リヤブレーキ・キャリパーOH @ GOOSE350
1
リヤブレーキが引き摺る様になってしまった
パッドピン、スプリングは綺麗
ピストンもピカピカでしたが手で押し込んでも
ムリすれば入る程度にかたい
本来ならば対向ピストンなので、片方押し込めば
もう片方がユルユルと出てくるハズ
ピストンの揉み出ししても治らないので
OHする事に・・・
幸いパーツは予備で買い置きしてました
(もっと早くに交換するべきでした・・・orz
キャリパーを車体から外す前に
トルクロッド、キャリパー分割ボルト、バンジョーボルト
を緩めておきます
2
キャリパー分解
パーツクリーナー等で洗浄します
ブレーキフルードは塗装を犯すので
飛び散らせない様に気を付けます
こぼしたり、飛んだ場合は水で流すか
たっぷり水含ませたウエスで拭き取ります
表面上はサビ等なくキレイですが・・・・
3
手前側の汚れた部分が
ダストシールの入る溝です
結晶状の汚れがびっしりと溝の中に固着してました
その為ダストシールのクリアランスが無くなって
内径がキツクなってピストンを締め付けてた?
っぽい?
シール類は軽く貼り付いてました
4
出来る限り溝の中を綺麗にします
固着物が頑固ですが、キズ付けない様に慎重に行います
ピストン表面もチェック、磨きました
5
交換パーツ
フレームNO.で前期・後期があるみたい
シール類を新品に交換し、逆の手順で組み上げていきます
シール類の組み込みには
スズキ:メタルラバー CCI MR40
って便利なのがあるみたいですが
WAKO'Sのシリコングリスを使いました(私の場合
キャリパー分割ボルトも錆びていた場合を想定して購入
締付トルク 3.3kgf/m
6
使用した工具類
左:ピストンプライヤー
キャリパーからピストン出したり回すのに使います
ピストン裏面がローレットでキズが入るのが欠点
右:ドライバー曲げて加工した特殊工具
シール類を剥いだり、今回はキャリパーの溝掃除にも活躍しました
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右:シリンジ、注射器デス
OH等でブレーキラインが空の時に
注射器のピストンを引っ張ってバキュームかけて
マスターシリンダーからの注入を手助けします
左:ツバ付メガネ
ブリーダーボルトを操作する時に
ボルトの奥にメガネが抜けて回せなくなるのが防げます ストレート製
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作業後、余裕があればデスが・・・
エア抜き後
ブレーキペダルに圧をかけて数時間置いておきました
・・・・漏れ無き事を確認
ブレーキフルードの作業なので
念の為、最後に水で車体を軽く流しておきました
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