かけるのと、ビック SUV が多いせいかサイズ感もまさにミドルサイズという印象で、それ程は目立ちませんでした(写真撮ってくれば良かったです、残念)。

*      *      *

 では最後に、写真を2葉ほど。一枚目は、中南部の小都市のホテルの駐車場で見かけたモノ。何と電気自動車用の充電ステーションです。決して大きくない街の普通クラスのホテルにあるのがとても不思議でした。米国ではそんなに電気自動車が普及しているのでしょうか?それともこの街がテキサス州の州都だから何らかの行政上の事情があるのでしょうか。



そして、2枚目はその小都市に着いた際に空港に展示してあったこれ。



格好いいですよね。やっぱり。
Posted at 2011/10/06 11:52:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | 米国車 | クルマ
2011年10月06日 イイね!

123:私的フランクフルトモーターショー批評

123:私的フランクフルトモーターショー批評 やや時期遅れになりますが、フランクフルトモーターショウ2011に登場した各社プロダクトの中から、私的観点で3台を厳選して今回紹介してみました。素人ですので、あくまで見た目重視、感覚的なものですので、何卒ご容赦を。

では、スタート(^_^)

最も格好良いと思ったクルマ:プジョーのXH1
デザイン、パッケージングが何より格好良いです。セダン、ミニバン、SUVのデザインを統合したようなフォルムは、今後の(あるべき)自動車デザインの方向性を指し示しているように(勝手に)感じた次第です。



古典的な意味で格好良いクルマ:ジャガーCX16
さずがにジャガー(イアン カラム)は、人が格好いいと感じるデザイン上のポイントを外しませんね。昨今のXKは、年次改良の繰り返しでやや歪な感じのデザインに感じていましたが、このモデルは、過去のしがらみに縛られることなく、格好良いスポーツカーデザインは何かを追求できているように思われます。ハードウエア的にも、ユニークなHV(?)システムを搭載するみたいですし、次期XKは楽しみですね(購入対象としてではありませんがww)。



最も期待されるクルマ:マツダCX-5
スカイアクティブ技術を全面導入した新型SUV。どのような性能を実現しているのか、詳細評価が楽しみです。エクステリアもマツダらしいデザインだと思います。SUVタイプ、それも小型クラスは、いろんな意味で新規技術導入のプラットフォームとしては適しているのではないでしょうか。デミオ、アクセラと部分導入して、今回、CX-5に至る流れは順当なところかと。



地元だけあって欧州メーカーが目立ちますね。頑張れ日本。
Posted at 2011/10/06 10:51:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他のクルマ | クルマ
2011年10月06日 イイね!

122:En attendant Godot

122:En attendant Godot カミさんの携帯電話の買い替えを検討中の旨、9月11日のブログで話題にしましたが、いよいよソフトバンクの iPhone4 購入に心を定めたその時に、「KDDI でも発売!」のリーク記事がでて、ぎりぎりで踏みとどまり様子見をしていました。

 結局、4日深夜に KDDI からも iPhone4S 登場と相成ったわけです。いやいや、最悪のシナリオ (au 好きのカミサンに無理にソフトバンクの iPhone を買わせて、その直後に....) を回避できて良かった、というところですが、iPhone5 ではなく、iPhone4S であったところが、何とはなしに残念な感じがします。個人的には。

 高性能 CPU、高画素高機能カメラ、デジタルアシスタント(今のところ日本語未対応)、そして、200 箇所以上の改善が施された iOS5 など、見所は多そうですが、デザインが旧来どおりということで、どうしてもマイナーアップデートととらえられてしまいます。カミさんは、(噂されていたように)もう少し薄くなって欲しかったようです。また、au 版の方が、少なくともスペック上は通信速度も遅いみたいなのも少し気になります。

 ただ、次の iPhone はおそらく来年半ば以降の登場になるでしょうし、私の経験では、iPhone3G から iPhone3GS へのステップアップは、マイナーチェンジとされていたものの、ユーザーエクスペリエンスの改善幅は大きく、その後の iOS のアップデートにも追随できている等、意味ある変化であったと実感しています。なので、今回の4から4Sへの進化は、十分に評価するに値すると考えます。ということでカミさんには auの iPhone4S 購入を薦めることしたいと思っています。

 で、私(ソフトバンクの iPhone3GS を使用中)は、ひたすら iPhone5 の登場を待ち続けることにww
Posted at 2011/10/06 10:24:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | デジタルガジェット | パソコン/インターネット

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「久しぶりの投稿です。」
何シテル?   03/21 11:29
yutty1325です。シトロエンC5からの乗り換えで、ボルボS60に乗っています。下手の車好きです。ブログにはクルマを中心とした話題を取り上げていきます。
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