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2022年03月21日

晴海客船ターミナル閉館。解体前見学。

晴海客船ターミナル閉館。解体前見学。 1991(平成3)年5月に東京港開港50周年を記念して開業した晴海客船ターミナルですが、2022年(令和4年)2月20日をもって営業を終了し、解体される予定です。ここは自分にとっては、特別な思い入れがある場所であり、極めて残念な知らせです。

新型コロナウイルス感染症拡大以降、長らく閉鎖されていたようですが、ターミナルの解体前に多くの要望があったらしく、関係者様の計らいで3月19日(土)~21日(月・祝) 期間限定で外構部が開放されることを偶然知り、連日行ってきました。

見えてきました。すでに込み上げてくるものがありますね。


特にあの展望台。あそこで長時間過ごしたものです。


バブル期に計画されたということもあり、過剰にオシャレです。テレビ番組のロケ地としても有名でした。


この間来た時は完全に閉鎖状態でしたが、今回は各所イルミネーション等も灯っています。


こういったオブジェが随所に配置されています。


惜別看板が設置されていました…。


本日の特権、構内へ。20代の時に見た光景が一気にフラッシュバックしてきます!


「ああ、こんなだった…」とか。


案内板まで、意匠を凝らしたデザイン。


建築家の竹山実氏の代表作の一つでもあります。


ここに確か、フェリー会社のカウンターがあったはず。


本当はあそこへ強烈に行きたかった…。


臨港広場に回ってみます。


海側から。


羽を休めているウミネコ。


水産庁の「照洋丸」と「開洋丸」が停泊中。


どこを切り取っても、本当に垢ぬけてます。


隅から隅まで考え抜かれたデザイン。建築物そのものに魅力を感じます。


正面から。1階にレストラン、2階にも確か喫茶スペースがあったはず。
こういった所で、ゆっくりコーヒー飲むなんて最高です。


あの辺りから、東京湾を眺めたなあ。


送迎デッキに回ると、帆船が停泊中。


海技教育機構「日本丸」です。


フィギュアヘッドは藍青。


かっこいい!


ブリッジ。


ダイハツ6DSMB-28NSディーゼルエンジンは、火が入っていました。


送迎デッキの玄関側を望む。当時はこの一帯は昔の港湾という感じの古い建物が立ち並び、道路も工事中だったように思います。
このデッキはクルーズ客船のみならず、海上保安庁の観閲式、海上自衛隊の練習艦隊や南極観測艦「しらせ」、諸外国艦艇にも利用され、『世界の艦船』を愛読していた頃からよく記事として目にしていたので、初訪問時ここに立った時にはえらく感激しました。


あそこから北側の東京方面をよく眺たなあ。あの展望台は、人生の岐路に色々と思いを馳せた場所です。
警備員の方から聞くところによると、コロナ過のため建物自体は去年から閉館状態であったとのこと。もっと早く来るべきだった!!


複雑な造形なのに、優雅さを感じる、不思議な建物です。


独立行政法人海洋研究開発機構の「白鳳丸」がHJバースに停泊中。


再び本館側へ。内部を覗いて、記憶を辿る(笑)


さらに上階へ。


上に行くたびに振り返っての繰り返し。


んー、


晴海ターミナルホールは、入ったこと無いな。


どこに行っても、何気にオブジェが凄い。


日が傾いてきました。



どうですか。複雑に見えますが、極めて機能的な設計です。


遊覧船が、サービスで日本丸に近づいている模様。


デザインと導線の融合。素晴らしい!


再び広場側へ。


上京当時は墨田区に暮らしていて、チャリンコでここまで来ました。この茂みの辺りに止めたん、覚えてるぞ!


この異次元空間の模型が発売されたら欲しい。


非常階段さえも造形に手抜きなし。


降りていきましょう。


外が暗くなるに従い、内部が見えやすくなってきました。



正にバブル。





当時、アイワのカセットボーイにシャカタクの『ナイトフライト』というアルバムのカセットを入れて、「ナイツ・オーヴァー・トーキョー」という曲をここで聞いたのを思い出しました。泣ける!


このオブジェを目にした時、一気にタイムスリップしました。長らくしまっておいたものが、引き出された感じです! 何気ない造形物が、心に焼き付いたなんて驚きです。



「風媒銀乱(ふうばいぎんらん)」というオブジェです。風に吹かれて回転します。


完全に日が落ちました。


「晴海信号所」のF(FREE)が点滅しています。


場内に閉館のアナウンスが流れ、本当にこれで最後かと思うと、何とも言えない感情が溢れてきました。みな同様に帰りを惜しんでいるようでした。連日訪問し、しっかりと目に焼き付けたつもりですが、館内、特に展望台に入れなかったことだけは心残りでなりません。

こんなに早くも解体されてしまうこと自体、大きなショックです。ああ、また思い出の場所が消えていくな…。


職員の方に、こんな素敵な記念品を頂戴しました。大切に保管します。


寂しさを紛らわせるために、帰りは回転ずしに寄りました(苦笑)


しかしどうしてもまた見たくなり、後日こんな所から再訪しました。


「ゆりかもめ」からですぜ!(苦笑)
東海汽船の橘丸っぽいのが見える。


シンフォニーには何回か乗ったな。


今日はお上りさんと思われようが、カメラをスタンバイじゃ(苦笑)


見えてきた!


「日本丸」もまだ停泊中だ!呼鳴、解体前にもう一度可能な範囲で見に行こう。



測量船 HL-05「海洋」と、


測量船 HL-03 「明洋」もついでに撮っておきました。


もう一度だけ館内見学したいなあ…。未練残りまくりですよ。
オリンピック工事が始まるずっと前にも、護衛艦が入港しているのに併せて訪問したことがあるのですが、あの時も営業時間に間に合わなかったことが悔やまれます。

先日のお台場メガウエブといい、この晴海客船ターミナルといい、多感な時期を過ごした思い出の場所が次々に無くなるのは、やるせないものがあります。
以前にも書いたことですが、再訪したい場所は、思い立ったら早めに訪問するべきだと、最近は特に痛感します。



ブログ一覧 | 散策 | 旅行/地域
Posted at 2022/05/06 03:07:26

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この記事へのコメント

2022年5月29日 16:05
久しぶりに時間があったので、SVX乗り方のブログを拝見してましたら…。
晴海客船ターミナルの閉館?知りませんでした。
残念でたまりません。ブログ拝見してセンチメンタルになってます。
素敵な報告ありがとうございます。
ここは、豪華客船が来るとよく散歩がてら見に行ったり、してました。
東京五輪選手村ができる前は、近くに広い空き地もあり、時々飛行船が停泊してることもありました。
近くにSVXで行って写真撮ったりもしてました。
いろいろと思い出の場所でした。
コメントへの返答
2022年5月30日 3:06
お久しぶりです。
makerouさんも晴海客船ターミナルに行かれたことがあったのですね。
オリンピック前までは、本当に古い港町の倉庫とかも残っていて、穴場でした。
今思えば、ターミナルをバックに、SVXの写真を撮っておくべきだったと後悔しています。
閉館取り壊しは、本当に残念でなりません!!

プロフィール

「@よーへいk す、すごい!」
何シテル?   07/13 23:22
東京も長くなりましたが、大阪魂は抜けません。 自分でできることは、自分でしないと気が済まない性格ですが、時々やらかします。
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