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yutty1325のブログ一覧

2012年04月22日 イイね!

227:ナンバーナイン

 シトロエンの新コンセプトカー、Numero9が発表になりましたね。C6が引退?しつつある状況の中で、将来のDSシリーズのフラッグシップカーの登場とそのデザインを予見するものとなるのでしょうか?シトロエンによると中国市場に投入されるということですが、日本でのビジネスはおそらく難しいのでしょうね。

 以下carviewのウエブサイトからの引用です。





~ボディサイズは、全長4930×全幅1940×全高1270mm、ホイールベース3000mm。プラグインハイブリッド(PHV)。直噴1.6リットル直列4気筒ガソリンターボ「THP」エンジンは、最大出力225ps、最大トルク28kgmを発生。リアアクスルに置かれるモーターは、最大出力70ps、最大トルク20.4kgm。車両重量は1500kg。0‐100km/h加速は5.4秒、最高速は244km/h。欧州複合モード燃費は58.8km/リットル、CO2排出量39g/km~

 デザインは個人的にはとても気に入っていますが、まあ嗜好はヒトそれぞれということで。ただし、一点特に興味を引かれたことは、Numero9のリヤデザインが、シトロエンいわく「シューティングブレーク」という形式を採用していることです。低い車高ととても長い全長、大口径タイヤと流麗なデザインとの組み合わせで、とても個性的かつ美しいデザインを実現できているのではないかと思います。

 そもそも「シューティングブレーク」は、英国発祥の言葉で、英国貴族たちが狩猟にクルマで出かける際に犬と猟銃を載せる目的で、高級GTカーやスポーツカーをワゴンの荷室をカスタムメイドで架装したことに由来するとされています。なので非常に特殊な形式のクルマとの定義であったわけですが、現在ではワゴン(あるいはブレーク)そのものにイメージ的に重なるような、若干あいまいな使い方をされているのではないかと思います。

 ここのところ欧州の自動車メーカーでは、この「シューティングブレーク」をもう少し独自の意味を持たせて、丁度オーソドックスなセダンの上級クラスとして、メルセデスCLSを典型とするようなスタイリングを優先した4ドアクーペが「プレミアムセダン」のような位置づけで登場したように、いわゆる「プレミアムワゴン」としてお金持ち(小金持ち)層にアピールできるセグメントを新たに開拓しようとしているように思われます。

 例えばこれとか、



 あるいはこれなんか、そういった動きの代表例かもしれません。



 機能面から言えばワゴン形式にすることによるメリットはスタイリング優先のため殆どないに等しいと思われますが、まあ製作者側の意図のとおり格好よいことは確かかなと(素直にそう)思います。しかし、4ドアクーペについてブログで取り上げた際にも同様のことを書かせていただきましたが、ビジネスとしては「あざとさ感」を強く持ってしまい、好きではありません。環境問題の深刻化や経済が世界的に悪化している状況で、こういった重厚長大かつ高価格なニッチカーを開発していく意義は、少なくとも庶民の私には積極的には見出しにくいのです。

 最後に少し話はズレますが(というかこっちがむしろ本題)、ボルボのC30もシューティングブレークタイプと謳っていますが、これは上記のプレミアムワゴン路線とは少し違うようです、趣味性の高い用途に気軽に使えるスタイリッシュでそこそこ安価な車ということなのでしょうか?



 C30の後姿はまさにこのクルマへのオマージュを感じさせてくれるものです。



 庶民が夏休みなどのバカンス中にちょっと荷物を詰め込んで出かけるセカンドカーというのは、なんとなく軽快で楽しそうな感じがしますよね。日本あるいは日本人は、今までのような経済優先、効率優先の暮らし方はいろんな意味で抜本的に見直さなくてはならない踊り場に来ているのだろうと思います。経済的にはそこそこのレベルで良いが、本当に大切なこと、例えば、伝統文化の尊重や暮らしやすいコミュニティーの構築、女性や年配者の活躍の場を増やす、ワークライフバランスの見直し等などといったことを考えていくのであれば、まさにそういった新しい生活の中に位置づけられる道具の一つであるとするならば、冒頭で述べたような「プレミアムワゴン」ではない「シューティングブレーク」は、近未来の我々日本人にとっても魅力的な選択肢になるのではないかと感じます。
Posted at 2012/04/22 10:02:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | フランス車 | クルマ
2012年04月21日 イイね!

226:フォードエクスプローラーに遭遇

 昨年モデルチェンジされたフォードのエクスプローラーは、個人的に注目しているクルマであってブログでも何度か取り上げました。これも少し古いネタになってしまうのですが、先週末に近所のイオンに出かけた際に、フロアでフォード車の展示会が開催されており、これ幸いとばかりにエクスプローラーを見て座って触ってみました。







 以下、その感想です。

・当然ですが、やっぱり大きい。スペック的にも前モデルよりも大きくなっているのですが、実感としても大きく感じられます(特に車幅)。SUVなので仕方がないですが乗り込むのも「よじ登る」感があり、大人はまだしも、息子いわく「いちいち大変」とのこと。街中での普段使いはハードル高いか...。

・運転席:見晴らし良し、2WD、2Lエコブーストモデル・革内装でしたが、シートの座り心地は予想以上に良い印象。表面は適度に柔らかく、大振りなシートは包まれ感があって、ゆったりと乗るにいい感じ。ちなみにもう一台のエクスプローラーは4WD、3.6Lの布シートでしたが、比較すると革シートに軍配が上がるかなとの感想。

・インパネ:事前情報では未来的で高品質な印象を持っていたが、操作感はスムーズであり良く作りこまれていると感じたが、質感それほどではなかった。ここは少しガッカリなポイント。



・2列目:横幅がある分、3人がけもこなせる。センタートンネルの盛り上がりも最小限。天井にエアコンの噴出し口があるなど快適装備もまずまず。





・3列目:子供二人ならば十分、大人はエマージェンシー用途、特に前後の余裕が少ないので若干体育座り的姿勢を強いられる。ここは予想外な残念な点。前モデルの方がむしろよかった記憶が...。乗り込む際に2列目シートを倒すが操作が若干大変(慣れないせいとは思いますが)。乗り込むのもやや苦労。このあたり、ランドローバーディスカバリーの方が優れているとの感想。

・荷室:3列目使うとミニマム、倒すと大きなスペース。シートアレンジは良く考えられているが手動でやや重い操作感。まあ3列シートSUVとしてはアベレージか。



・ドアの内側のつくりや各種スイッチの質感などは、結構良いがドイツ車などの欧州プレミアム車よりはやや見劣りする。日本車とドイツ車の中間あたりか?とはいえ前モデルよりは明らかに改善。

 実際に運転していないので乗り心地や操縦性などは分かりませんが、欧州車とはまた違ったアメリカンSUVのテイストが、いい意味でもそうでない意味でも感じられるクルマでした。でも想像(期待)よりちょっと下回る出来栄えかなというのが率直な感想です。



 お値段は写真を見てもらえればと思いますが、上級グレードがとても良心的な価格になっていて少し驚きました。一方、エコブーストの方は出たばっかりでもあり値引きは厳しいようでした。今狙うのなら3.6Lモデルの方かもしれませんね。
Posted at 2012/04/21 17:34:36 | コメント(1) | トラックバック(0) | 米国車 | クルマ
2012年04月21日 イイね!

225:Palmはどこで間違ったのか

 先日部屋の整理をしていたら、WorkPad c3が出てきました。Plam社のPDAで、IBM社がWorkPadというブランドネームで販売していたものです。当時WindowPC、Newtonなど、PDAのちょっとしたブームでしたがPalmはシンプルなハードウエア、シンプルなソフトウエアで操作も分かり易く、PDAの中では最も成功を収めたといってもよいでしょう。しかし、今ではiPhoneをはじめとするスマートフォンに置き換えられて後継機種も含めて市場での存在感を失ってしまいました。



 写真は、自分のiPhone3GSと並べて撮ったのですが、勿論電話は付いてない、インターネットには繋がらない、感圧式のモノクロ液晶の性能はたいしたことない、といった様にiPhoneと比べて劣る点を挙げていくときりがないのですが、こうやって見るとその成り立ちというか、エッセンスは、(PCとシンクロできるという点も含めて)極めて類似と言っても良いのではないかと思います。スティーブジョブス亡き後、特に天才開発者としてのジョブスと、iPhoneを嚆矢とするアップルのプロダクトの偉大さがしきりに賞賛されているのではありますが、PlamとiPhoneを並べて見ると、少しは冷静になるのではないでしょうか?アップル・マッキントッシュがパロアルトのコンピューターに触発されて開発されたように、真に偉大なプロダクトであっても、空気中から、あるいはゼロから、いきなりは生み出されないのです。

 Palm Pilotで成功を収めたPalm社はその後Palmデバイスと携帯電話との融合を試みスマートフォンの先駆ともいえる存在を生み出しました。しかし、それはマイクロキーボートとディスプレイを備えた今のブラックベリーと類似した形態と操作体系を持ったデバイスであり、当初のPalmPilotのようなシンプルさと明快さは失われていました。そしてその後に登場したPalmデバイスの正統的な後継者とも言えるiPhoneに駆逐されるように市場より(ほぼ)撤退したことは皆さんご承知のとおりだと思います。



 先駆的で素晴らしいコンセプトを持ったデバイスを開発したPalm社はどこで間違ったのでしょうか?そしてPalmの換骨奪胎であるiPhoneが、あるいはアップルは何故偉大なる成功を収めることができたのでしょうか?その答えをここで明確に提示することはできないですが、一点のみ個人的な考えを述べてみたいと思います。それは結局は、その時々の技術水準とコンセプト(あるいは顧客目線での商品のあるべき姿)との妥協点をどこにおくのかという判断ではないかと思うのです。

 Palmは次世代デバイスを開発する際に、自身のオリジナルの最も優れた特長であった上に書いたその成り立ちを、新たに追加する電話などの機能を当時の技術で実装するために妥協して一部捨ててしまったのに対してiPhoneはほぼ同じコンセプトを維持・発展させることに一切妥協せず、困難であっても必要な技術を新たに開発することを選んだのだと思います。その結果、画面で自在にアプリケーションをコントロールできる秀逸な液晶とその制御技術を組み込んだOSを実装したデバイスの開発に成功し、その優位性はある意味現在でも失われていないと言っても良いでしょう。

 モノづくりにおいて、おそらくこの違いは非常に大きいのかもしれません。「顧客視点での」商品開発といったフレーズを使った企画書を作成したりするのですが、しかし理想は理想であって現在の技術では実現できないし、それを待っていればいつ商品化できるか分からない、スピードも重要ということで、いつしか当初の目的から妥協して技術主導の商品開発に堕してしまうことがままあるのではないかと思うのです。

 しかし、そういった商品は価格勝負に陥りやすいですし、正当な商品が登場すれば一発で市場から駆逐されてしまうのは自明のことでしょう。あるいは日本のガラパゴス携帯やテレビなどの家電製品もそうであったのかもしれません。そして、クルマ作りにおいても、日本の自動車メーカーはそういった陥穽に陥っていないと断言することはできるのでしょうか?

 何年もの間、箪笥の中に眠っていたWorkPadを偶然発見した際、思わずそんな考えが脳裏をよぎったのでした。
Posted at 2012/04/21 11:01:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | デジタルガジェット | 趣味
2012年04月21日 イイね!

224:デジカメを買いました

 少し前になるのですが、新しいデジカメを導入しました。いろいろと検討した結果、RICOHのGRX-P10キットをAmazonで購入に至り、現在、俄かに写真とカメラについて勉強中です。いろいろと奥が深く、掘り下げがいのある興味の対象が見つかったように感じ、楽しく勉強しています。


(iPhone3GSで撮影)

 クルマの場合、その目的がA地点からB地点への移動であり、プロセスにおいてクルマにより、あるいは運転者により差異が出ますが、基本、結果は同じになりますよね。でもカメラの場合、結果である”写真”の出来は、カメラと撮影者の腕前に依存しますので、いくら性能の良いカメラを導入したからといって、いい”結果”がすぐに得られるというものではなく、自らの未熟を自覚することしきりです。とはいうもののやっぱり「時間と空間を意図的に切り取る」という写真撮影の醍醐味が、少しづつではありますが感じられるような気がして、休日の外出時には特に目的もなくカメラを持ち出して、あちこち風景を撮ってみたりして楽しんでいます。



 P10なのでカメラの性能的にはコンパクトデジカメ(同じリコーのCX)相当とのことですが、さすがに上のような写真はiPhone3GSのカメラでは無理だと思いますので買って良かったなと感じています。これからは沢山撮ってみんカラの皆さんのようなレベルに少しでも近づければと思います。

 最後に、何故GXRを購入したかについて少しだけ触れますが、自分も技術者の端くれとして、クルマもそうですが、こういった工業製品について、やはり何がしかの技術的な独創性を持つものに強く引かれるのです。ご承知のとおり、GXRはカメラとセンサーが一体となったユニットを交換できる非常にユニークなカメラであり、そこが魅力的に写ったことが一点、そしてユニットを交換することにより、コンパクトな筐体にも関わらず、デジタル一眼レフに匹敵する性能を発揮できる可能性があることが二点目、最後にこれからも面白いユニットが開発されることで、その可能性が大きく広がる(のではないかと感じさせてくれる)点が購入に到る決め手になりました。

 P10キットにしたのは、一応ファミリーユースを謳っての購入なので、いろんなイベントでの撮影用途を満たしますよとの建前が必要であったためです。近場から遠景までカバーできるP10をまずは入手して、その後(あまり大々的にではなく)、追加のユニットを順次導入してくという作戦を取ることを考えています(笑)。P10でもこんなに綺麗にとれるのであれば、A12やA16ではさぞかし...と、28mm単焦点ユニットのことが気になって仕方がないこの頃です。
Posted at 2012/04/21 09:21:19 | コメント(2) | トラックバック(0) | カメラ | 趣味
2012年04月15日 イイね!

223:春の日の夕方

 春らしく暖かくなってきましたね。息子は花粉症で大変なのですが、我が愛車S60も埃と花粉よごれで見苦しく、乗るたびに気になって仕方がありませんでした。今日の午後、晴れ間が見えたのでホントにざっとですが洗車しました。ガラスコーティングの威力か水洗いだけでもそこそこ綺麗になったような気がします。



 ついでに何枚か写真を撮ってみました(こちら)。よろしければ見てやってください。

 これで雨さえ降らなければ、しばらくは楽しく乗れるのですが。

Posted at 2012/04/15 00:05:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | ボルボS60 | クルマ

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何シテル?   03/21 11:29
yutty1325です。シトロエンC5からの乗り換えで、ボルボS60に乗っています。下手の車好きです。ブログにはクルマを中心とした話題を取り上げていきます。
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