リアトランクウッドキャリア大改装
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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自分のカプチの特徴的な装備品の一つ、リアキャリアの大改装〜実質的にほぼ作り直し、を実施しました。普通の週末では終わらないと見越していたので、4日を強制年休で埋めて4連休としたこのタイミングで実施しました。
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そもそものきっかけはコレ・・・・
これまで使ってきた革トランク(画像手前側)と同じメーカーで一回り大きいやつを入手できたので、作業の必要性が出てきました。
この革トランクですが、実際に活用している範囲でややサイズ不足であり、少し大きめのやつが欲しかったので入手できて良かった・・・
でも幅と奥行きが大きくなったぶん、キャリアからはみ出ると考えたため、再設計しました。
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これは改装前の旧バージョンですが、幅が短く、これはこれでコンパクトで良い面はあるのですが、自分的にはもっと幅が欲しかった、というのが正直な感想でした。その観点からもずっと作り直ししたかった、ってのもあります。
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場面いきなり製作に入りますが・・・・
材料はちょうどホムセで扱っていたタモ材(偶然ですが旧作と同じ材料)を旧作比+16センチ幅でカットし、今回は最初からステイン系の塗料、ワトコオイルを塗り込みました。旧バージョンはキャリアのフット部分にほぼ揃った幅でしたが、新作はかなりはみ出る感じにしました。旧作は控えめでしたが、新作はかなり自己主張激しそうです(笑)
また、材の幅も旧バージョンは45mm幅でしたが、新作では中2本は50mm、前側は70mm、後側は60mm、とかなり拡げました。これは新しいトランクが大きくなった分への対応のためです。
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固定用のストラップも作り直す必要があるので、最初市販品を探しましたが、そんな都合のいいものはないので仕方なく新規製作しました。旧バージョンも部品買い集めて作ったセミ自作でしたが、今回は革細工屋の店主に指導を受け、切り落としの革ベルトからポンチ打ちしてカシメ金具でDリングをつけ、また縁もコバ処理というものを店主に習い、それで仕上げました。
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仕上げにこだわる余り、今回もワッシャー磨きしました(アホ丸出し)
ただ今回のワッシャーは昔入手したのに比べプレス製作過程の影響が大きくて結構波打っており、2時間ほどかけてはみたものの、輝き度合いがやや不満です。
なおこの加工は耐水ペーパーでの研磨作業を順に400、600、800、1000、1500、2000番で研磨し、最後にホワイトダイヤモンド仕上げしました。
ちなみに台座は昔友人にいただいた新幹線用レールの切れ端で、我が家ではもっぱら金床に使っています。聞いた話では新幹線用のレールは在来線用レールとは材料のグレードが段違いらしいです。
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天然木ですから使っているうちに歪みなどが出ますので、あらかじめアルミのフラットバーをサイドに打ち込んで歪み防止としています。
今回は雰囲気に合わせアルミ地金色ではなくブラウンをチョイスしています。もちろん材に合わせて切り出していますので、末端部分はアルミ地金の銀色になりますので、ここもしっかり塗っておきます(なんと丁寧にマスキングして筆塗り♪)なお色はR32GTR純正色のグレーです(タッチペン持ってた)。
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ということで完成です。
早速革トランク装着してみました♪
ゆっくりじっくり製作を進めたので時間がかかりましたが、仕上がりはこだわったぶん、満足の行くものとなりました。
幅方向はやややりすぎたかな?と思っていましたが、自分的にはほぼ狙い通りだったのでこれで満足ですね。
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ちなみにストラップを引っ掛けるフックは本作ではキャリアの裏側に設置しました。これにより結構スッリリしました。
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