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green_openmindのブログ一覧

2009年10月26日 イイね!

最近最も聞いているアルバムはなんですか?

最近最も聞いているアルバムはなんですか?先日某オークションで落札し、今毎日聞いているのがフィルコリンズのノージャケットリクワイアドです。
このアルバムはおそらく彼の最盛期のアルバムで、出てからもう四半世紀経ちますかね…

このアルバムは実は同じのを二枚持っていたのですが、なぜか二枚とも中身がなくなっており、聴きたくても聞けない!!と生殺し状態がもう五年以上続いていて、某オークションを徘徊中発見即座に落札しました。

このアルバムは実はワタシにとっては人生の転機に決定的な影響を与えた、非常に特別なアルバムです(大げさ、に見えるでしょうが自分的にはまさに実感なんです)。

今から思えば、抜群に歌詞が素晴らしい訳でもなく(まあ、ありきたりな内容かな)、またオーディオマニア的な視点では音質もどう控え目に見ても(聴いても)せいぜい水準レベルです。

しかし…

当時ワタシは高校生のガキで(う、トシがバレますわな)、オーディオに狂っていました。あの頃のオーディオ業界は今とは比較にならないくらい盛況で、FM局やその情報誌を中心に情報発信がなされ、それに呼応するかのように多数のメーカーが各種オーディオ機器を展開し、高校生でも少しでも高評価のオーディオ機器を手に入れたいからといろいろ情報を漁り、また高級機器を手にできるオトナ達が単純に羨ましい、というマインドでした。

この頃のワタシは同級生の中でもオーディオ通として認識され、当時勃興期だったレンタルレコード(当時はまだCDはまだまだ高値の華)の普及とウォークマンの普及立ち上がり時期だったこともあり、レンタルレコードをテープにダビングするバイトなんてやってました(依頼主は友人ら)。きっと若い人にはわからないでしょうが、当時のレコード再生はスクラッチノイズやハウリングとの戦いで、その録音にはちょっとしたノウハウがあり、ワタシはレコード録音が上手いと言われていました。また非常に大変な思いをしつつもクラスでは初めてCDプレーヤーを購入したのもかなり凄かったかも・・・。CDの登場は社会でも非常な話題だったのもあり、どこから借りて来たのか知らないですが、CDのダビングも依頼が多かったですね・・・

そんなワタシは当然のようにオーディオメーカーに入り、エンジニアになりたいと真剣に考えていました。しかし思いとは裏腹に当然入試に必須である物理や数学の成績は全くダメで、なぜか化学だけは学校のレベルを遥かに上回る、とちぐはぐな状態で、進路にとても悩んでいました。

また、この頃はとあるオーディオマニアの集まりにも所属していて、送られてくる会誌の中でのスゴい連中の活動に憧れ、でもその域に達し得ない自分にヤキモキしていました。

そんなある日、いつものように友人からの依頼でこのアルバム(CDでしたね~)をダビングしましたが、妙にハマったワタシはついでに自分の分もダビングしました(当時随分奮発してメタルテープなんか使っちゃいました)

私の所属グループは高音質追及最先鋒(を自負する)あつまりで、オーディオマニアたるものは高音質追求が唯一無二の目的であり、音楽を楽しむのなら高音質の音源に限る!と言うのがほぼ共有していた流れでした。本来オーディオ機器と言うのは音楽を楽しむための道具であり、手段に過ぎないわけですが、この手段を究極に追求することがまさに趣味の世界であり、今から思えばややいびつな世界ですね・・・(でも当時はその潔さがちょっと心地良かったりして)。

しかし・・・

元々洋曲好きが高じてオーディオの世界に入り込んだワタシはどちらかと言うと音楽を楽しむのを良しとする考えがあり、しかもこのアルバムが妙にハマってしまったワタシは、仲の良かった友人に言われたものです、そんな音の悪いCDを聞くことは邪道だと・・・・(しかもワタシはダビングしたテープだったし)。

この一件で音楽を楽しむことの一体どこが悪いんだろう、それにオーディオの究極の目的ってなんだろう、さらにこのままエンジニアになるのはどうなんだろう(っていうか、成績的にほぼ絶望視)・・・と思い悩みました。

それで結局いろいろ言われた私は徐々にこのオーディオ愛好会から距離を置き始め、大学入試時にはほぼ完全に決別していました。それで結局ワタシは大学入試でもオーディオ機器のエンジニアへの道(工学部の電気電子系)には進まず、生物系の道を選び、結果的にはエンジニアではなく自然科学分野の学者となりました。当時ノージャケットリクワイアドを聴いていたワタシを非難した元友人は関西の某私大の電気系のコースに進んだようですが、その後は知りません。

今から思えば・・・・

あのままエンジニアを目指したら良かったかどうかははっきり言って判りません。ただ、あの頃から徐々にオーディオ業界は衰退し、今では見る影もない状態であり、当時自分が夢見た世界はほぼ残っていない状態です。やはり趣味は趣味であり、それを職業にするのは本当に大変なことなんだ、と今では思っています。

とか言いながら、その後はクルマ好きに方針を転換していますが、職業ではなく、あくまで趣味として楽しむ範囲です。まぁ、やっぱりこれが一番なんでしょうね、ワタシには・・・・
Posted at 2009/10/26 06:55:28 | コメント(7) | トラックバック(0) | オーディオ | モブログ
2009年03月23日 イイね!

【0237】リビングオーディオ機器にちょっとばかりの・・・

【0237】リビングオーディオ機器にちょっとばかりの・・・薄型テレビを買ってリビングのオーディオ環境はかなり変わりました・・・・

しかし何かと埃の立つ場所なので普段ほとんど使わないオーディオ機器が誇りまみれになるのはかわいそう・・・・

と言うことでカバーを敷きました。

しかも高級素材、本革、厚手のバックスキンをカットして敷きました。

色合いもなんか高級感のあるワインレッドで、革の質感もなかなかいい感じ・・・

でもこの革、大きなはぎれを特価で買ったんで、使ったのはホンの一部なんですが、1000円そこそこでしたよ~
Posted at 2009/03/23 22:55:17 | コメント(1) | トラックバック(0) | オーディオ | 日記
2009年03月13日 イイね!

【0211】iPodおかしい

【0211】iPodおかしい毎日の痛勤を快適にしてくれる魔法のアイテム、わが重要なビジネスツールであるiPodがちょっと変ですだ…

なんかディスプレイにヘンな線がでてます(涙)

幸い充電後電池寿命や再生面では特に問題ないし、動画は一切見ないので実害ないですが、何かうっとうしい不具合だなと。
Posted at 2009/03/13 06:30:25 | コメント(4) | トラックバック(0) | オーディオ | モブログ
2009年03月09日 イイね!

【0203】DAT完全撤退へ

長く灯を入れなかったのが災いしたのか、自宅のDAT関連機器が軒並みダメになり、仕方ないのでデッキ二台、ポータブルプレーヤー二台と生テープを全て放出することにしました。いよいよ音質的には最高とされるメディアを切り離さざるを得なくなったわけで、カセットを完全に手放した時に似た物悲しさがあります。

まあ、少しでも高く売れるよう願ってます…

ってきっとお代は飲み代になっちゃうんですがね…
Posted at 2009/03/09 06:47:52 | コメント(3) | トラックバック(0) | オーディオ | モブログ
2009年02月17日 イイね!

【0147】宴の終焉~日本オーディオ業界崩壊の遺跡?

【0147】宴の終焉~日本オーディオ業界崩壊の遺跡?我が家のメインスピーカーはコレ、ヤマハ製のNS-1000Xです。

オーディオ愛好家には特に有名な名機中の名機であるNS-1000Mの機能強化版と位置づけられて、1984年ごろに発売されたスピーカーで、当時価格は158000円/本とかなりの高級機でした・・・

このスピーカーは、NS-1000Mと同じようなユニット構成ですが、目立つのはなんと言っても当時は恐らくとんでもなく高価であったろう、カーボン繊維で作ったウーハーのコーンで、カーボンマニアをうっとりさせます(笑)

また、ミッドレンジ、ツイーターを含め全てのユニットのフレームが光沢のある仕上げになっている点も違いといえば違い・・・。って実はミッドレンジとツイーターもオリジナルのNS-1000Mとは振動板の処理などが違っていて、既にメーカーでも補修部品欠品のため壊したら終了と言う危うい代物・・・・

またオリジナルの1000Mが31kg/本だったのに比べ、1000Xはなんと42kgもあり、これが世の多くのオーディオマニアの腰に悪影響を及ぼしたとか・・・・(苦笑)

この重量差は至極単純で、側板を2枚重ねの42mmとしたためです。更に太いコードが接続しにくいと評判の悪かったターミナルも改善されいます。
このため1000Xはより高剛性で、かつ振動板強化による音離れの良い、より現代的な音調を狙った当時のヤマハの野心作だったと思われます。当時はCD発売直後であり、オーディオ業界がデジタル対応でてんやわんやの状態で、これら機能強化もその一環といえましょう。

しかし・・・

この1000Xはそれほどたくさんは売れませんでしたね・・・・
やはり既に名機として名高かった1000Mのブランドイメージは圧倒的であり、しかも片方当たりプラス5万と言うのは相当の割高感があり、しかもカーボン繊維を使った高剛性のウーハーを強力なマグネットで駆動するよりも、軽量の紙コーンをちょっと弱めのマグネットで駆動する軽快感が当時はウケが良かったのかもしれません・・・

しかしこの1000Xも兄弟が有名なおかげで一定以上の評価を持っており、両者とも製造が終ってしまって、しかもそれ以降こういった本格的な大型国産スピーカーが皆無となった今となってはいずれもが華やかなりし頃の名品としてヤフオクなどを賑わわせているわけです。

当時はとても手が出せなかったこういった高級機種を偶然とは言え最高ランクの状態で入手できたのはほんとにラッキーでした。

また、もう二度とこないであろう、オーディオ全盛期を語る生き証人として大事に使っていきたいですね・・・

Posted at 2009/02/17 08:32:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | オーディオ | 日記

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