私の生まれた時代
エンジンを始動する(冷寒時)のに、チョークを引いて、セルを回して初爆させるのにも一苦労でしたねぇ~


(キャブレターの時代)
そして現代

イグニッションをオンにしてスターターを回すと、エンジンは一発始動が当たり前の時代に故障など嫌なものですよねぇ~
そんなNA型ロードスターの故障話を3つ、ご紹介致します

第一話:オーバーヒート
我が家のNA8Cシリーズ1(色:ラグナブルー)、通称ブルーナちゃんは、購入時にオーバーヒート歴のあることが判っていて購入したクルマ
購入前の試乗では、みょうにエンジンの吹けやレスポンスが悪いなぁ~

と言う印象のクルマで、普段なら買わない代物
しかしオーナーさんから、「あなたが買わないならスクラップにしてしまいます

」の言葉に引き取る(購入)ことにしたイワク付きなクルマでした
そして、購入、登録を済ませた初のツーリングで「ゴボゴボ」とエンジンルームから異音が聞こえ出した
オーバーヒートだぁ
翌日、整備工場に入れクルマのラジエターキャップを外し、エンジン始動
冷却水が温まると同時に「白い泡」がブクブクとふきこぼれる
エンジンガスケットの気密性不足により、燃焼室から燃焼ガスがラジエターラインに漏れだしていたためのオーバーヒートと判明
すかさず、ラジエター、ウォーターポンプ、サーモスタット、ガスケット、シール類を発注
エンジンヘッドをばらすと、仮説が現実のものと判ることに…
幸いに検査の結果、エンジンヘッド等のそりは無かったため、交換部品を装着し組み付け、試運転
見違えるように快調に回るエンジンに微笑む私
変態なさーぱぱを感じるさーぱぱなのですねぇ~

第二話:エンジンヒューズが…
これはある峠で走行していた時の事
コーナーを右に曲がった直後、リアからバンと、聞きなれない音が…
その瞬間にエンジン停止

イグニッションも回らない
リアのトランクを恐る恐る、開けるとバッテリー端子に、携帯していた十字レンチが接触
ショートして、エンジンメインヒューズをとばしてしまいました
幸いに事故もなく、レッカーを呼んで、麓の修理工場に入れることが出来ました

その時、峠の仲間たちにはご迷惑をおかけした事、改めてすみません

とありがとうございました

と言いたいですねぇ~
第三話:エンジンが突然停止するアクシデントが

我が家のブルーナちゃんが赤城にドライブに行った時の事
藤代基地(自宅)から出発して、すぐに走行中にエンジンストールに…

(通称:エンスト)
その時は再スターターしたらエンジンがかかってひと安心
そのまま、茨城県から群馬県赤城山までのフライト(ドライブ)
赤城の大沼もセピア色になろうとした時
再び、エンジンストール
再度、スターターを回して、クランキングしても初爆(エンジン始動)がこない

燃料がこないのかと思い、燃料系をいじるも、再始動しない
点火系の点検
火が飛んでいない
原因は「クランク角センサー」の不具合
以前、このクルマはオーバーヒート歴があり、エンジン後方に冷却水がふいた跡がありました
そこには、クランク角センサーがあり、そのふきこぼれた冷却水をかぶっている可能性までは対象していませんでした

その後、新品のクランク角センサーに交換し、再始動
何事も無かったようにエンジン始動
その問題のクランク角センサーを分解すると、冷却水色の染みがセンサー内部にあり、それと汚れが相まって、不具合を発生させたと判明
今では快調にエンジンが回ります

その他にもロードスターにまつわる故障話はたくさんありますが、今日はここまで
故障、一つ一つに原因とその対処法が学べるロードスターは、私の相棒にふさわしいクルマだと思います
おしまい




Posted at 2014/11/06 04:06:09 | |
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