• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

yutty1325のブログ一覧

2013年02月11日 イイね!

275:レンジローバーのフルモデルチェンジに思う

 もう古い話題にはなりつつありますが、8月に発表になった際にもブログで取り上げましたが、「レンジローバー」が12年振りに全面刷新され第4世代になりましたね。新しいレンジローバー、メディアでいろいろと取り上げられ、クルマとしての詳細が明確になってきましたが、さて皆さんは如何なる印象をお持ちになったでしょうか?以前にはイヴォークに似たスタイリングになるのではとか、ハイブリッド搭載の可能性はなど噂も流れましたが、蓋を開けてみれば3代目と同様に完全なるキープコンセプト、驚きは全くなしではありました。



 スタイリングは、確かに洗練さを増したのは事実ですが華美な装飾も目立ち、機能面では進歩よりもむしろ後退している部分も目につきます。技術的にも、ボディのアルミ化の徹底による200kg以上軽量化や、アイドリングストップの採用、ダウンサイズエンジンの搭載など、最近の省エネトレンドに配慮して頑張ってはいるのですが、個人的には是非実現してもらいたいと期待していたハイブリッド化は行われず、努力は必ずしも徹底されたものではないというのが感想です。

 まあ、そもそもこの手の大型SUVを乗用車として都市部で普通に使用することには理屈的には正論はあり得ないし、どういう方向でクルマづくりをしても存在自体が矛盾したものになることは避けられない時代になったのだと思います。新型レンジローバーはまさにその矛盾の象徴だと感じます。

 自動車雑誌などでのレビューは相変わらず代わり映えしない礼賛記事ばかりでウンザリしますが、レンジローバーについては、「クルマに求められるあらゆる要素を考慮し、それらを最高レベルで実現し統合した究極のクルマ」的な位置づけはそろそろ見なおして、フェラーリやランボルギーニーのスーパーカー達のように、お金持ちの虚栄心を満たすための極めて高価で特殊なクルマという方向性で考えていくのが妥当だろうと思います。

 新型レンジについて考えていると、初代レンジがいろいろな意味で如何に素晴らしいクルマであったかが再認識されます、また当時レンジといえどもかなり安価に購入できる存在であったことも思い出します。4代目は残念ながら「あちら側」に行ってしまった感が強いのですが、そうは言っても安くなるであろう3代目を短期間でも良いので自分のものとして乗ってみたい気持ちも確かに心の中にはあるのです(笑)。



Posted at 2013/02/11 13:29:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 英国車 | クルマ
2013年02月11日 イイね!

274:ほこりを払う

274:ほこりを払う 5ヶ月ぶりのブログになります。

 まるで長旅から久々に我が家に戻ってきて、窓を開け、家具にかけた覆いを取り去って、さて部屋中に積もった埃でも払おうかと腕まくりをしているような気分です。
 昔のようなペースで進められるかどうかは分かりませんが、少し書きたいことも出てきたので、今回、274回目からの再スタートとしたいと考えています。

 よろしくお願いします。
Posted at 2013/02/11 13:28:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマの話題 | クルマ
2012年09月23日 イイね!

273:待ち人来たる(iPhone5 K)

273:待ち人来たる(iPhone5 K) カミさん用のiPhone4S購入に引き続き、発売当日から一日遅くなりましたが新型iPhone5が我が家にやってきました。9月14日に近所の家電量販店で予約したブラックの32Gのモデルです。また、この機会にソフトバンクよりauにナンバーポータビリティも行いました。
 
 iTuneにバックアップした3年3ヶ月使ったiPhone3GSのデータをiPhone5に復元し、ちょこちょこと設定をいじって無事セットアップ完了となりました。使ってみての印象はというと、3GSと比べてですが、良いところは、

 ・軽い、薄い
 ・動作が早い
 ・画面がキレイで情報量が多い
 ・背面のツートン処理は上品で指紋がつきにくい

 といった点でしょうか。期待以上にサクサクと動きますが、これはキャリアの違いというよりiPhone5の性能向上によるものが大きいようです。一方、気になるところとしては、

 ・角が立っていて、やや持ちにくい(手のひらが痛くなる)

 持ちやすさは歴代モデル中、3GSがベストではないでしょうか?iPhone5ではケースが欲しくなりそうです。一方、従来機に比べてやや長くなっている点については、ポケットへの収納性も含めてデメリットは殆ど感じませんでした。やっぱり機能面では横幅が重要なことが分かりますね(iPhone5ではほぼ変化なく持ちやすさを維持)。



 iOS6は細かいところがいろいろと変更(改良?)されているようで、これはもう少し使ってみないとなんとも言えません。巷で話題の地図はたしかにグーグルマップと比べて情報量は少ないようですが、見やすさ、操作性、応答性にはポテンシャルを感じました。表示される情報に誤りがあるのは論外ですが、今後の改良には期待できると思います。

 ということで、待ちわびたiPhone5の到着を記念して、ちょっとしたインプレをアップさせてもらいました。ちなみに、先週、会社からiPhone4Sを業務用の携帯端末として支給されたので、今は3GS、4S、5と3台iPhoneが手元にあるにぎやかな状況です(笑)。

 それにしても、デジタル関連でのもう一人の待ち人、Amazonの日本の電子書籍市場参入はどうなっているのでしょうかね?直近のネット情報によると10月には、とのことです。iPhoneよりこちらを熱望しているのですが、未だ来たらずというところです。
Posted at 2012/09/23 09:06:26 | コメント(1) | トラックバック(0) | デジタルガジェット | パソコン/インターネット
2012年09月16日 イイね!

272:引き算の発想

272:引き算の発想 過去にブログで、第二次大戦における日本とドイツの主力戦闘機であった、三菱零式戦闘機(こちら)とメッサーシュミットBf109(こちら)を取り上げたことがあります。いずれもその時代を代表する傑作機であったことは異論はないと思いますが、興味深いことに、両機は当時の技術の全てを制限なしに盛り込んで作られたのではなく、ある種の制約のなかで戦闘機としての高い要求水準をクリアするために、余分な要素を限界までそぎ落とすことで、言い換えれば引き算の発想によって作り出されたプロダクトなのです。

 詳細は過去のブログをご覧いただきたいのですが、例えば零戦であれば1グラム単位で徹底的に追求された機体の軽量化であり、Bf109であれば総合的な戦闘能力を限界まで追求したエンジンと機体設計への徹底したこだわりを挙げることができます。最重要な目標を達成するために余計なものはいっさい追加しない、いやむしろ限界まで排除することによって、他者が真似のできない性能を実現することができたのです。

 何故、こんな話をしているのかというと、前々回のブログで最後に触れた初代ゴルフがまさにそういった思想のもとでつくられたクルマの一台であろうと考えたからです。そして、そういったクルマは、初代ゴルフだけではなく、例えば以下のようなクルマたちの成り立ちにも当てはまるのではないかと思えたからなのです。









 いずれもまだ第二次大戦の影響が完全には払拭されていない、庶民が自家用車を持つことが経済的にも難しかった時代、そして技術的にもまだまだ未熟であった1950年~1960年代に設計・製造されたクルマたちです。しかし、用いることができた技術には確かに限界があったものの、その志はあくまでも高く、庶民の足となる便利で楽しいクルマを提供すべく、余分なものは極力排除して、課題を見事に克服した名車たちです。

 勿論、同時代には大西洋を挟んだ米国ではこの世の春といわんばかりに自動車産業が黄金時代を迎えており、幾多の贅沢極まりない高級大型車が開発・販売されていたわけですが、こうやって半世紀以上経過した後に、歴史に名を残す存在になったのはどちらであるかを考えれば、モノづくりの優劣について結論は出ていると言えるのかもしれません。

 さて、当時と比べてモノづくりの技術は格段に進歩した昨今、少なくとも先進国と呼ばれる国々は、最近やや陰りが出てきたとはいえ、依然、その豊かさを謳歌しているのですが、過去の名車たちのような高い志をもち、引き算の発想で本質を見据えたモノ(クルマ)づくりがなされたクルマが本当にできていると言えるのでしょうか?
Posted at 2012/09/16 15:33:53 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマの話題 | クルマ
2012年09月16日 イイね!

271:歴史でたどる領土問題の真実

271:歴史でたどる領土問題の真実 最近、日本と隣国との領海についての摩擦が高まってきていますね。国をあげての感情論に走った意見や行動が目につき、懸念が高まりますが、そんな中で最近読んだ本について紹介したいと思います。

 ブログタイトルにあるとおり、保坂正康氏の著作、「歴史でたどる領土問題の真実」です。保坂氏は昭和史研究では著名な方ですが、この本も氏らしく公正な視点から感情をまじえず客観的に書かれていることに好感を持ちました。

 本書はまず領土、領海問題とは何かという点について、特に日本の歴史上の出来事について振り返り、例示しながら考察を加えていきます。そしてその理解を基礎において、日本の北方領土問題、竹島、尖閣諸島の諸問題について、歴史的経緯と当事者国間の主張などについて、淡々と解説されています。そこには、この本を書くにあたって公正なスタンスを維持することに、非常に留意されていることが汲み取れます。すなわちどちらかに肩入れする、あるいは主張を強硬に支持を表明するため書かれているのではない、ということです。

 そして、この本では今後上記の領域問題も考えていく際に重要なポイントを指し示すことで終わっています。領域問題においては、まずは歴史的な経緯を含めて事実をしっかりと把握することが必須であること。その事実を踏まえて、粘り強く冷静に長い目で交渉を進めていくことが何より重要であるということです。

 多くの日本人が、上記の問題につてどれほど客観的な事実を把握した上で発言しているのでしょうか?あまりに性急に判断をしようとしていないでしょうか?まずはそのことを振り返って見ることが、しいては日本として正しい主張を国際的にしていく早道ではないかと、本書を読んで強く感じた次第です。
Posted at 2012/09/16 11:33:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | | その他

プロフィール

「久しぶりの投稿です。」
何シテル?   03/21 11:29
yutty1325です。シトロエンC5からの乗り換えで、ボルボS60に乗っています。下手の車好きです。ブログにはクルマを中心とした話題を取り上げていきます。
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

デジタル一眼を引っ張り出してきました 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2013/10/10 23:27:42

愛車一覧

ボルボ S60 ボルボ S60
2011年3月にシトロエンC5(2001)より乗り換えました。10年のクルマの進歩を感じ ...
日産 スカイライン 日産 スカイライン
2台目の所有車。国産車はこれが最初です。96年~01年にかけて乗ってました。軽快な身のこ ...
フォルクスワーゲン ジェッタ フォルクスワーゲン ジェッタ
初めての自家用車。米国赴任時代に中古車として入手して、94年~96年にかけて2年間普段使 ...
シトロエン C5 シトロエン C5
2001年~2011年まで所有。子持ちの自家用車としては使い勝手が良く、ハイドラクティブ ...

過去のブログ

2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation