
少し長くなりそうですが、今回CIVIC Type R/FL5購入に至った経緯を書いておきたいと思います・・・・
まず次車検討を始めたのは昨年秋あたりでした・・・
なのでほぼ1年の検討の結果の購入ですので、行き当たりばったりではないです(少なくとも自分はそのつもり)。
ただ次車購入検討といってもカプチーノを手放すって選択肢は最初っからなくてあくまで家族グルマ=RX-8側の入れ替え一択でしたし、しかもRX-8が調子悪いとか嫌いになったとかではなかったんです。
この段階でカプチーノは27年、RX-8は17年所有していましたので、どちらもいつ壊れるかわからない中でのヒヤヒヤ運用に不安を感じていたってのが正直あり、これが決断理由となります。
ですが・・・
昨年秋と言えばちょうど転職関連でバタバタしていた時期ですから、次車購入検討中とは言えかなり片手間で、仕事と転職関連と当時受験生だった長女の諸々と頭を巡らす合間の息抜きレベルだったと思います(汗)
しかも特に長女の進学がどうなるかわからない中でのクルマ入れ替えなんて予算も見えない中でしたから今から思えば単なる妄想レベルでしたね。
でなんだかんだで転職がまとまり、長女もなんとか比較的経済的な公立大学への進学が決まり、少し予算的な部分が見えてきたので次車検討が本格化してきました。ちなみにこの段階での有力候補はZC33Sスイスポでした。またこの少し前に、転職に際して前社の退職金が当初想定では削減される可能性を視野に入れていたのが、削減なしの満額支給になったことは心理面でかなり次車購入の後押しになったのはありました。それもあってあの頃Breguetの時計買ったりと余裕ぶっこいていました・・・汗
その後・・・
これまた非常に幸運なことに転職した会社の新薬開発が成功し、転職時に転職の報酬としてもらっていた株がいきなり化けました(驚)
これが決定打となり、次車購入検討が本格化しました。
クルマ選択は基本的には私の一存で決定しますが、守るべきガイドラインがちゃんとあって、それは4ドアであることと、猫がちゃんと乗ること(猫連れで大阪帰省がこなせること)があります。
また自分なりのこだわりは(ドア数は別として)走ってて楽しいクルマで、(なるべく)MTにしたい、というのがありました。
これらを総合的に考え、この段階では、SKYLINE 400R、MINI JCW4ドア、ABARTH 595/695コンペ、MEGANE RS、CIVIC Type R、GRカローラ、GRヤリス、(なぜか)ジムニー、あたりが候補になっていました(この段階でスイスポは脱落)。
その後LBXモリゾーが出たり、MEGANE RSウルティムやABARTH 695コンペファイナルが出たりと自分が気になるクルマが登場(というかファイナルなどと称して今後なくなる雰囲気になって)、こりゃさっさと買わないと選ぶことすらできなくなる、と焦って検討を本格化しました。
この段階では
LBXモリゾー、MEGANE RSウルティム、CIVIC Type R、GRカローラに絞られていました。
ただこれらの中ではGRカローラはすでに限定抽選販売終了後再発表がなくて実質入手不可能だし、CIVIC Type Rは受注停止続行中でしたので、LBXモリゾーとMEGANE RSウルティムの見積もりを取っていました。
ですがどちらも必要な最低限のオプションをつけて保証延長などをかませてみたら、いずれも700万を超える金額となりました。
いくら気が大きくなっていてもこの額は正直厳しいなぁ〜と思い躊躇していたら、今度はCIVIC RS登場とそれに伴いType R受注再開!?との噂が飛び交い始め、これに思い切り期待してこの段階からCIVIC Type Rが最有力候補となりました。
まぁ、結果としては今でもそうですがCIVIC Type Rの受注再開はなく、逆に色々調べる中、受注再開どころかすでに受け付けた発注分の生産で手いっぱいで、さらに思いの外好評のRSの生産が同じ工場で行われるからType Rの大幅な増産は期待薄、さらにさらに2026年7月の騒音規制移行期間満了に伴う生産終了(それまでに現受注分生産すら困難)なんていうニュースも出てきて、いよいよType Rが入手したくてもできない、とんでもないクルマなんだと改めて思い知らされました。
最初から次車購入は新車購入、としてきたわけですが、ここまで来ると新車で購入できるのはLBXモリゾー(多分1年以上待ち)、MEGANE RSウルティム(多分即納レベル)しかない状況となりました。しかしどちらも700万円強の、いくら気が大きくなっていても身構える金額となるため、かなり考え込んでしまいました。
ここに来て、今まで心理的には避けていた新古車での購入も視野に入れることにしました。後になって考えれば新古車というのは一旦登録していたら新車ではないですが、選択によっては路上をほとんどあるいは全く走っていないレベルのものも少なくないので、これを排除していてはもうType Rは入手できないと腹を括りました。
またすでに気がついていましたが、Type Rの新古車というのはいわゆる転売モノがほとんどで、定価にプレミア価格上乗せになっているわけです。これを買うというのは転売屋に加担することになる、との心理的な拒絶感があったってのも正直な気持ちです。
でも、その奇妙な忌避感というか正義感と言うかに拘ると自分はもうType R入手ができない、とこの段階では究極の選択をせざるを得ない状況が理解できていました。
それで試しに新古車で走行が10km未満(これなら試乗車にすらなっていないと判断)で探してみるとお値段は概ね630万前後で全国で結構な台数が存在していました。うわ高いな、と正直思いましたがこれでも受注停止報道が出た直後に比べ結構下がっているんですよね。
また本来比べるモノじゃないとは思いますが、前述のLBXモリゾーやMEGANE RSウルティムよりもこれでもずいぶん安いんですよね〜。
この段階で、
よし、Type Rを新古車で買おう!
と決定し、候補車を探し始めました。
ただし闇雲に探すのではなく、登録月は2024年夏以降(かなり新しいもの)、走行は10km未満、に限って探しました。
最初はボディ色は白一択だと思っていました。なんせイメージカラーが白(チャンピオンシップホワイト)ですから。
で確かに白は全国のあちこちに点在していて選び放題でしたが、自分が探したタイミングでは近場では埼玉にあったのみで、見に行くことや諸手続きに難渋しそうなので躊躇してしまい、開き直って色の指定を外したら・・・
今回の青が近場の御殿場のショップにあることが判明しました。
しかもなんかえらく安い・・・・
ちょっと怪しさを感じつつも一度話を聞こうと早速メールで予約を入れ、押さえてもらった上で直接出向きました。
ショップのオーナーと話をしたところ、前のオーナーさんは購入予約したものの納車待ちの間に家庭環境が変わってしまい、もはや使うことができなくなったので知り合いのよしみで引き取ったとのことで、実際前オーナーはこのクルマに触ることなく直接ショップに積車で運び込んで、そのまま車庫の奥底にしまい込んだまま、だったとのことでした。その走行距離はわずか5km・・・・。おそらく工場→ディーラー→ショップと積車移動のみでこの瞬間を迎えたんでしょうね。
状態はほぼ新車で、登録が9月末ということでほぼ新車の状態でこの価格・・・これは買うしかない!と伺ったその日に手持ちのお金から手付を入れ、購入決定となりました。ショップオーナーは決断の速さに呆れていましたが・・・・
という経緯で我が家にこの青いCIVIC Type Rがやってきました。
長くなりましたが、これが我が家の新しい愛車登場までの顛末です。
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FL5 | 日記
Posted at
2024/11/28 09:06:23