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2017年11月06日 イイね!

シビックR(FK8)に乗ってみた

 既に投稿したとおり、セダン(本革シート/17インチアルミ装着車)とハッチバック(CVT)に試乗する機会を得、10代目シビックの良さと気になるところを幾つか感じ取れましたが、トルコンATでなければMTが感覚に合う私なので、可変ダンパー(欧州仕様のハッチバックトップグレード「Prestige」も同様らしい)のタイプRも体感してみたいと思っていたものの、乗れば欲しくなるのは明々白々なので、県内外に試乗車がありつつも試乗はしないつもりでした。

 そんなある日Dから「KBレジェンドの18インチホイールで実験したい」旨のヘルプがあり、Dに出掛けました。

 担当営業がちょうど不在であったものの、他の営業の方に丁寧に迎えていただき、しばらく待っていると現車が戻ってきたので、試乗を終えられた方と一緒に撮影会(^^)
 元々この拠点にタイプRが一時的にでも置かれていることは公表されておらず、一緒に居た方も同じDの顧客で、かつDC5などのオーナーさんのようでした。

 ハッチバックに似た意匠のバンパーですが、フォグランプの外側にもインテークがあるので幅の広さが強調され、フェンダーの膨らみも大きいです。

(こういうデザインが好物だったり)

 リアも、ウィングのインパクトもさることながらフェンダーアーチの厚みが凄いです。

 最近試乗した普通のハッチバックも黒のスカートとセンターマフラー

を持っていますが、赤のアクセントで随分印象が違います。

(内装も赤のアクセントが)

(赤いベルトと固定式ヘッドレストのリアシート)

 ひととおり撮影を終え、「まずは乗ってみませんか?」という御言葉をいただきました。

(Rの文字が輝くスカッフプレート)
 画像はありませんが、ふわっとしつつスポッとはまる感じのシートは腰のライン以外3台のシビックの中で最も身体に合うような(汗)この時点で嫌な予感がとまりません。

 「まだ担当も戻っておらず、折角なので、通常決められた経路はあるものの、混雑する幹線道路を避けたほうが良いので、遠回りしてしっかり味わってください」とのことだったので、しばしお借りすることにしました(^^;
 まずはアイドリングストップを解除し、モードも「+R」にしましたが、シフトフィールが同じシビックという名前であるEK4とは別物です。EK4も当時のレベルでは極端に悪いというわけではないのですが、カコカコ動かしているだけでも楽しくなります。クラッチ操作だけで構内を移動し、歩道前で停止する時にそっとブレーキを踏んだつもりでしたが、キーという音とともに予想以上に制動Gが。

 効きを優先して鳴きを消すことはあまり重視しなかったという潔さを感じます。クラッチ自体も重くなく、ステアリングはハッチバックよりも少し重い程度で、同じシビックとして普通に走らせられます。

 その歩道から道路の段差を降りつつ左折しましたが、直近同じく左折したハッチバックとは明らかに車体の固さが違います。これは素人の私にも違いが感じられるほどで、20インチ30扁平タイヤでなおかつ脚が硬いはずなのに、セダンやハッチバックよりも路面や段差からの衝撃の角が綺麗に丸められ、トントンと揺れるだけの感じで非常に優しい乗り味です。
 混雑した道を少し走ったのですが、トルクが十二分にあるのでエンジンを吹かすこともなく、排気音は聞こえてくるものの、普通にオーディオが使えるほど(すぐにカットしましたが)静かでした。

 同乗した家人も、速さはさておき跳ねる割に当たりが柔らかいことは感じたようで、「もこっとしている椅子のせいかもしれないがセダン/ハッチより快適かも」とのこと。
 次にモードを「コンフォート」にしたところ、テンプラ舗装の小さな段差や細かい凹凸で車体が揺すられなくなりました。アクセルレスポンスが悪くなるためすぐに「スポーツ」に切り替えましたが、コンフォートでは20インチタイヤであることを忘れる、しなやかにいなす感じがなんともいえません。

 次にエンジンです。どんどんシフトアップしても、4速1000回転強から普通に再加速するため、かなりずぼらな運転も許容してくれます。そういう意味でも非常に楽です。


 渋滞を抜け、60km/h制限の所で静止から60km/hまで加速しましたが、味わいを楽しむまもなくあっという間に終了します。


 逆にその速度で4速などに入れた状態でブレーキ操作とともにシフトダウンすると勝手にブリッピングします。私の場合自分で操作するのであまり関係ないですが、MTに慣れない家人ならこの機能は便利です。

 溢れるほどの性能を奥にしまいつつ、のんびり走るというのがこの車の醍醐味かもしれません。国内外のビックパワー車ほどではないと思いますが、こういう贅沢さは嫌いではありません。レジェンドですら309馬力を出し切ることはあり得ないですが、何となくいっぱい馬力やトルクがあれば嬉しいですし(爆)
 そして、このエンジンの一番凄いところは、気むずかしさが一切ないことで、渋滞にはまったらクラッチ操作だけで動いてくれます。

(平坦路で1速6km/h、2速14km/hくらい)
 この状態ならスポーツかコンフォートにしておけばガッチリした車体、大変しなやかな足回りと静粛性(アイドリングストップを作動させました)と相まって、下手なセダンよりも快適だと思います。
 
 これまである程度走らせたタイプRは96インテRの4ドア(DB8)だけなので、「速くても軽くするため遮音性が低かったり脚が硬かったり犠牲になっているものが多い」という先入観があったのですが、厳つい見た目とのギャップに終始衝撃の連続でした。



 ハイパワーでフレキシブルなエンジン(B16A、H22A、J37A、E07Zのことを考えるとせめてあと500~1000回転は回って欲しいですが)、しっかり効くブレーキだけでなく、洗練された足回り、標準車よりも明らかにガッチリとした車体、これらの差に170万円の価値は間違いなくあります。確かに高額ですが、その価値を考えると高くないです。むしろこのお金を出せる人からすると安いのではないでしょうか。

 元々Rのデザインが気に入っていて、ハッチバックを推していた家人も同じ感想で、これにセンシング、左右独立温度調整エアコンがあればR以外の選択肢がないと断言しています。
 私もサイドビューが美しいセダン(出来れば赤)が一押しだったのですが、もう一回振り出しから考え直すことにしました。MTであることも含め、センシング(というかロングドライブにはレジェンドなどでお世話になっているLKASが欲しい)を諦めてでもRが欲しいという感情が。
 今更ながらDに薦められた6月末にオーダーを入れてしまえば良かったと後悔しています。その時点で決断できた方々が羨ましい・・・
 
 翌週もDに行きましたが、マイチェンするレジェンドもやってくるとか。ますます私の車選びは混迷の度を深めそうです(爆)
Posted at 2017/11/06 01:30:48 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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「@ひでニイさん 大船渡の2件目は同落とし前をつけるのでしょう。刑法上は問題なくとも民法上では確実にアウトなので…」
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 古くマイナーなクルマばかりですが、備忘録代わりに登録してみました。  御覧になってくれる方がいらっしゃるようなので、特に整備手帳を少しずつ追加していきたいと...
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