スポーツカーとは何かと聞かれるとお話する事が今回のサブテーマ
昔、スポーツカー=軽快で気持ち良い走りのクルマであった時代(1960~1980年代)
やがて、スポーツカーとは、人より速く(ハイパワー)、格好良い存在(優麗なフォルム)、高級感(ハイソカー)など、自慢や優越感、暴力的な走りのクルマなクルマがたくさん出てきて、一部では、悪のクルマなどに見られるようになった気がします(1986~2000年代)
また、「不経済的」=悪の考えが芽生えてきた日本では、人より速い、格好いい、高級感と言うスポーツカーが次々と淘汰されました
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しかし1989年、ハイパワー&ヘビーボディ全盛時代に1台の非力なエンジンに、軽快な走り&爽快なオープンライトウェイトスポーツカーが誕生したのです
その名は、ユーノス・ロードスター
このクルマはギミックなフォルムに昼と夜の2つの顔を持ち(丸型リトラクタブル・ヘッドライト)、エンジンは直列4気筒、DOHC(ダブル・オーバー・ヘッド・カムシャフト)の1600㏄、120馬力は同時では非力なエンジンで、前輪駆動全盛時代に、あえてフロントエンジン、リアドライブ(FR車レイアウト)を踏襲、開閉の簡素&耐光性に優れたオープン機構、足回りには荷重挙動変化を感じられるダブルウィッシュボーンサスペンションを採用することで人車が走りと言う目的に取り組み、走りの楽しさ共有し、再認識させてくれたのがユーノス(マツダ)・ロードスター
この走りの一体感や愛着感を表現、開発者の思いの集大成の言葉があります
それは「人馬一体」
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人が大地を風のように気持ちよく走るために生まれ、その風を人が手足の少し先に大地を感じられて走られるクルマが真のスポーツカーなのかも知れません
スポーツカーを野球に例えるなら、ハイパワースポーツカーは試合に出る緊張感と闘争心を掻き立てられるものに対して、ロードスターは友人や子供たちとキャッチボールをするが如く、コミュニケーションがあるような気がします
世界中95万人の方々から25年間、愛され続けたクルマ「ロードスター」
これからの25年の始まりの年
ロードスターは次の25年、4代目ND型ロードスターから始まります
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Posted at 2015/02/11 06:35:34 | |
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