運転席の足元にあるペダル。
この小さなパーツをどうレイアウトするかに、私たち(マツダ)は細かく神経を使います。
足を自然に伸ばした位置にペダルを配置しなければ、マツダの考える理想のドライビングポジションはつくれないからです。
アクセルペダルをほんの2センチ外側へ移動させるために、なんとフロントタイヤを前方に移動したこともあります。
これって、ホイールベースを変更することですから、クルマの構造全体をゼロから設計し直さなければならなくなりました。
ペダルひとつのために、です。
そこまでやるのか
マツダは、そこまでやります。
人間を中心に運転環境を構築することで、ドライバーはすべてを本能的に操作できるようになります。
それが、安心して、安全に、クルマと一体となって走る歓びにつながるのです。
私たちはこの考え方を、デミオからアテンザまで、新世代商品すべてに採用しました。
小さなクルマだから、窮屈なドライビングポジションで我慢するという「常識」は、マツダのクルマには当てはまりません。
走る歓びに、クルマの大小は関係ないですから。
私たちマツダは、人とひとつになれるクルマをつくっています。
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Posted at
2016/01/25 00:50:50