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green_openmindのブログ一覧

2019年09月22日 イイね!

SIMON & GARFUNKEL, THE CONCERT IN CENTRAL PARK

SIMON & GARFUNKEL, THE CONCERT IN CENTRAL PARKデジタル音源に手持ちCDをどんどんインストールして、ようやく136枚分。。。

そんな中でもこのサイモン&ガーファンクルの伝説の名盤、セントラルパークコンサートは私にとって最も好きなアルバムの一つです。

このコンサートはちょうど38年前に50万人を集めて行なわれたチャリティコンサートで、その後ワールドツアーで日本でも公演が行われました(当時高校生だった私は残念ながら行けませんでした)

元々はレコードで発売されたこのアルバムはその後CDにもなり、当然ながら私も持っています。ちなみにこのアルバムは2バージョン存在し、この日本盤とアメリカ盤では収納曲は同じながらカットが微妙に違います(アメリカ盤ももちろん持っています)。何故かアメリカ盤は収録時間がCDの規格を超える時間となっており、プレイヤーを選ぶ誠に変なCDでして、今は故障中の我が家のプレイヤーでは昔聴くことができました。ですが今回デジタル音源に取り込もうとしましたが、ディスクドライブがしょぼいせいか、残念ながら読み取り不可能で、取り込めていません・・・

世界の音楽ファンは伝説の名盤である明日にかける橋(1970年発表)以降活動を休止していたS&Gの活動再開を喝采を持って受け入れ、世界ツアーは大入りだったと言います。元々は大変仲の良い友人だったからこそ長く音楽活動を共に歩んでいた二人でしたが、実際には明日にかける橋収録時にすでに修復不可能なほど亀裂を生じており、その後これだけの時間がかからないと修復できなかったとも言われています。その亀裂の片鱗は明日にかける橋の収録曲であるニューヨークの少年やフランクロイドライトに捧げる歌などに歌いこまれた歌詞やコーラス部分に見出せます。

そんなこんなで再結成してセントラルパークで一大コンサートを催した二人でしたが、友情は元どおり、とは残念ながらなっておらず、その後のワールドツアー中も和解は出来なかったようで、ツアー終了後また長い休止期間を迎えます。コンサートツアー中も再三ポールサイモンが注意したにも関わらずタバコばっかり吸って発声練習をしないアートガーファンクルに心底失望したとその後のインタビューで吐露していました。ただ自分としてはちょっとアートガーファンクルもかわいそうだな、と思わなくないのです。

と言うのも、コンサートでの演奏曲はS&Gとしてのナンバー以外はほぼ全てがポールサイモンのソロアルバムからのナンバーで、アートガーファンクルのソロアルバムからの曲はたったの1曲でした。しかも歌い始める前にアートは、ここはポールサイモンの曲じゃないからね、なんて云いながら歌うのです。

S&Gの曲って他人のカバーを除けばほぼ全てがポールのオリジナルですから、S&Gとしての演奏でもポールの曲が中心になるのは無理もないのですが、なんとも悲しげな流れでした(観客はきっと分からずに盛り上がっている)。

その後ポールサイモンは再びソロとして活動を開始しますが、次作のハーツアンドボーンズが信じられないくらいの商業的な失敗をしでかし、ポールはもはや終わりだ、とされた時期もありましたが、その後グレイスランドで再ブレークを果たし、その後ソロでセントラルパークで75万人を超えるコンサートを成功させます。これを機にワールドソロツアーも行い、日本にも来てくれました(このときは私も行きました。ちなみにポールは阪神ファンなんですよ)。

と、歴史がつながる名盤中の名盤なのがこのアルバムで、色々な思い出を添えつつ今も良く聞いています。



Posted at 2019/09/22 19:18:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽 | 日記
2011年12月14日 イイね!

音楽関係出版の老舗、労使問題で裁判沙汰

なんかとんでもない事態に・・・・・

音楽之友社と言えば音楽専門誌や楽譜関係などで常にミュージックシーンを裏で支えてきた老舗出版社ですが、従業員組合と泥沼の訴訟合戦に発展しつつあります・・・

この会社、あっし的には非常に思い出深い会社であり、クルマや腕時計に捕まる前に熱心に取り組んでいたオーディオ関連でもリードする立場にある雑誌だった“STEREO”という雑誌を発刊してきた会社です。あっしはこの雑誌を15年ほど定期購読していました(もう止めちゃった)。

しかしご存じの通りオーディオ業界は携帯オーディオの普及とともに徐々に廃れていき、国内でも有力メーカーの撤退や廃業などが相次ぎ、名門と言われていたラックス社も韓国系企業に買収されたり、アンプメーカーの名門でかつては世界的に高名な米国スピーカーメーカーであるJBL社の日本代理店までやっていた山水電気に至っては今じゃ奇跡の一部上場会社(良くない意味で)と呼ばれる惨状で、オーディオという趣味はもはや部屋の中には存在しない(ポケットとクルマにしかない?)とまで言われそうな状態です。

そんな業界状況ですので出版側も当然ながら逆風もいいところで、音楽之友社も何年か前にすったもんだの揚句YAMAHAの傘下に入ったと記憶しています。

そこからさらに症状は進んでこのありさま?と思うとなんか心境は複雑です。

しかし・・・

いくら情勢が厳しくとも社員をないがしろにする経営者は申し訳ないけど経営者失格ですよ・・・

あぁ、きっと神楽坂のあの音楽ホールには従業員の嘆き声が響いているんだろうな~


以下転記:

<音楽之友社>退職金廃止で労基署勧告従わず労組と法廷闘争
毎日新聞 12月13日(火)15時0分配信
 月刊誌「レコード芸術」などで知られる老舗の音楽総合出版社「音楽之友社」(東京都新宿区)が退職金制度を廃止するなど、就業規則を労働組合との労働協約に反する内容に改定したとして、新宿労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが分かった。同社は勧告に従わずに改定した就業規則を施行し、労組側が改定規則の無効確認訴訟を提起する事態になっている。

 日本労働弁護団によると、労働基準監督署の是正勧告後も問題が解決せず、法廷闘争に発展するのは異例。労基法は、就業規則が労働協約に反してはならないと明記しており、同弁護団の嶋崎量(ちから)弁護士(横浜弁護士会)は「確信犯的に協約を無視し、労組の存在を正面から否定する悪質なケースだ」と指摘する。

 東京地裁に提訴したのは同社労組と社員8人。訴状や関係者によると、会社側は07年9月から、退職金制度廃止などの代わりに、年度ごとに常勤手当を前払いで支給することなどを盛り込んだ就業規則案を提案。労組は拒否し、新宿労基署も今年3月に是正を勧告したが、会社は「音楽業界を取り巻く状況は厳しく、現行の退職金制度を維持することはできない」などとして今年4月から改定就業規則を実施したという。

 先月17日にあった第1回口頭弁論でも会社側は労組側の訴えの却下を主張した。労組執行委員長の田中基裕さん(47)は「新たな就業規則の下では良い編集者が育たない」と危惧する。

 同社は1941年創立で、今年10月時点の社員は36人。楽譜や書籍のほか、「音楽の友」や「レコード芸術」などの月刊誌を出版している。取材に対し、「主張は法廷で明らかにしていきたい」と述べるにとどまった。【野口由紀】
Posted at 2011/12/14 09:44:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽 | 日記
2010年05月18日 イイね!

書籍不況!名門雑誌休刊!~スイングジャーナル

書籍が売れない、って話はもうずいぶん前から話題になっていますが、当然ながら雑誌の売り上げも芳しくなく、多くの銘雑誌が消えてきています・・・

そんな中、音楽系の雑誌ではトップクラスに存在感のあった日本ジャズ会のけん引役とも言えるスイングジャーナルまでも消えちゃうとは・・・・

音楽系雑誌は本業と言えるCD自体も昨今のダウンロードソースの勃興のおかげでずっと売り上げが落ちてきており、それに伴い関連広告の低迷も避けようのない状況かと・・・・

クルマ系雑誌もごたぶんに漏れずJ'S Tipoなども消えてしまいましたが、またあんまりジャズは聴かない身ではありますが、なんとも残念な話です・・・

以下転記:

ジャズ専門誌「スイングジャーナル」休刊へ
5月17日19時15分配信 産経新聞

 老舗ジャズ専門誌「スイングジャーナル」(スイングジャーナル社)が6月19日発売の7月号で休刊し、約63年の歴史に幕を下ろすことが17日、分かった。編集部によると、広告収入の落ち込みが主な原因という。5月20日発売の6月号で発表する。

 同誌は昭和22年に創刊、戦後日本のジャズ文化を牽引(けんいん)してきた。同社は毎年、優れたジャズ作品に与えられる「ジャズ・ディスク大賞」とジャズ界の発展に貢献した人物に贈られる「南里文雄賞」を主催しているが、今年の開催については「未定」としている。同社発行の音楽誌「アドリブ」も5月号で休刊していた。

 スイングジャーナルの三森隆文編集長は「ジャズ誌としての歴史とブランドがあり、誠に残念。ファンとともに復刊の可能性を探っていきたい」と話している。
Posted at 2010/05/18 05:02:24 | コメント(2) | トラックバック(0) | 音楽 | 日記
2010年04月17日 イイね!

武道館の夜

武道館の夜夕べは・・・・

武道館でコンサートでした。

キャロルキングとジェイムステイラーのツアーです。

ワタシはジェイムステイラーの大ファンなワケですが、キャロルキングは長く彼と音楽活動を共にしてきた親友と言える間柄であり、楽曲のやり取りもあることからごく自然に楽しめました。

まぁ、どちらも60過ぎのアーティストですから会場の雰囲気もごく落ち着いており、皆が聞き入るタイプのしっとりライブでした。

でも凄いのはキャロルキングの歌のうまさで、国内の若手女性アーティストでもあそこまで声は出ないだろうな・・・・

もちろんジェイムステイラーも相変わらずの通る声で、コンサートの中で友達との曲だ、といって歌った曲のオリジナルでの相手であるアートガーファンクル(サイモン&ガーファンクルの片割れ)がドラッグと喫煙で宝石と呼ばれた声をスッカリダメにしてしまったのとは大違いです。

1.5万円とちょっと高かったけど日頃の毒をスッカリ洗い落とせた素晴らしいライブでした。

しかし・・・

失礼ながらこの組み合わせで武道館が満員になるとは思わなかった・・・・
Posted at 2010/04/17 08:36:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽 | 日記
2009年10月16日 イイね!

生涯最も多く聞いている曲は何ですか?

突然ですが・・・・

今ハマっている曲は何ですか?それはどのくらい聞き込んでいますか?

私が音楽を聞くようになってもう四半世紀(・・・)になりますが、この期間を通じてずっと傍らにある曲があります。

それは、

ジェームステイラーとJ D サウザーによるデュエット曲、Her Town Too(邦題は想い出の町)です。

途中、CD化がされていない時期などは空白がありましたが、とにかくいつも聞いています(今朝も三度聞いた)

この曲は、かなり行間を読まないと意味不明な歌詞でありますが、基本的には故郷を思う内容です。

私は生まれてから引越しが多かったせいでいわゆる故郷がありません。よって故郷を持っていることには言い知れない憧れがありますし、そう言う場所を持つ人がうらやましくもあります。

この曲はそんな私の根無し草状態をなんとなく埋めてくれるような曲です。しかも絶妙なボーカル、バックの演奏など、文句は一切ありません。

こんな根無し草状態の私が故郷と思っているのは長く生活をした土地であり、また素晴らしい思い出を持つ場所であります。

そういう意味では大学時代(トータル9年も!)を過ごした北陸の小京都金沢や、住んだ時間はほとんどありませんが人生の師を得た仙台などは行くだけで幸せになれる土地です・・・
Posted at 2009/10/16 08:13:17 | コメント(5) | トラックバック(0) | 音楽 | 日記

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「@heads555 懐かしい、4311…
この時代のJBLってほんと憧れました。小さめの箱に重めのコーン紙を強力な磁気回路でパワフルに駆動するウーハーをマウントし、絶妙な設計の共鳴周波数のバスレフ箱に仕立てて…。実はミッドレンジがまた銘品なんですよね←女性ボーカルが艶やか」
何シテル?   05/30 07:24
静岡県某所でカプチ&RX-8改めCIVIC Type R(FL5)を所有しとります♪ カプチは購入後青空駐車→フルボディカバー→簡易ガレージ→自作木製ガレー...
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