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miracle_civicのブログ一覧

2016年12月25日 イイね!

岩手県北三陸方面へ その3 岩手県野田村の復興方針

 道の駅「のだ」=三陸鉄道陸中野田駅

(画像は以前の使い回しですが、「顔はめ」の図柄以外大きな変化はありません(笑)
を出て、国道45号を南進し交差点を一つ過ぎると、津波の浸水地域に入ります。

 ちなみに、市街地からちょっと南に進むと丘が海岸までせり出していますが、この画像で見えるあたりからは大正時代とあまり道路線形が変わっていないようです。


 この辺りは左手から海、防潮堤と防潮林、三陸鉄道の路盤と国道の路盤があり、右手にはやや低い市街地が広がり、三陸鉄道と国道45号が市街地を護る2線堤という役割を果たしていましたが、東日本大震災により防潮堤は大破し、防潮林も髙田松原同様ほぼ消失しています。
 つまり防潮堤(復旧前は海)が見えているこの風景、震災前ではあり得ない状況です。右側には住宅や商店が並んでいたのですが・・・
※ 以前の記事(リンク)を御覧ください

 市街地を津波が襲い、村中心部で壊滅的被害を受けましたが、国道寄り内陸にある県道沿いの、役場を含めた頑丈な建物と愛宕神社の大鳥居が津波の勢いを殺したおかげで、内陸側に被害が少なかったことと、内陸側に道路と集落が広がっている野田村の特性から、被災しなかった地域の方々や役場職員が避難所に水や物資を持ち寄り、炊き出しを行うなどして、支援物資が入るまでの3日間を乗り切ったそうです。
 道路啓開作業は、自衛隊が入る前、当日夜から地元の業者が手持ちの重機をフル動員し行っていたとか。日ごろにおける地域コミュニティ、あるいは関係する業者・機関との「顔が見える関係」の重要さを改めて感じました。

 そこで、特に被害が大きかった市街地は他の津波被災地同様区画整理を行い、道路沿いは建築規制を掛けた上で3線堤とその手前に津波の勢いを減衰させ、湛水させる目的で都市公園を整備しています。


 区画整理で元の地域に戻る人が居る一方、少し内陸にある久慈工業高校のすぐ横に大規模に宅地を造成し、集団移転を実施しました。

 この村の特色として、地域全体が被災した地域については、地域ごとに仮設団地を建て、コミュニティを丸ごと移転させたこと、あるいは既存コミュニティに隣接したところに小規模な仮設団地を作ることで、避難した方々のコミュニティとの繋がりを絶対的に維持させたこと、第3堤防と呼ばれる施設や緩衝地帯を整備する中で元の地域に戻れない人たちは、これまた既存コミュニティと隣接させた場所の山を削って高台に移転地を確保させ、同じく津波で被災・孤立した、役場向かいにあった消防分署を高台団地向かいの内陸へ移転させる

など、基本的に地区ごとのまとまりとして移転の計画を立てるとともに防災上の不備を少しでも解消できるよう作為し、それを時間がない中で立案し、素早く実行してきました。そのことで住民流出、コミュニティ崩壊を防いだと聞いていますし、何度か訪れた中でこれほど復興が(表面上かもしれませんが)着実に進んでいる地域は他に無いのでは無いか、と感じることもあります。

(村内最大規模の集団移転団地の中心に整備されたコミュニティセンター)

 これは熊本地震で大きな被害を受けた益城町でも留意しているところですが、仮設住宅は避難所と違ってプライバシーがある程度保てる一方、孤立化してしまうという恐れがあるので、コミュニティセンターを作り、地域の人が集まることが出来る場所を確保し、各方面(最近は大学が熱心です)ボランティアが継続的に見守りを兼ねた各種イベントを実施し、その主体を地域に移していくという作業が必要です。

(益城町最大の仮設団地内に建てられた集会所)
Posted at 2016/12/25 17:44:52 | コメント(0) | トラックバック(1) | 日記
2016年12月18日 イイね!

オレンジ色の車 といえば・・・

 お友達の何シテル?へのコメントと重複しますが、都内の国電→JRのうち、山手線と中総緩行を主に使っていた私には、毎日のように見ていたけれどもほとんど縁がなかった

(H15頃の東京駅)
中央快速の201系と、逆にほとんど縁がない

(H17頃の府中本町駅)
武蔵野線です。開業初期の京葉線もそうなのですが、10両編成ではない+先頭がクモハの103系にびっくりした記憶があります。

 あと、2枚目の画像の車輌そのものがそうですが、中央快速から転属し、オレンジのまま中総緩行を走っていたことも思い出されます。
 これらは既に完全に思い出の中だけのものになってしまいましたが(各色1編成くらい残しておけば良かったと思うのだが・・・)、先日出張で初めて訪れた大阪では


103系のあのモーター、色んなエアの音、201系の起動音など、子どもの頃の記憶がいくつもよみがえってきました(^^)

 103系の先頭車トップナンバーが保存されたのは非常に嬉しいのですが、出来ればラストナンバーや一次改良型の車輌も動かせる状態で保存して欲しいです。
Posted at 2016/12/18 13:08:23 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2016年12月13日 イイね!

岩手県北三陸方面へ その2

 話は戻って道の駅「のだ」での出来事です。

 建物1階、駅待合室でサンデーを食してから、2階レストラン「ぱあぷる」へと足を向けました。ちなみに「ぱあぷる」というのはいうまでもなく色の「パープル」であり、リアス式海岸では非常に珍しい砂浜の色に由来しています。
 このレストラン、営業時間が短い(宴会で夜営業してくれることがあります)のですが、ちょうど三鉄のホームと同じ高さであり、鉄道を眺めながら食事を取ることが出来ます。

 ここで良く出ているものはレストラン開業時から人気がある「のだ塩」を使ったラーメンですが、同じくオープン当初から安定した人気を誇るというこちらにしてみました。

 「磯重」という名前のこちら、ウニとホタテの玉子とじ丼で、それに小鉢(この時はタコ刺)がついています。
 私は初めて食べましたが、玉子と玉子の相性は元々悪くないですし、ホタテと玉子も青森では「貝焼き味噌」という料理があるだけに間違いの無い誰にでもお勧めできる味でした☆
 また、この磯重は1,000円ですが、特典を活用すると1割引でいただくことが出来ます(それは後述)。

 この駅の向かいにも食堂がありますが、こちらは地元産の豚肉を使ったソテーなどが人気で、次回はそちらを訪問したいです(^^)
Posted at 2016/12/13 23:53:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年12月11日 イイね!

車の空力性能といえば・・・

 ラインゴルトさんの何シテル?にコメントしたことでふと思い出したことがあります。

 まずは我が家のシャトルさん。リアウィンドウの泥汚れ低減を謳っているテールゲートアッパーガーニッシュですが、よく冷えた夜の新雪路面を気持ちよく走ると、何も対策がないハッチバック車輌(直接比較できるのはZ)との違いがわかります。

http://www.honda.co.jp/factbook/auto/CIVIC/19830922/cv83-049.html
(出典:Honda報道資料「ファクトブック」)
 ワイパーが要らないわけではないのですが(^^;
 ちなみに私が記憶している範囲では、CE1/CF2アコードワゴンとZに樹脂製のオプションパーツがあり、同じ機能を謳っていたはずです。

 まず、シャトルは前面投影面積がワンダーシビックとその仲間達の中で極端に大きいためか、逆に空力に配慮したデザインとなっていて、ワンダーシビックとその派生車種の中で唯一ゼロリフトを実現しています。

 この部分に関しては、EKシビック

(リアのミドルゲートスポイラーは窓の汚れ低減に効果あり)
の本気モデルであるタイプRの前期型(E-EK9)が、北米仕様のバンパー(ヒゲなし)や
専用形状のスポイラーを装着して登場するまで空力性能は軽視されていました。
 実際前期型の場合、EK9のフロントスポイラーを装着すると高速走行でも効果を実感できます。うちの場合エンジンルームに融雪剤を巻き上げるのを嫌ってアンダーカバーを追加しているので更に変化していますが・・・(^^;


 また、シャトルというかワンダーとその仲間達は

フルドア(プラグドア)形状を採用していることにより、フロントウィンドウの水滴が車体側の雨樋を流れるため、少なくともシャトルでは水滴がサイドに流れ込むことがまずありません。
 それに対してEKシビック・Zは窓とAピラーとの段差が少ないため、ワイパーで払った水が側面に流れ込み、窓を汚すのが今でも気に入らないマイナスポイントの一つです。我が家のラインナップではJ31ティアナやKBレジェンド

(現行も処理が同じ)
では考えられた作りになっていて、特に冬の高速でのストレス低減に役立っています。

 そういう意味ではEKシビックやZにサイドウィンドウワイパーが欲しいです(^^;
Posted at 2016/12/11 00:44:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2016年12月06日 イイね!

岩手県北三陸方面へ その1

 本当はオデッセイハイブリッドの話に行こうと思っていたのですが、溜め込んでいたネタを。
 時期とすれば台風第10号による岩泉町、久慈市などでの甚大な被害が発生する直前になります。
 以前の記事でもチラッと触れましたが、熊本でのお手伝いから戻ってきた週末、無性に震災復興が進む地域の風景が見たくなり、岩手県の北三陸へ出掛けてきました。
 
 まず高速で九戸まで移動し、そこから県道を使って久慈渓流方面に走って行き、途中にあるこちらに立ち寄りました。

(へろまち産直館)

 キノコや豆腐の品揃えが良いので時々寄るのですが、今回はキノコや野菜以外に五平餅を。

 餅好きな私にはたまらないおいしさです(^^)

 本当はイートインも気になっていたのですが、狙いを付けていたものがあるのでそのまま道の駅「のだ」まで移動しました。こちらは三陸鉄道陸中野田駅に併設されています。

(野田駅・・・)

(こちらが正解)
 大阪出張で何故三鉄に「陸中」と付いているのか初めて理解した次第です(^^;


 ここの道の駅といえば、まずは古くから野田村特産である塩を使った「のだ塩ソフト」なのですが、今回はその派生車種ともいえるこの方。

 「ぱあぷるサンデーソフト」という名前で、地元産の山葡萄ピューレ、のだ塩で味付けをしたナッツを振りかけたものになります。
 元々ソフト自体がかなり優しい味なので、どういうトッピングでもマッチすると思いますが、久々に食したソフトクリームの味は格別でした(^^)

 また、季節によって2種類の駅弁が入れ替わりで売られており、この季節はこちら。

(「ホタテ弁当」)
 これもまた野田村産のホタテ、ウニ、ワカメなど、地元のもので彩られています。

 味はいうまでもなく美味しいのですが、改めて三陸の海から受ける恵みの豊かさを感じることが出来ます☆

(以下次回・・・)
関連情報URL : http://nodaeki.com/
Posted at 2016/12/07 00:25:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「@ひでニイさん 大船渡の2件目は同落とし前をつけるのでしょう。刑法上は問題なくとも民法上では確実にアウトなので…」
何シテル?   03/01 00:09
 古くマイナーなクルマばかりですが、備忘録代わりに登録してみました。  御覧になってくれる方がいらっしゃるようなので、特に整備手帳を少しずつ追加していきたいと...
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