1960年代に開花したスポーツカー分野「ライトウェイトスポーツ」
ロータス・エランやトライアンフ、スーパー7など軽快な走りに特化したスポーツカーはやがてハイパワーの波に飲まれ、すたれ、不毛の分野と化した
しかしそんな不毛の分野「ライトウェイトスポーツ」の楽しさとは何か
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を原点から見つめ直す一台のチャレンジャーが生まれる
それが広島の弱小自動車メーカー「マツダ」が世界に誇るスポーツカーとして人気となった「ロードスター」を発表したのが1989(平成元)年でした
以来、日本のスポーツカー冬の時代に25年間も作り続けている
このクルマはライトウエイトオープンスポーツカーと言うカテゴリーで約94万台を販売する大ヒットに
これは単に速さを追い求めるのでは無く、操る楽しい走りと爽快なオープンを追求した結果だと思います
これこそが「人馬一体」に代表する言葉に集約されています
では実際の魅力は大きく別けて5つのキーワードでご紹介致します
[1つ目は走りの楽しさ
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]
スポーツカーと聞くと大排気量やターボなどの過給器、VTECに代表される超高回転エンジン、スーパー4WDなどのエリートスポーツカーがカー雑誌をにぎわして、我々ユーザーもそれに目が行く中で、この23年間で多くが絶滅して行きました。
その理由の1つに速さとスペックと言う点だけにこだわったことと、また乗り手をクルマが選んでしまうと言う点(私はこれを過剰スペックと呼んでいます
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)だと思います。
しかしロードスターはエンジンのスペックはそこそこ、足回りはセッティング幅の大きい、ダブルウイッシュボーン、そして部品や用品が豊富で、価格も安価
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例えばタイヤは3,000~16,000円の間でチョイス出来る経済車なのです
走ってみるとキビキビとしたハンドリングと路面に吸い付く感覚、そして何よりクルマとドライバーとで大地とのコミュニケーションが取りやすい
これこそダイレクトハンドリングスポーツの王道を行くクルマ「ロードスター」なのです
因みにレーシングドライバーの方がロードスターを所有される人は多いと聞きます。普段の仕事は誰よりも速く走るが目的なクルマに疲れた時に、走る楽しさを教えてくれるクルマだと言います。ある意味で「走りのオアシス」なのかも知れませんねぇ~
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[2つ目はオープンクルージングの爽快感
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近年になってロードスターも時代のニーズに電動トップを採用しましたが、基本的には軽量化の為のオープンと考えれば、ソフトトップも十分魅力的なグレードです
また初代の時にはオープン時に、どちらかと言うと風を感じながら走るクルマだったのに対して2代目、3代目になるにつれて、風を受け流すに変わって来ました。
因みに軽さではトヨタ・86が1230㎏に比べ、3代目ロードスターは1100㎏とその差が120㎏もの違いがあります
(誤解しないで欲しいのですがトヨタ・86はこれから出力アップを前提に考えられているとしたら、また高速性能を向上させるとしたら、妥当な重量だと思います
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)
[3つ目はホビー性にたけている
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このホビー性には、カスタマイズの方向性が豊富な事
こだわりの限定モデルを多く出していること
[4つ目は日常最低限の使い勝手を提供するスポーツカー
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日常、最低限の使い勝手とは毎日を乗り続けても不便さを感じない
一つは、ラゲッジスペース(トランク)があること
二つ目は、日々使い勝手の進化をしていること
その一例がNA型(初代)からNB型(二代目)に変わって快適になったこと
1、車内への巻き込み風を防止する「エアロボード」の採用
2、幌が開閉が簡単になったこと
3、リアスクリーンがビニールからガラスになったこと
NB型(二代目)からNC型になって快適になったこと
1、エアコンがオートエアコンになり、車内温度環境がきめ細かく設定出来る
2、エアコンの吹き出し設定がよりきめ細かくなった
3、シートヒーター(本革仕様)の採用
4、電動式開閉のメタルトップの採用
5、クローズとオープンでオーディオ音量や音質を自動補正する機構の採用
等々
このようにロードスターの日常の快適さは日々、進化しています
[5つ目は楽しい仲間との語らいの場を与えてくれる
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オフ会に参加すると感じる「アットホーム感」
協調性を養い、共有する時間がとても心地よい
ロードスターを通して老若男女、全ての方々が一体感を演出する雰囲気が、私は大好きです
[そして我が家のロードスター・スタイルとは]
NA型やNB型は特に整備性が良く、我が家ではガレージでロードスターのボンネットを開けた前に椅子とテーブルをおき、プラグをはずしたり、チャンバーをはずしたり、あげくにエンジンヘッドカバーまで外してカムの様子を見ながら、家族でテーブルを囲んでジュースや珈琲、ピザやスパゲッティ-を食べる
やがて子供たちの友人や近所の人達も集まりクルマ講座に盛り上がる
そのような場を提供して頂いているロードスター
私達家族には、かけがえのない愛馬なのです
このようにロードスターの魅力の一部をお話してきました
皆様も機会がありましたら、是非ロードスターに触れて頂く事をおすすめ致します。
さーぱぱより
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![わーい(嬉しい顔)](/images/emoji/i13x12-F995.gif)
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