2009年05月10日
次に搭乗したのが、アウトバック3.6Rです。
これは私が運転担当です。
ある意味、このあたりでやっと落ち着いたかもしれません。
というか、ここで落ち着かなければ、ハンドルは私が握るんですから、みたいな気持ちで必死に平常心を呼び戻しました(笑)
ここでまず説明を受けたのが、「電動パーキングブレーキ」です。
私は、未だにパーキングブレーキを多用する人間でして、坂道なども、ATのクリーピング現象は知っているんですが、なんとなく気味悪くてついついサイドブレーキ引いちゃう、という人間なんですが・・・
このクルマは、そも運転席の左側にサイドブレーキ用のレバーがないわけです。
悲しいかな、普段のクセというのは、ついつい左側にサイドブレーキを求めて手が動いちゃうんですね(笑)
新しいレガシィは、ハンドル右下に電動パーキングブレーキのスイッチがあります。
これを押すとパーキングブレーキがかかります。
発進時は、シートベルトをしっかり締めた状態で、アクセルを軽く踏めば、自動的に解除になります。
また、ヒルホールド機能がついていて、これは何かというと、坂道で停車させると、傾斜を感知して自動的にパーキングブレーキをかけてくれるのです。
まぁ、なんてありがたい(^^)
・・・ただ、バッテリーが切れた場合とかは、どうなるんでしょうかね。というか、車を止めている時は、キーが抜けているわけですよね。それなのに、どうやってブレーキ効かせているんだろう。
(制御が電動式ってことですよね・・・あ、ちゃんと聞いてくれば良かった。)
シートも、今回から、10ウエイパワーシートがついてきます(LおよびSパッケージ車、アウトバック3.6R)これはうちの子にはついていない機構ですので物珍しい。
ランバーサポートまでしてくれるなんて、ホントビックリです。
我が家は体格の違う人間がふたりメインドライバーな状態で運転をしているので、椅子の形状についての意見がちょっと違っていて、ランバーサポートには前々から興味があったんです。まぁそんなことはあまり普通のご家庭では問題にはならないとは思うんですが。
シートを合わせ、電動パーキングブレーキ自動解除の感触を確かめながら、試乗コースへ入っていきます。
3.6リッターのエンジンを積んだアウトバック、私の第一印象は「やっぱりちょっと重い」
動き出しが、ほんのちょっとだけどもたつく感じがある、ように思えました。
ただこれは、もしかしたら体格の違い等で感じない方もいるかもしれません。それくらいの、軽微な遅滞を感じただけです。なんとなく、私の体格からは大きい車、という印象を持ちました。
ただ、やはり視点が高いという感じは受けません。いや、うちの子よりはもちろん高いんですが、見下ろしている感はないし、周りがよく見えます。
100km/hくらいのスピードで平らなコースを一周します。踏み出すと、いいパワーを感じます。さすが3.6リッター。トルクがあるなぁ。
するするとスピードが上がりますが、腰高感はありません。やっぱりレガシィだなぁと思います。道に吸い付くような走りの手応えを感じます。
最初の一周は下を走るので、コーナーでちらっと横を見ると、傾斜が結構きつく見えます。ううっ、あそこに登るの?か、壁に見えますが。
ここでの走行速度は80~120km/h。ちょうど、高速道を巡航しているスピードですね。バンクでは、110~120くらい出していると安定して回れる、ということでした。
私は実際、群馬の工場のテストコースで、もっとスピードを出している状態で手放し運転とかしていただいているので、貼り付き感は体感的にはわかるのですが、自分がそこへ入っていくのには結構緊張します。
とうとう2周目、少しスピードを上げながら、車線は右へ移ります。
コーナーです。
わ~~~、斜め~~~~(笑)
でもほんと、安定して道に「吸い付いて」います。このレガシィの「吸い付き感」は私の大好きな感覚です。その感覚を頭に入れて、アクセルを調整します。
前を、先に出た試乗車がかっとんで行きます。
もう一回コーナーを斜めになって回るとコーナーの出口で止まれの指示を出している係員の方が見えます。
体勢を戻しながら、左車線へ動きます。前の車に続いて、待機車線へもう一つ左へ動きます。
ブレーキを踏みますが、かなりのスピードから一気にブレーキをしても良く効きます。それも、強すぎず弱すぎず、踏んだ分だけ効く感じです。
あ、これいい。
うちの子は、ちょっと踏み出しの制動力がない感じで正直こわいなって思う時もあるのですが、BP/F型に乗った時も思ったのですがこの新型もブレーキの効き方のフィーリングがいいです。
なんか、クラクラしながら車を降ります。あ、アウトバックだった。イタタタタ(笑)
(軽く踏み外しました~w)
Posted at 2009/05/27 08:23:22 | |
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Legacy20th | クルマ
2009年05月10日
最初に搭乗したのは、アウトバック2.5i。
噂のCVT搭載車です。
実は、うちの営業くんが、このCVTを絶賛していまして(研修で新型レガシィに乗りに行っていました)、ぜひお試しを!といわれていました。
私自身はCVTには懐疑的です。実のところ、代車で借りたヴィヴィオで、あまりいい感触を持たなかったためにほとんどCVT恐怖症、といっても過言じゃないくらい、苦手です。
だから、絶対ツッコミをいれてやろうと思っていたんですが・・・
前述の通り、完全に舞い上がっていますのと(足が地に着いてないし)
このクルマはオーナー殿が運転し、私自身は後部座席の乗り心地を試そうと思って後ろに乗ってしまったために、
ツッコミどころをわすれてしまったorz
CVTだったことに気がついたのは、降りる寸前・・・(バカ)
で、後ろに乗っていた私が何をやっていたかといいますと、
「あら~~~~、ひろびろ~~~~、気持ちいい~~~~ヽ(^◇^*)/ 」
ってやりながら倒れてました(爆)
だって広くて気持ちいいんですもの~~~
ばったり倒れて、向こうのドアに手が届かないし、
座席真ん中の盛り上がりがないので倒れやすいし(チガウ
何より足元がすごく広々としていて圧迫感がありません。
新開発のシートは、軽く吸い付くような感じで形を変えて身体を受け止めるので、どんな格好をしても違和感がありません。
く、車は高速バンクに突っ込んでいくのに・・・
こんなことやってるパッセンジャーって許されるんでしょうか(^▽^;)
このアウトバックは確かアイボリーレザーだったと思います。あまりにも気持ちが良くてビックリ。
ドアの内側に、大型ポケットがつき、その中にペットボトルも格納できます。これも、手持ちのボトルをいれて楽しんでみました。
座席と座席の中間、ちょうどセンターコンソールの後ろに、エアコンの吹き出し口も。これはうちの子にはない機構です(後期のレガシィはそうなっていたらしいんですが)
その間、車の方は高速バンクへw
ここで、思ったより地面が近く見えることに気がつきました。
アウトバックは他の車より車高がありますし、だからもっと地面が遠く感じられるかと思っていたんですが、そんなことがありません。
平らなところを走行している時も、なるべく地面の見え方をチェックしてみたんですが、あまり現行のレガシィと比べても違和感がない。
「窓を大きくとっているせいだと思いますよ」と同乗のスバルの方。
後ろの窓は、ホントに大きいです。顔の真横まで窓なんです。それもあってか、本当に外が深くよく見えます。
降り立つ時、はじめて気がつきます。このクルマがアウトバックだということ。
地面に足をつける時、やっぱりTWやB4とは違う「高さ」を感じます。
それだけに、地面からあまり離れた感がなかったというのは、すごいことのように思いました。
あ、そう、それと、やっぱりCVT良くできています。
ホントに違和感がなかったですもの。
私が後ろの席でのびのびしていたのも、実際まったく違和感を感じなかったためで、降りる直前になってあ、CVTだったんだ!と騒ぎ出したくらいですから(笑)
違和感なし。
やっぱりこのクルマはレガシィだ。
そう感じました。
Posted at 2009/05/27 00:37:16 | |
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Legacy20th | クルマ
2009年05月10日
実をいいますと。
高速バンク走行は初めてではありません。
数年前、夏休みのスバルの恒例企画、親子工場見学に当選して、群馬の本社工場へおじゃましたことがあります。
そこで、敷地内のテストコースを、テストドライバーの方たちの車に乗せていただいて走る、というのをしたことがあるのです。
一番傾斜のきついところまで駆け上がっていただいて、信じられないような高速で走ったりとかしていただきました。
(今でも思い出すと血が逆流しますからね(笑))
でもそれって、自分で走るんじゃないですからね。
ある意味、ヒトゴトじゃないですか。
それを、試乗なわけですから、自分で走るんです。
私、極端に初物に弱いので(初物大好きなのに、初物に弱いんです)
・・・あ、そこ、変なツッコミをいれないで読んで下さいよ。
バスの中で緊張しまくりです。
バスはゆっくり試乗コースへ移動します。
ものすごく広い敷地内で、移動する道すがらにも、テスト用のコースがいろいろ見えてきます。
角度を変えた坂が3つあるところとか、
高速旋回の出来るでっかい広場と、
水をまいて低μを再現しているコースとか、
世界のさまざまな道路状況を再現している試走コースとか、
スバルのテストドライバーには、「壊し屋」と呼ばれる方たちがいることを、以前のカートピアか何かで読んだことがあります。
さまざまな悪路を長時間走り続けて、車の耐久性や故障する箇所などを調べるという、もっとも過酷なテストを繰り返す方たちだそうで。
持病は、胃下垂だそうです(爆)
この試走コースを見て、こりゃ確かに胃袋でんぐり返っちゃうよ、とナットクしてしまいました。もちろん、耐久性テストのコースはもっと×3すごいんでしょうけれど、こうしたところにもこういう路面を用意するあたり、こだわりがさすが?スバル。
その、試走コースの向こうに、斜めになった道が見えます。
あそこが、今日最初の試乗コース。高速周回路です。
延長4キロ弱、とのことですが、とにかく広大なテストコース。
(うちから仕事場までの距離とそう変わらないない距離じゃないですか(アセ))
そこには5台の新型レガシィが待っていました。
ここでは、この5台に、順番に乗っていくことで、試乗をします。
・B4 2.5GT Sパッケージ
・TW 2.5GT Lパッケージ
・TW 2.5GT Sパッケージ
・アウトバック 3.6R
・アウトバック 2.5i Lパッケージ
周回は2周。1周目は、一番下の平坦路、2周目は2コースあるバンクのうちの、下のコース(あまり傾斜のきつくないところ)を走ります。
(一番上のコースは、人が自力ではい上がることが出来ないほどの角度だとか・・・ああ、角度、聞き忘れちゃいました(^^;))
ひとつずつ体験して、ひとつ前に乗り換えていくという手順で試乗を行います。
私たちはこのリストの最後の方から前へ前へと乗っていきました。
緊張の一瞬。
添乗の係員の方に迎えられながら車に乗り込みます。
Posted at 2009/05/26 08:50:09 | |
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Legacy20th | クルマ
2009年05月10日
案内されたプレゼン会場は、まさに「工場」の中。
中には、3台の新型レガシィと、主な開発担当者の方々が私たちを待っていてくださいました。
中に、ひときわ笑顔の印象的なお方が。
日月(たちもり)さんですね。すでに、ティザー広告ではなんども拝見しているお顔です。
ものすごく、この場を楽しまれているのがわかる笑顔です。
なんとなく、自分自身には緊張が走ります(笑)
まずは、開発メンバーのみなさんのご紹介、今回の企画についてのごあいさつがあったあとから、大型スクリーンを使って、新型レガシィのコンセプトの説明が始まりました。
説明そのものは、発売時のカタログ等を見ていただければ、だいたい同じものです。それらを先行して説明していただいた形です。
その後、本日のスケジュールの説明です。
参加者は3組に分かれて、それぞれ高速周回路試乗・ハンドリング路試乗・静的展示見学を行います。
午前中にひとつ・午後に二つ、それらの体験を行い、最後にアンケート記入・集合写真の撮影を行うという流れでした。
私はまず高速周回路試乗へ。
これは、その、あれです、斜めになったバンクコースを走るわけで・・・
なんか一挙に頭に血が上ったというか(笑)
静的展示見学の方だけがプレゼン会場に残り、試乗する参加者はまたまたバスで移動です。
実は、プレゼンの最中、ずーっと工場の天井から鳥のさえずる声がしていたんです。巣でもあるのかしら。
自動車の工場と、可憐な鳥の声と。でもスバルだと、こんな組み合わせがとても自然な気がする(笑)
そんなことを思いながら、プレゼン会場をあとに、試乗コースへ移動しました。
Posted at 2009/05/26 01:05:14 | |
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Legacy20th | クルマ
2009年05月10日
本当にいいお天気でした。
GWも終わり、高速道もそんなに込んでいません。
極度の緊張を感じながら、指定された会場へ向かいます。
会場入り口についたら、8時20分・・・受け付け開始は9時から。こりゃ早すぎた、と思ったのですが、守衛さんがにこやかに通して下さったので中へ入りました。
フォレスターの宣伝ではないですが、秘密基地みたい(笑)
実際はGoogleマップなどで見れば載ってますから、厳密には秘密基地ではないでしょうが、試乗会の会場はまさに「関係者しか立ち入れない」場所だという意味においては秘密基地のようなものですよね。
会場駐車場にたどり着いたら、既に車が2台ほど止まってます・・・もっと早い方がいたんですね。な、なんだ。
受付は9時からだということで、しばらく待合所で待つことに。
少しずつ、参加される方が増えていきます。
9時、受け付け開始です。名前入りのIDカードをいただいて、当初の説明どおりに携帯電話とカメラを没収され(笑)、誓約書にサインをします(走行に関する誓約書です。要は、交通法規を守って、指示に従い、危険走行はなしで走ります、ということです。)。
ココでちょっとズッコケ・・・IDカードの参加者の名前は全てローマ字だったんですが、私のファースト名、あのぅ、その綴りはちょっっっっっと、見ない綴りかたなんですけどぉって・・・(笑)まぁ、そ、それも、いい思い出かもしれないと、とりあえず立ち直りましたが(笑)
会場のまわりはとても緑豊かなところでした。
青い空と、澄んだ空気と、明るい太陽の下で、期待と緊張に包まれた私たち参加者は、バスでプレゼン会場へ移動します。
Posted at 2009/05/26 00:29:02 | |
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