• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2017年09月30日

10代目シビックセダンに乗ってみた


 Dから熱心なお誘いがありまして、早速試乗させていただきました。

(本革シート+17インチアルミ装着車)

 米国仕様のトップグレードであるTouring

とサイドマーカーやテールランプ以外ほぼ同じ姿で、ホイールデザイン

(ついでにKB2-110から始まった消音機能付)
が純正16インチよりこちらの方が好みに合っているので、セダンを購入するならこの姿になりますが、黒のボディカラーにメッキグリルという姿で、かなり重厚感があります。
 私が比較対象とする初代ティアナ(2.3リッターのアクシス)に比べると5cmほど幅広なので、このアングルだとシビックの方が大型車に見えます。
 ワンダー(3代目)のシャトルとミラクル(6代目)のハッチバックSiRⅡの現役オーナーで、小さい頃に初代シビックに親しんだ私からすると、こっち

の見た目にシビックらしさを感じます(^^;

 まずは乗り込んでみました。

 フル液晶で情報が全て集まっているものの、Eコンランプが邪魔でギア表示がチラ見しづらいかもしれません。私はこれとエンスト装置

をすぐ解除してしまうので関係ありませんが(爆)

 エアコンはちゃんとスイッチがあるので使いやすいですが、日本仕様の残念な点は欧州仕様や北米仕様で上級グレードに装備される左右独立温度調整のエアコンを省かれていること。欧州仕様は全車(R-GT含む)にセンシングを搭載していることとと合わせ、レスとした理由が知りたいところです。

 シートは本革仕様のみ電動調整式

(ティアナ同様、運転席8ウェイ・助手席4ウェイ)
となるので、腰痛持ちの私は非常に期待していたところですが、座面かバックレストの反り具合か、イマイチフィットしてくれませんでした。ステアリングもテレスコ機構があるのでポジションは取れているはずなのですが・・・

 その部分に目をつぶって走らせてみましたが、最初に歩道を越えて車道に出る段差のところから良さを感じました。
 軽さを感じるのに非常にカチッとした感覚があります。このような急な段差でもちゃんと足がしっかり動き、それが取り付けられている車体はあまりねじれていないと感じさせてくれます。足周り全体の剛性なのか車体そのものの剛性なのかまでは分かりませんが、どっしりした重い箱に入っている印象を受ける4代目レジェンド

のそれとは違う安心感をもたらしてくれます。

 ステアリングは軽いものの、無理に振動を吸収しようとしてぶるぶる震える感触があるティアナや、レジェンドでも少し感じる電動ならではの違和感を殆ど感じません。
 また、ミラーも現行レジェンドやオデッセイ同様天地方向に大きいため、走っていて四隅がつかみやすい印象を受けました。家人も普通に走らせることが出来たので、このあたりは非常にポイントが高いです。
 次に感じたのはセダンでも必要充分すぎるほど力があることです。
 CVTの特性を生かし、エンジン音があまり聞こえ低回転で走り続け、跨線橋の上り坂もするっと登ってくれました。とはいえ、やはり私にはCVTが合わず(慣れていないという方が正しいかも)、パドルのお世話になる場面が多数ありました。
 また、消音ホイールの効果があるのかどうか比較していないので断言は出来ませんが、街乗りレベルではとても静かでした。それだけでなく、17インチをしっかり受け止める強さを持っていて、同じ17インチをもてあましている感のある初代ティアナに比べ、轍を気にせず走ることが出来ました。

 それ以外を色々見てみました。まずは外装。

 サイドスタイルはやはりセダンがいちばん好みかも(^^)

(灯火類全灯)

 続いては室内。

(木目調は綺麗です)

(フロアマットがシビックと思えない質感)


 リアシートにも乗って(走って)みました。
 ティアナほど広さやヘッドクリアランスがありませんが、フロントシート下への足入れ性が良いため、大柄な人でなければ不満がないレベルかと。個人的にはティアナのような座面やバックレストのふんわかさが欲しいところですが・・・

 次にトランク周り。ティアナより15cmほど短いものの、広さは充分です。

(ファストバック的デザインなので天面が殆どありません)

(トランクスルーはレジェンド、ティアナともにない機能なので便利)

 結構な時間色々使わせてもらいましたが、確かに大きくなったものの、このセグメントでは全幅はみんなこれくらいですし、軽くキビキビと走り回れる所謂シビックという名前に相応しいクルマだと思います。いちばん感じたのは車体の軽さと剛性感の両立とステアフィールのよさでした。(ちなみに燃費計で平均燃費14.0km/lとの表示)

 そして、このファストバックのようなサイドビューはそれだけで価値があると思います(^^)

 運転席そのものが身体に合うのか合わないのか、18インチのハッチバックはどのような味付けなのか、もっと試してみたいと感じたとともに、出来れば左右独立温度調整のエアコンとトルコンAT(新型RLXなどの10速AT)か試験車両に搭載されている8速DCTを搭載してほしいものですが果たして・・・
(プレリュードかティアナの代替候補なので・・・)

 ただ、試乗後の実感として、「これはシビックなのか?」と問われたら、「3台40年近くシビックと接した経験から、MM思想をしっかり反映した新型シビックだ」と答えると思います(^^)
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2017/09/30 22:36:52

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

6/8 日曜日の朝‼️
ミッキーたんさん

予定が狂う スキーショップへ
urutora368さん

メカニック気分を味わいたい
blues juniorsさん

明日は、ワーゲンバスでイベントに行 ...
彼ら快さん

土砂降りな、朝です☔️☔️
skyipuさん

ミラー番Getしました*\(^o^ ...
tatuchi(タッチです)さん

この記事へのコメント

2017年9月30日 22:57
こんばんは〜( ´ ▽ ` )ノ

値段が・・・(^^;;
コメントへの返答
2017年10月1日 23:02
こんばんは~(^^)/

装備(予防安全系)を考えるとこれくらいで仕方ないでしょうね(^^;
2017年10月1日 19:12
VWゴルフだって、 ミニだって、BMW3シリーズだって どんどん大きくなったのですから

シビックの思想を受け継いでいれば、 ホンダのクルマつくりを受け継いでいればシビックなんですよね

ホンダを知り尽くしている  ミラクルさんに このクルマは新型シビックだと
言って頂いてうれしいです
コメントへの返答
2017年10月1日 23:11
アクセラやレヴォーグだって元を正せばファミリアとレオーネで、みんな1.8mの全幅を持っています。

今回のシビックはかなり明確な思想(先代モデルまでの経験/反省点の積み重ね)を持って作られたと思います。

かっちりして上質な操作感でしたが、良い意味での「軽さ」を兼ね備えており、シビックらしさなのかなと思いました(^^)

プロフィール

「@ひでニイさん 大船渡の2件目は同落とし前をつけるのでしょう。刑法上は問題なくとも民法上では確実にアウトなので…」
何シテル?   03/01 00:09
 古くマイナーなクルマばかりですが、備忘録代わりに登録してみました。  御覧になってくれる方がいらっしゃるようなので、特に整備手帳を少しずつ追加していきたいと...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

ラリージャパン2024:一般車両コース侵入事案。 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/11/24 04:54:26
通信復旧支援士(仮) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/10/07 01:44:24
「アマチュア局の非常通信マニュアル」 (JARL作成) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/10/07 01:44:10

愛車一覧

ホンダ ヴェゼルハイブリッド 電動アシスト自動車 (ホンダ ヴェゼルハイブリッド)
 パワートレインにはあまり魅力を感じていませんが、最低地上高と車幅のバランス、内装色とメ ...
ホンダ レジェンド ホンダ レジェンド
 Top of Honda(NSXが不在となってからは事実上)だけあり、見えないところ( ...
ホンダ プレリュード 黒内装の方 (ホンダ プレリュード)
 高速道路では意外に燃費が良い車です。  最初のひと転がりは重いですが、4WSの恩恵で城 ...
ホンダ Z Z2号 (ホンダ Z)
 故障が多いのに便利なので性懲りもなく2台目(最終年のものをネット通販で引っ張ってきまし ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation