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2024年12月17日

青の立ち位置〜後期型レーシングブラックパッケージは?

青の立ち位置〜後期型レーシングブラックパッケージは? 自分がCIVIC/FL5を契約したのは2024年11月初めでした。
この段階までずっと車種選定とFL5発注に向けて色々やっていたというのは前にも書いたかと思いますが、納車後ほんの少し経って発注再開のニュースが飛び込み、少しだけ興奮したってのは偽らざる事実です。今日はその辺の思いを書いてみたいと思います。

まず、直近発表された後期型(世間的な呼称に倣います)のレーシングブラックパッケージ(以後RBP)を知った今、自分の前期型購入を後悔しているか?と聞かれたら、自信を持って、全く後悔していない、と言い切れます。この辺りの心情も書いてみますね。

自分の前期型FL5購入は正規ディーラーで発注後長く待って納車されたわけではなく、幸運にも入手できた新古車ですので、いわゆるプレ値購入に属する物です。
FL5オーナーや納車待ちや購入検討の方もよくご存知の通り、FL5は2022年9月の受注開始後わずか4ヶ月で2026年半ばまでの生産枠を売り切ってしまうような超人気車で、もう2年近くも受注停止状態が続いてきました。
そんな状況でも多くの方が購入を希望し、さらには海外でも人気が出ていることから当然の結果として販売価格を大きく上回る実勢価格で売買され、一時ほどではないものの、いまだに新古車価格は定価を大きく上回ります。
実勢価格としては多少幅はあるものの登録済み新古車(走行10kmといったレベル)では630万円〜と言った感じで、新車購入に90万円ほどのプレミアム上乗せです。
自分の場合、高価な純正マットが装備され、純正ETCセッティングやボディコートなどがサービス価格で施工するなどの条件で600万円+αで相場よりは安い(でももちろん定価よりは高い)条件でしたので、自分としては納得での購入でした。

今回発表された後期型RBPはこう言った実勢価格にも目をやったと思える価格設定となっており、定価は約600万円とほぼ100万円の値上がりとなりました。この価格差はFL5オーナーや納車待ち、また購入検討者一様にかなりの衝撃でした・・・

しかも変更箇所がHONDA発表情報だと
・内装色変更〜赤内装が基本的に黒内装になる
・ダッシュボードやトリムなどがアルカンターラ仕上げに変更
・ナビの仕様変更でGoogle MAPになる(でしたっけ?)
・電源設備がUSB type Cになる
・(未確認情報ですが)ホイールの塗装色変更
など、ほぼ小変更レベル(ダッシュボードのアルカンターラ仕上げは評価の向きが多い)で、100万円の値上げの理由としては弱い印象です。もしエンジン出力やトルクなどが例え+5Hpでもあればかなり心象が違うんでしょうがねぇ・・・。

ですが、元々FL5は仕様に比してバーゲンプライスで、元々の約500万円というのがそもそも安過ぎた、という意見も少なくありません。なにしろFL5登場時(価格設定時)の2022年以降世界的に原材料の値上がりや感染症の拡大などで製造コストは爆上がりであり、クルマ業界に限らず、製品の値段がどんどん騰がっている上に、長引く円安傾向も価格維持を困難にさせる要因ですね。

そんな中で今後も500万円でFL5を供給(さらに再開しても)することは非常に厳しかったのだろうと思います。
この100万円値上げを否定的にコメントする方は色々なおっしゃり様をされています。それに絡めてクルマ価格高騰への批判に繋げる意見もあります。
一例として、つい最近マイナーチェンジで登場したRSが420万円となり、Type R/FL5との価格差が80万円しかないならType R/FL5の方が断然お買い得、あるいはRSが不当に高すぎる、とか言ったものですが、RSは最近のモノの値上がりを反映させた2024年時点での価格設定であり、2022年の価格設定(しかも発注中止)のFL5と価格比較してもほぼ無意味です。
自分の中では値上げ幅の妥当性の検証まではできませんが、値上げはある程度やむなしな側面はあると思います(でも予想より幅が大きかった、とは感じますがね)。

自分の場合、契約して1ヶ月も経たずに後期型の情報が出てきて、この1ヶ月待っていたら後期型が新車で入手できたかも?と思わなくもないわけですね。この視点で情報を収集してみると・・・

・後期型の生産は2026年3月以降の予定で、それまでは納車待ちの前期型契約車の製造を行う
・契約済み発注者には後期型への変更の権限を付与する
・前期型→後期型の変更者数確定で前期型生産計画が確定し、契約車製造納車完了で後期型生産開始。生産余力があれば後期型の受注を2025年1月以降受け付ける

と言った流れの様です。当たり前ですが契約済みの顧客への納車が優先であり、それでも余れば後期型の新規受注を受け付ける、という流れなわけです。
ですから現段階では前期型を新車で購入することは不可能(前期型の受注再開はない)になり、後期型とて生産余力分のみ受注を受け付けることから、かなり競合が激しい(抽選漏れ懸念が少なくない)と考えられます。

なおこの生産余力というのは騒音規制の新ルール適応が絡んでいて、FL5/Type Rはこの新ルールに適合できないため2026年7月までしか販売できないんですね(RSは対応可能らしいです)。ワンチャンこの規制そのものが先送りになる可能性もなくはないと思いますが、国際的な取り組みとして決定されたルールであり、実施猶予期間にすでに入っているはずなので、感情的なType R存続願望なのでは理由としては弱すぎて、先送りは可能性として低いと思います。

これらの情報を総合的に考え、自分がプレミア価格で前期型を購入したのは結果として良かった、と判断できました。理由は以下になります。

・もし後期型を購入した場合、総コストは660万円(純正マット付き)ほどで、自分の購入価格よりかなり高い
・後期型の黒内装は自分は好きではなく赤内装の方が好み。また電源仕様変更、ナビ変更は自分には魅力なし。ダッシュボード仕上げ変更は惹かれるが前述価格差には見合わない
・後期型購入なら納車は2026年春頃になり、1年半ほども先送りになる

まだ不確定要素(後出しびっくり情報)がないとは言えません。
実はいまだに何らかのパフォーマンスアップの仕様変更が秘匿されているじゃ?と思わなくもないです。
ですがすでにFL5を入手し、楽しめているこの時間はすでに至福なわけですし、性格的に動かずに後で後悔するより、動いて後で後悔する方が好ましい、と考えますので今回の自分の判断をよしとしております・・・









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Posted at 2024/12/17 10:42:47

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この記事へのコメント

2024年12月17日 12:35
プレミアム、、、
90万アップだったのですね(^_^;)ソレダクデモスゴイ

RACING BLACK Packageが現行タイプRから100万アップ。
中々に悩ましいものの〜そもそもRACING BLACK Packageは今予約中(納車待ち)の人しか発注(予約交換)出来ない筈だったので〜逆にどんなに欲しくても入手するにはまた新古車(or中古車)探す事となり〜きっとそこにもプレミアム価格が転嫁される事を考えたら〜とんでもない価格に?((+_+))
と言うかそもそも納車時期も不明な訳でw
販売方法含め中々ややこしい時代になったものですね〜(TдT)

チョッと気になったのがRACING BLACK Packageの生産量?
現在納車待ちの人が一切変更しなかったなんてことは無いにしても〜生産台数はどんなもんなんでしょうね?
赤い生地がなくなったから黒に替えた訳でもないでしょうし〜交換対応で生産量に満たなかった場合に一般販売になるのか?とかチョッピリ気になりました♪
同じラインで同時進行さるのでしょうか??
と言うか、元々予約していたタイプR?
生産予定解除で作らないのか?作って他の人に割り当てるのかすら分からず疑問は膨らむばかりです(´ε` )
個人的には赤内装より黒内装が好きなんで〜価格が一緒なら選択は黒一択ですが〜正直言えば〜シートもカバーなだけなんで〜Optionでカラーを選択出来るようにして貰いたいとか思っちゃいますw(あとシートは前後のカラーとファブリックを統一して欲しいの♪)
あ、購入希望ではありませんのでDラーに話しを聞きに行ったり要望と言う我儘を陳情することはございません(*´艸`*)フフフ
コメントへの返答
2024年12月17日 15:50
自分はそこまで高くはなかった、ってのがわずかな救いですが、実際には購入時競合がLBXモリゾーとかMEGANE RSウルティムとか700万超えの連中でしたので、これでもお買い得と思っちゃっていますよ・・・・
RBPは聞いている範囲では完全置き換え型の新機種で、これの登場とともに前期型は廃盤ですので、完全に置き換えになります。なので仕様バリエーションはなく、モノグレードですね(もっともType RだってFL CIVICのイチグレードですし)。
ですので外装色はこれまで通りに選べますが、内装は選択肢がないわけです(外装色は変更なしと聞きますが、あるいは隠しダマもあり得るかもですね)。
このFL5の販売/購入はそれこそ色々な情報が入り混じり、またプレ値が発生する要因もたくさんあるんです。基本的には欲しい人が居て、でも自由に入手できない、という状況が作り出す異常な市場構造ってだけなのですが、FL5に関しては国内だけでなく、アジア地域への横流し販売経路があり、余計にややこしくなっています。これを称してマレーシア相場というのですが、これは新車登録後1年経つと中古車?扱いか何かでマレーシアに輸出できるそうで、不思議なことにFL5は新車登録1年後に一旦買取価格が上昇するんです。
RBPは普通に考えれば前期型よりは生産数が少ないので、レア度で行けばより高いと思います。また聞いている範囲では現段階での納車待ち解消には2026年3月生産までかかるとのことで、そこから騒音規制施行による販売中止の7月までほんの3ヶ月しか生産できないことから、生産数はおそらく2000台もいかないんじゃないでしょうかね。ただし納車待ちの方がこぞって後期型に変更を希望したら納車待ち前期型の数が減るのでより早期に前期型必要数生産が完了するので、そのぶん後期型をたくさん作れるでしょうね。
また後期型は違いが内装色と電源やナビの仕様変更だけならそれほど付加価値は高くなく、単なる末期イヤーモデル色違い仕様として将来は少しの上乗せ価格で中古市場が形成されそうですが、元値が高いですからね、そこってどうなんでしょう・・・
今納車待ちの方には前期型も後期型もどちらも選べる、という特権が与えられていますが、回答期限はもうすぐそこに迫っているはずです。納車待ちの方々はどっちにしようかと色々なところで意見交換しており、自分が見ている範囲では元のまま(前期型)での納車を選択する方の方が多い印象です。これは変更箇所が僅少なのに価格が爆上がり(かつ納車が先延ばし)を考えると割に合わない、っていう印象なんでしょう。また自分のように赤内装がイイ!って人も結構多い感じです。
来年のオートサロンでは実写展示の予定だそうなので、久しぶりにオートサロン行ってみようかな〜と思っています・・・
2024年12月17日 13:21
こんにちは、小変更のマイナーチェンジですね。
GR86のように前期後期でまるっきり違う足周りや、エキゾーストの取り回しになったり、レクサスISのように、屋根以外新規設計になったりしてなきゃ、気にするほどの変化ではないですね。
いくらでも、後期仕様が、作れますよ。
コメントへの返答
2024年12月17日 15:52
おっしゃる通り、まさに上っ面な変更に見えますねぇ。RX-8でもありましたが、前期型の後期型変更♪みたいな取り組みも随分楽そうに見えます。この程度の差で将来的な中古車市場での評価が雲泥の差になるとは考えにくいんですが、一方で隠し球も出てくるんじゃ?と思わなくもないです・・・汗
2024年12月17日 22:26
こんばんは。
FL5当時から安すぎましたよね。
試乗してナニコレお値打ちMAXどうしたの状態。
とりあえず買いますって衝動買い注文する人いっぱいいました。
私の周りの時計好きグループ10人のうち、8人がランクルとtypeRとジムニーの3台はもれなく注文してました(笑)
コメントへの返答
2024年12月18日 11:44
コメントありがとうございます♪
実はFL5登場当時は全く購入する意識がなかったものですから、最初期の流れは不明なのですが、購入を検討している過程で今の車の値上がりぶりとハイパフォーマンスカー市場の急速な高価格化を目の当たりにし、FL5の価格が異常(安いって意味で)あることを理解しました・・・
しかし・・・
ご友人らのトリプルオーダーの組み合わせが使い分けの極意に見えます(😃)

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「@うめポン 今帰り着きました。お疲れ様でした♪」
何シテル?   04/20 17:04
静岡県某所でカプチ&RX-8改めCIVIC Type R(FL5)を所有しとります♪ カプチは購入後青空駐車→フルボディカバー→簡易ガレージ→自作木製ガレー...
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